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空気であり水である大切な音楽たちに触発され、物書きリハビリ中
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リップ・ヴァンズ編。
こっちも好き勝手語るよ。
既に演奏に関する感想ではない!
木谷さんしか見てない見えてない。

 

だいすくるさんとお二人だと言うので、
急遽参戦を決めて逢いに行ってきたのです。
土砂降りの雨の中を。
来るなってことかしら?って思ったからね(笑)

ハードロックカフェへ続く階段の下でぼんやりしてたら、
ゲームセンターの方から木谷さんが出てくるのが見えて、
木谷さんは僕に気づいてにこって笑って手をあげてくれた。
思わず深々とお辞儀をして、
そうしたら一期に涙が溢れた。

前回のライブアンケートで、お渡しした手紙で、
あんなにはっきりリップ・ヴァンズのバンドver.を否定した僕に、
木谷さんはまだ、笑ってくれた。
木谷さんが笑ってくれるとうれしくて涙が出てしまう。
木谷さんが生きていてくれることが、本当にうれしくて、
唄っていてくれることが僕には救いだ。
たとえそれが望む形じゃなくたって、
木谷さんが唄っている姿をやっぱり見ていたいんだ。

 

 

木谷さんもだいすくるさんもアコギを持ってでてきて、
木谷さんは下手側。
僕の立ち位置も下手側。
迂闊、正面、だ。

木谷さんオレンジのTシャツにジーンズ。
髪短くなってた気がする。

今回どのアーティストさんの時も前三列くらい誰も詰めなくて、
木谷さんはそれが後ろから見てても気になったのか、
「みんな一歩ずつ前へ!」
って煽って、お客さんが、動いた。
それに何故だかほっとする(苦笑)


最初はSUNDAY MORNING
うん、そろそろこの始まりに飽きた(ぇ)
たまには違う曲から始めて欲しいなぁ。
もっと曲あるでしょ?


まだ距離に不満があるのか(笑)
「ほら、みんなもう一歩、もう二歩三歩前へ!
 こんなに淋しいことはないぜ?」
って僕らを誘って、
ようやくステージと客席の空間が埋まった。
よかったね、木谷さん。
そういう自分の作りたい空間を作ろうとするところは変わんないね。
そんでもってそれをちゃんと形にできちゃうところも。


満足そうに笑って、
Violet Horizon
僕この曲ライブで聴くのは二回目だし、
音源でもたぶん二回くらいしか聴いてないのだけれど、
物覚えの悪い僕の頭がちゃんと言葉を覚えてるの。
特に好きと思った曲なわけでもないのに覚えてるなんて、
木谷さんの言葉のひとつひとつを本当に大事にしてるんだなって、
そう自覚して思わず笑い出しそうになった。
いやわかってたことだけれども!


この辺でキマグレンの話をしてた気がする。
たまにはアコギ二人もいいねって、
ゆずスタイルで!キマグレンで!
ってキマグレンはひとり持ってないか、
これで俺がラップ唄えばいいんでしょ?とか言ってた(笑)
キマグレンって一曲しかわからんのう。

 

三曲目が、約束。
音を聴いた瞬間、約束ってわかった瞬間、
涙が溢れだしそうになる。
ハートランドで聴くのは本当に、痛いよ。

ふわり、と木谷さんの両の空間に、
あっちと拓ちゃんの楽しそうなプレイ姿が浮かんで、
あの日の木谷さんとの約束とか、
あっちの照れた顔とか、
拓ちゃんの振ってくれた手の向こうの満面の笑みとか、
やっぱり思いだしてしまって、
堪え切れなくてぼろぼろ泣いた。

前に苦しそうに唄ってた木谷さんは、
今回はとても優しい表情で唄っていてくれて、
その表情にも前とは違う意味で泣けた。

 離れ離れになったって いつも繋がってるんだって

 

今回盲目のご夫婦がいらっしゃってて、
木谷さんがそこから昔話を始めて、
「俺がまだ19位の時にストリートをやってたら、
 俺につかまってきた盲目の女性の方がいて、
 どうかされましたか?って声をかけたら、
 これからパフィーのライブを観に行くんだって応えたのが印象的で。
 その時音楽って心で観るもんなんだなって思った」

