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空気であり水である大切な音楽たちに触発され、物書きリハビリ中
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恒例sacraライブレポ(笑)
相も変わらず完全ネタバレの上長いので、
嫌な方は回れ右でお願いします。


3時半くらいからみきこ。さんに逢って。
会場の場所確認して、スタバでお茶。
みきこ。さんといるととても和むのー。
一緒にいてくれてありがとうございます。

会場で、一番逢いたくない人に逢った。例の。
関係ないって思っても、だめで、
涙が溢れてきてしまって、
みきこ。さんにぎゅーってしてもらって、
気持ち落ち着けようとしてるとこに、
ハートランドのTVからディアラビの音が聴こえて、
それでものすっごい救われた。

開場15分前になってようやく物販開始。
パンフとストラップを一種類ずつ(笑)
パンフはたとえ写真だけだとしても泣く自信があるので、
ライブ後に見ようと鞄の中へ。


僕の整番は18
中へ入ったらたまたま木谷さんとあっちの間が二人分くらい空いてて。
そこに収まる。何故か僕の隣は埋まらない。
微妙な空き具合だから?
入れるよ、一人。

みきこ。さんとは中で別れてしまって、
開演するまでの一時間弱、
ほんとにしどくて泣きそうだった。
いろんな感情がぐるぐるしてて、
ずっと祈るように両手を組んで俯いてた。
物凄く、震えてて莫迦みたいだった。


若干押し気味に、開演。

フロアの照明が落ちて、
ステージが明るくなって、
3人の姿が見えて、
それだけでもうだめだ。
泣きそうで口許を押さえた。


最初はInterval
僕が励まされ続けてる曲。
どんな時もこの曲を聴くと、
僕はがんばれるんだ。

 死にたいとさえ吐いちまうやつも 救えるような歌

涙が出る。
僕は、救われた。
sacraに救われた。
感謝の気持ちでいっぱいになって、

 『死にたいとさえ吐いちまうやつも 共に歌えばいい』

ねぇ、涙が止まらなくなりそうで、
上げた拳が力なく震えて、
口許を押さえた。

木谷さんはギターも持たずに、
ただ僕らに一緒に歌おうぜと叫んで、
手を伸ばしたら触れそうで、
なんかもう一曲目で感極まるとかどういうこと自分。
おちつけ。

sacraがそこにいる。
sacraが唄ってくれる。
それだけで涙が出るだ。


「こんばんはsacraです!
 S・A・C・R・Aでさくらです!」
って笑顔で挨拶してくれて、思わず叫びだしそう。

楽しんでいこう!ってlonely vacation
こんな最初って珍しくない!?
あっちのはもりが耳に飛び込んで、
背筋からぞくりと震えた。

あっちの声ほんと大好き。
思わず何度も振り返る。
眼が合って、笑ってくれる。
拓ちゃんも、ものすっごく楽しそう。

跳ねろ!って煽られて一曲目で出た涙を引きずりながら跳ねる(ぇ)
やー、止まんなかったんだもん、どうしようもない。


「既に酸素が薄い」
って木谷さんがうれしそうに笑う。

後ろも見えてるか?って気にしてくれて、
もっと前詰めようぜって笑って、それから気遣う。
「具合悪くなった人がいたら、すぐに手を上げて。
 周りの人たち手を差し伸べてあげて」
って、そういう優しさが、僕は大好きだ。

「今日は唄える曲があったらどんどんみんな唄っていって」
って木谷さんは言って、ギターを持った。

重い音がして解放宣言。
この曲にも、いっぱい助けてもらった。

 僕は一体全体何者なんだ
 限界を超えていけるのはいつの日も
 自分自身だろ

涙が出る。
ぼろぼろあふれ出る。
だから、こういう曲弱いんだってば!
励まし系は、泣いちゃうんだってば!
うれしくって、
何度も何度もがんばるって誓う。


次の曲、イントロで泣き出しそうになる。
サクラドライブ以降、僕の涙腺を刺激して止まない曲。
今回も泣きながら一緒に歌わせていただきました。

「聴こえねぇぞ!」ってあっちが煽って、
みんなの声が重なって大きくなって、
そしたら3人とも物凄くうれしそうな顔をして、
それ見てるだけで幸せな気持ちになった。


途端に音の色調が落ちて、
拓ちゃんが拾ってく音がとても愛しくて、
vain rainbowに涙。
この曲はこの半年で不意に僕の心に入り込んだ曲で、
なんかもうこの選曲は僕を泣かせるためですか?


「雨が上がったので、この曲」
って、はい、それは僕のここ最近の号泣ソングですが何か?
莫迦じゃないのか、もう。
どうしてこう明るい曲ばっかで僕は泣くの!

 『捉え方で素敵な人生 息を大きく吸って吐いて』
 『弱いならば弱いままで 生きていけるさ wow…
  負け惜しみは言いたくないから せめて僕らしく笑っていたい』


「次の曲はsacraのインディーズで初めて出した曲で、
 ハートランドで初めてやらせてもらったのも、この曲でした」

ああ、聴きたかった曲だ、と。
うれしくて涙腺が緩んだとかもうだめすぎる。
この曲は大学時代に僕を支えてくれたんだ。
そして今、足踏みをしてる僕を支えてくれてる。

いつかちゃんと飛べるんだと。
僕の羽はもがれてしまったわけでも最初からないわけでもなくて、
休んだらちゃんと僕だって飛べるんだと、
それがどうしようもなくうれしい言葉だったんだ。


重っくるしい音がして、
紡がれたフレーズにびっくりして、
それは僕が大好きな曲で。

唄う木谷さんの眼が、
怒りとか哀しみとか決意とか憂いとか、
いろんな感情を含んでいて、
この声の届く範囲の人々に、
それぞれ何かしら感じて欲しいって、
そう訴えかけているようで眼が潤んだ。

最後のところ、
一緒に歌おうって言われて歌って、
ひとりひとりを見つめながら、
指揮者みたいに手を振って煽って、
みんなに問題提起するみたいに、
ここから波紋になって広がっていけばいいと、
その声と瞳と音が孕む感情に僕の心は触発される。


続いた親父。
一番はベースレス。
あっちくんはこの間微動だにしない。
拓ちゃんの指先が小さく音を奏でる。

祖父のことを思い出す。
凄い勢いで涙が溢れ出す。
大好きな笑顔とか声とか掌の温かさとか頑固なとことか、
いろんなことを思い出して涙が出てしまって。
そういう曲では全然ないのに(苦笑)


ドラムが激しく鳴って、次の曲。
何の曲か分からなくて一瞬焦るものの、
聴きなれたフレーズに安心する。
と同時に涙が出そうになる。
飛行機の中で号泣したあの曲だ。
最終ベル。

大全さん、と呼ぶ。
初めて意識したドラムは大全さんの、このドラムだから。


「酸素が薄い!そして熱い!」
木谷さんのそんな言葉。
そうだね、って泣き笑い。

「今日は暑いね。だって26度とかあるんでしょ?」
ってこっちを見るから頷いておいた。
や、27度だけどね(笑)

「拓也とか暑いでしょ?」
「暑いねー」
ってもうほんと拓ちゃん髪伸びすぎだから!
「切ったら?」
「いやー。(マサは)好きでしょ?」
「好きだけどね」
なんて会話が可愛い。
や、でも僕は切って欲しいよ?
腰まで伸ばす!とか言ってたけどやめて下さい(笑)

「だいじょうぶ?気持ち悪くなってる人とかいない?」
って心配してくれて僕らは頷いて、
「拓也の長髪に気持ち悪い人は?」
なんて茶化すとちらほら手が挙がって、
「それはいるんかい(笑)あっちをみて応急処置で」
ってあっち君を指差して、
笑ってやり取り見てたあっちは俺!?って苦笑気味。
「ひどいよなー、みんな。って煽る俺が一番ひどいって!?」
笑いながらそんなことを言って、
仲がいい故の戯れでしょ、と和む。

「そんな感じで最近どうですかあっち」
そんな感じってどういう感じさ(笑)

「いいことあった?」
「いいことかぁ…ああ、そうだ。
 ハートランドってさ満員御礼だと袋がもらえてね、
 あそこ、右後ろに赤いのあるでしょ、あれ。
 今日見てみたらsacraが一番多かった!」
そうなんだー、って感動。
あれちゃんと見たこととかあんまり、なくて。

どんな流れだったか覚えてないんだけど、
あっちの靴下の話になって、
「こいつね、こないだ見たら踵が擦り切れてて」
「や、うん」
「ふつうの靴下だよ?なのに踵だけお父さん靴下なの!」
「いやほら、だって俺らエコバンドじゃん!」
その必死の言い訳に盛り上がるsacraファンの面々
「地元は優しーなぁ」
ってあっちはうれしそうだった。

「拓ちゃんの声が聴きたい!」
「拓ちゃんって、はじめて呼ばれた」
「え?ああ、俺にね」
「気持ち悪い(笑)」
「いつも拓也だもんなー」
だからじゃれるな、かわいいから!
「いいこと?」
「いいことじゃなくても何かあった?」
「うーん。あ!」
「何?」
「俺さ、最近人に逢うとパンツ見えてますよ、って言われんのよ」
パンツ??
後ろ向いてトップスの裾めくり上げて、
「今日はストライプです」って笑いながら木谷さん

「なんでだろうって思ってたんだよね。
 で、計ってみたらなんと体脂肪率、10パーセント!」
それは凄い。
「ついにダイエットが成功したんだな!」
「ほんと、うれしかったね」
「sacra始めて割とすぐ太って、
 毎年ダイエット目標に掲げながらすかして、
 今回ようやく!」
「おー」

「この二人の声も聴きたいか!?」
ってほってぃとDUTTIを示すから思いっきり頷く。
「どっち先?」
って木谷さんが訊いてほってぃは先を譲ろうとして、
「DUTTI先ってことは取りだよ?」
に慌てて自分から行きます、と手を上げる(笑)
「こんばんは、堀田です」
挨拶して着席。
いやいや、まってほってぃ!
えー、って声に慌ててたって、
「あ、えと、やることがたくさんあっていいこととか」
といっぱいいっぱい感を告白。

木谷さんがそうだ!って思い出したように、
「ほってぃは凄いんだぜ」って。
「着歌ランキング1位のネズミ先輩って知ってる?
 あれのオケ作ったのほってぃだから!」
これにはびっくり。
凄いよほってぃ。
「ネズミ先輩知らない人とかいる?」
僕を含め知らない人もそれなりに。
「是非、調べてみて!絶対後悔するから!」
え!?
「や、ほんとそういうキャラなんだって、ね?」
って、そこでほってぃも頷かないの(笑)

続いてDUTTI
「俺ね、NYへ行ってIフォン買う夢を見て」
「夢か!びっくりしたわ、この忙しいときにいつ!?って(笑)」
「うん、夢ね、夢。
 NYに飛行機で行って、なんとかジャクソンっているじゃん、マイケル・ジャクソン。
 なんかあって来いって言われて。ほら、夢ってよくわかんないじゃん?
 で、NYに行ってIフォン渡されて、帰れ!って(笑)」
「そのためだけにNY?」
「そうなんだよ!で船で帰ってきて」
「船!?飛行機で行ったのに?」
「うん、船で帰ってきて、で、眼がさめて、
 そしたらこう、蒲団ギリギリのとこでわわわ!ってなってた」
はい、きっちりオチもつきました(笑)

また暑いね、って話に戻って。
すっかり夏だね、って。
夏だからこの曲って木谷さんが言って、
かげぼうし。

チューニングの時から拓ちゃんのアコギ出てたから、
ああ、今日はかげぼうしやるんだって思た。
初めて聞いたときの自分の状況思い出して泣けてきた。

木谷さんはギターを持たなくて、
あっちのあったかいベースの音と、
拓ちゃんの優しすぎるギターの音と、
ほってぃの繊細な音が心を震わせて、
木谷さんが、泣きそうに見えた。

 『oh,my baby 僕はまた進まなくちゃ
  次会えたときは上手に 笑ってられるように』

うん。
約束、だ。


続く曲は夏の幻。
これも、やばい。
なんで今日の選曲は僕が泣くのばっかなんですか?

距離感を見失って不安になって、
そんなときに聴いて涙が出て、
卒業なのかもってあの時は思ったけれど、
ちっともそんなこと、できなくて。
最近益々、sacraの必要性を認識中です。


「前に俺は歌わないでみんなで歌ってもらったとき、
 凄く気持ちよかったから今回もみんなで歌おう。
 俺、マイクオフ気味に歌うから」

Platonic Loveだ、って思って、
タイトルコールに涙が出た。
さくら気味の時、だよね、みんなで歌ったの。
あの時僕はおにいちゃんと別れたばかりで、
唄いながら涙が溢れて嗚咽して、
その時の感情がまた甦ってぼろぼろ泣いた。
あの時と今じゃ状況は違うのにねぇ。

木谷さんがマイクオフの分、
あっちのはもりがフルで聴こえて、
マイクを通さない木谷さんの声も、
前だったから聴こえて、
鳥肌が立った。

DUTTIの煽りに従って手拍子。
まだ音源にはなってないけど、手拍子してくれてるね、
って木谷さんはうれしそうに言った。
踊ってもいいよ、ってあっちが手を振り振りして、
なんかそれがやたら可愛い。

風の唄。
この新曲は、ほんとに泣くから!

 置いてけぼりの心呼び戻すメッセージ

届かなくて泣いてた僕の手を、
もう一度しっかり掴んで引っ張ってくれたのはこの曲だ。
ここにいるだろう?って。

 君だけに宛てたメッセージ

木谷さんが僕の眼を見て、
手を伸ばして僕を指差して唄ってくれたから、
余計に涙が出て止まらなくなってしまって。

初めて聴いたときから言ってる気がする。
この曲は、僕のための曲だ。
うれしい。ありがとう。


カムバックヒーロー
今回初めて、泣かずに唄えた曲だと思う(笑)
楽しかった。


次は、就活中も、営業中も、
Diaryと並んで何度も背を押してもらった曲で。
聴いては泣きながらがんばるって呟いた曲で。
僕はつい最近ひとつの大きな決断をして、
その時にもやっぱりこの曲に支えられて、
だから視界が滲んでしまって困った。

始まりのアレンジがね、素晴らしくて。
『君の笑顔が 僕を動かす力』
なんてうれしすぎて。
そんなのこっちの科白で。

なんかもうほんと泣きすぎだ自分。
でも選曲がね、僕の大切な曲、ばかりで、
大体にしてsacraの楽曲の半分以上は僕泣いてるから(笑)


「名古屋に来たからにはやっぱりこれを唄わなきゃね」
ってにやにやしながら燃えよドラゴンズ。
えと、毎回言ってますが、
僕は広島ファンですが何か?(笑)


いつもの前フリとかなくいきなりカウントダウン、満員電車。
前回はいきなり号泣とかしてたけど、
今回は割と落ち着いてのれたかなー。


で、棒立ち号泣する予感があるといったランプシェード
やっぱり棒立ちはまずいだろう、というのと、
躰が勝手に反応するのとで踊る(笑)

掛け合いに入る前に木谷さんがくれた言葉に涙が出た。

「誰のために唄うのか、って考えて。
 もちろん自分のためっていうのもあるんだけど、
 うん、それはみんなのために唄うことでもあって、
 こうして眼を合わせてくれるひとりひとりのために」

うれしかった。
僕らのために、唄ってくれてる。
あの子に、この言葉を直に聴かせてあげたかった。
「僕らの唄が背を押すなら何度だって聴いて」と、
そういったあの日のままのsacraがそこにいて、
その言葉と曲に何度も何度も支えられて泣いて、
だからうれしすぎて涙が溢れて止まらなかった。

 ねぇもっと ねぇもっと こっちおいで ここへおいで
 ねぇもっと ねぇもっと そっち行くよ そこへ行くよ

 僕のために唄うことは 君のために唄うこと
 君のために唄うことは 僕のために唄うこと
 みんなのために唄うことは sacraのために唄うこと

思い出しただけで涙が出てどうしようもない。
止まらなくてどうしようもなくて、
呼吸がうまくいかなくてしゃくりあげたら、
木谷さんに「泣いてるけどsacra解散じゃないからね」って言われた。
わかってるよう、
それを裏付けるように唄うから、泣けたんだよ!

泣きすぎだ、まったく、って怒られたんかなぁ、って思ったけど、
その後のMCで物凄く心配されてたんだと知ってうれしかった。


本編ラスト。
僕が、祈るように唄ってと繰り返した曲。
タイトルコールに視界がぼやけた。

ニライカナイ

この曲に、救われて。
この曲があったから僕は生きてこられて。
間違いなく人生を変えた曲で。

久ぶりに聴けて、
今回は歌詞も躓かずに。

じっと木谷さんの顔を見て、
あっちのと拓ちゃんの音を耳に拾って、聴き入った。

やっぱり名曲だと思う。
「俺らにとって大事な曲」って木谷さんはいって、
それは今も変わっていないんだろう。
だって節目の時には、いつも唄ってくれた。
唄ってくれて、ありがとう。

 

アンコール。
出てくるの結構早かったね。
sacraはコール回数少ないから、
気持ちが立て直せないままアンコール迎えることが多い。

「ランプシェードの時も言ったけど、
 これは決してネガティブな決断じゃない。
 解散同然だろ?みたいに言う人もたくさんいるみたいだけど、
 そんなんじゃないよ」
ってまた繰り返してくれた。
「最初からずっと泣いてるから、
 こっちも凄く切なくなって」
って木谷さんが僕の眼を見て話してくれて、
思わず僕も苦笑い。
や、そういう意味で泣いてたんじゃないから。
ってアンケでフォローしといた(笑)
でも、心配してくれてありがとう。
うれしかった。

「何を伝えたいのか、
 ひとりになった時何が出来るのか、
 特急に乗ってきたからこんどはゆっくり、
 それぞれに考えて持ち寄って、
 またパワーアップしたsacraで逢えるから」

思いっきりはしょった感があるけど、
大胆こんな感じのことを木谷さんが繰り返してくれて、
報告の時にも3人して同じこといってくれたけど、
またこうして耳でちゃんと聴けてうれしくて、
ああ、だめだ、書きながら泣きそうだ。


「他のところも全力でやってるけど、
 やっぱり地元名古屋はなんか違って。
 今日はひとりひとりの眼を見て、ってやってたんだけど、
 みんなほんとにいい顔してて、
 これは帰ってこないわけには行かないな、と」
そういうあっちの眼が潤んでた。
声が若干、湿っていた。


「俺ら、10代の曲とかやるじゃん。
 10代の頃に感じて伝えようとした曲を今もこうしてやって、
 30になって20の時の曲を俺らは絶対やると思う。
 それって凄く素敵なことだと思わん?」
これから先何年だって、
sacraは変わらない信念で唄い続けると、
そう確約してくれるような科白に、泣けた。


「sacraが大好きだ」
って木谷さんが凄くいい笑顔で言ってくれて、
あっちも拓ちゃんもその時はにかみながらもうれしそうで、
僕までうれしくなって。

「みんなが気付かせてくれた。
 誰のために歌うのか、何のために唄うのか、
 思い出した気持ちを忘れずに、
 これからもsacraは唄い続けます」

ありがとう。
その言葉があれば、僕はだいじょうぶだ。


アンコール一曲目、
やっぱり僕の涙腺を壊したいみたいだね?
励まされて、泣きそうになる。
でも木谷さんが切ない言うから我慢する。


君の存在は、お願い、泣かせて。
繋がせてくれる手がないので指を組んで。

やっぱり『僕が傍に』ってこっちを見ながら唄ってくれるから、
毎回毎回泣きそうになるよ。
なんだって泣くなって言いながら泣かせに来るかな(苦笑)

 

二度目のアンコール。
誓うように唄ってくれる、イエスタデイ。
不安になるなと、何度も繰り返されているようで。

identityの歌詞は僕がsacraに救われた状況を描き出して、
同調してありがとうと繰り返した。

愛してるって、歌詞を通して言われるのがうれしい。
MCとかで言われると面映かったりいやいや流れだろ、とか思うひねくれものだから。
でも唄にこめた思いはいつだって本音だって信じてるから、
うれしくってありがたくって、感謝。

 

フロア、明るくならないから、
あ、もう一回いけるって思って。
かかったアンコールに出てきた木谷さんは開口一番、
「早く帰ってくれ」
って苦笑気味に目元を覆う。

「今日は唄ったぞ?久ぶりに腹筋いたいもん」
って笑いながら言った。
「Lookでやったときはいける!って思ったけど、
 今日はもうほんと、出し切った」
惜しみなく、すべてを。
ありがとう。

ほんとのほんとに最後です、って使命。
僕が知る限り初めて、木谷さんが僕らを見て、唄ってくれた。
僕の中にあの日のままのイメージが広がって、
うれしくて泣けてきて、

 『君こそが僕の』

ああ、だからどうして、
僕の心を見透かしたかのようなタイミングで、
僕の眼を見て大切な言葉を唄うの。
泣いちゃうでしょ。

そうして、幕が落ちる。

 

 

なんかもう、泣きすぎた。
どうしようもないな、僕。
でもsacraライブで泣くのはいつものこと。

プレゼントと手紙、渡したくて、
がんばって出待ち、してみた。

拓ちゃんが歩いていく途中で僕に気付いて、
軽く会釈なんて交わしたりして、
でもその時はまだ、搬出忙しそうで話せる雰囲気ではなくて。

一番に木谷さんのところへ。
ひとりひとりに渡せる時間ないかもって思って、
三人分入ってる、って言付けた。
渡したら、ありがとうって言ってくれて、
「だいじょうぶか?めっちゃ泣いてたけど」
って心配してくれて、また泣きそうになって、
でもだいじょうぶですって笑ってきた、よ。
いつものことです、ってゆったら、
そうだよなぁ、しかたないなぁ、みたいな、
そんな優しい眼で、微笑んでくれた。

手、両手で握らせてもらって、
「また逢いに来ますから、だから」
「うん、来てな」
「はい、だからまた、逢いにきてください」
「おう、わかった」
って約束してくれた。
僕からも、約束した。
だから絶対絶対、また逢いに行く。
その日までがんばる。

あっちくんのところへ行って、
握手、して。
プレゼントは木谷さんにまとめて渡したから受け取ってね、って。
ありがとう、っていってくれたよ。
あっちくんの笑顔見ると、幸せになれる、がんばれる、って、
そう伝えたらはにかんで「ありがとう」って言ってくれた。
その眼はやっぱり優しくて言葉なんか要らないくらいで、
あっち大好きだと思った。
「また逢いにきてね」
ってあっちが言ってくれたよ。
うれしかった。
だから絶対、って約束。

拓ちゃんは、ちゃんと時間、なくて、
車発進しながら僕を見て、
僕が声かけるよりも先に笑ってお疲れーって言ってくれて、
お疲れ様です、ありがとう、って伝えた。
笑顔で頷いてくれた。

帰ろうと歩いてる横を3人の乗ったバンが通って、
運転席の拓ちゃんと眼が合ったから手を振ったら、
満面の笑みで手を振り替えしてくれて、
それがうれしすぎてどうしようかと思った。

 

ああ、やっぱり。
sacraは僕の一番大切なバンドです。
僕の闇を照らす、太陽です。

僕が信じて待つ、
その間がんばる、

ねぇおこがましいかもしれないけれど、
それが3人ががんばる支えの一端になればいい。

僕はここで待ってるよ。
だから、いってらっしゃい。

 

セトリ

1.Interval
2.lonely vacation
3.解放宣言
4.アンバランス
5.vain rainbow
6.晴レワタル空
7.はばたけない鳥たち
8.ウイルス
9.Look at me Dad
10.最終ベル
11.かげぼうし
12.夏の幻
13.Platonic Love
14.風の唄
15.カムバックヒーロー
16.don't look back
燃えよドラゴンズ
17.満員電車
18.ランプシェード
19.ニライカナイ
EN1
1.Strange Picture
2.君の存在
EN2
1.イエスタデイ
2.Identity
EN3
1.使命

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ハートランド報告感謝
私もさくらが大好きです。はばたけない鳥たちの時代からずっと。ハートランドに行けなくて残念で、すごく気になっていたので、臨場感あふれるブログ、食い入るように読んでしまいましたぁ。セットリストもありがとうございます。東京のライブは行くつもりです。きっとこれまでのライブでお会いしたこともあるでしょうね。ツイッターフォローさせてもらっちゃいます♪
LeiPuamelia 2011/01/16(Sun)22:00:05 編集
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