唄ったのはラストライフだったよ。
ああだめだ、これほんと涙止まらなくなるの。
母に寄り添って支えてた父を見てきたから。
お母さんは美人だよって、
誰よりも可愛いんだよって何度も言ってたのを知ってるから。
手を繋いで歩いてた後ろ姿や、
笑って話してた姿や、
最期がわかってた僕らには本当に涙の日も笑顔の日もぜんぶ、記念日だった。

この曲を泣かずに聴ける日なんて来るのかな。
幸せな気持ちで泣いたりする日は、あるのかな。

 

「ひとり家で曲を作って、
 今日アルバムを持ってきました。
 9曲入りでなんと1500円。安っ(笑)」
なんて感じでさらりと宣伝して、
次の曲はその中からって。
ふざけた曲なんだけどねって笑いながら。
浴衣のおにゃのこに、
ステージに上がってゆらゆら踊らない?って言って拒否られてた(笑)


で、夏のワンダー。
木谷さんリップ・ヴァンズになってから言葉遊び多いよね?
sacraでは日本語大事にしようって感じがするけれど、
リップ・ヴァンズは日本語で遊ぼう!みたいな(笑)

 

「なんか変な時代だけど、
 嫌な時代だけど、
 もし何かに迷ったら、明日に迷ったら、
 生きることに迷ったら、
 リップ・ヴァンズの唄を聴きに来てください。
 明日を生きてくエネルギーや糧になる唄を唄うから。
 今日はありがとうございました」

のあいさつで最後はSACHIKO
ちょ、だから泣くから!
これもたぶん泣かないで聴けることない気がする。
僕の記憶の中の母親と被りすぎるんだもの。

ああもうぼろぼろです。

 

 


セトリ。

1.SUNDAY MORNING
2.Violet Horizon
3.約束 ~泣き笑いのあなたへ~
4.夏のワンダー
5.SACHIKO

 

 

アンケとキャップを渡しに行って、
そうしたら前の人の時に黒のペンがなかったのか隣に借りに行く途中で、
木谷さんが「よぉ」って笑って僕の肩をぽんってしてくれた。
そんな風に声かけてくれると思ってなかったから、
びっくりして固い挨拶してしまったよ(笑)

前行ったら「ゆう!」って笑顔で呼びかけてくれて、
「良く来たね」って笑ってくれて、
アンケとキャップ渡して、
アルバム買ってサイン入れてもらってきた。
何故かフルネームで名前を呼び、
CDにサインを始めたのだけれども、
ちょ、フルネームとか不意打ちすぎる!
ああすみません覚えていただいてありがとうございます。
てか覚えてくれたんですか?ってびっくりして聴いたら、
サイン書きながらにやって笑ってた可愛すぎる。

今回なんだかものすごく名前を連呼された気がする。
ひとつひとつの言葉の前にゆうって呼びかけられた。
生きてる実感がないと、
自分が曖昧だと言った僕を、
まるで現実に繋ぎとめるかのように、
僕の名前を呼んで形を留めてくれた。
救われた。


握手をして、
そのまま報告をしようとして口を開こうとしたら、
木谷さんが右手をつないだまま左手を伸ばして僕の頭を撫でた。
何も、言っていないのに、
「がんばれ」って言って撫でてくれた。
思わずはいって良い子の返事をしたら、
にこって笑ってもう一度頭を撫でて、
「よし、いい子」って言ってくれた。
なんだこの大サービス!
心臓壊れるから…!

なかなか手を離せなくて、
木谷さんは僕が嫌がるように手を震わせるその度に、
ぎゅって手を握り直してくれて涙が出そうになった。
「また遊びにおいで」って笑ってくれて、
ああこんな僕に逢いに来るのを赦してくれること有難くて、
木谷さんが唄っていてくれる限り、
ずっとその姿を見ていたいって思った。


気を取り直して報告をして、
そうしたらとてもうれしそうな顔で「それが一番いいね」って言って、
「支えてあげてね」って言うから素直にうなずく。
木谷さんの言うことは素直に聴けてしまうの何故。
がんばろう。
守れなかった大事なものがある分、
今ある大切なものを守れる自分になりたい。

 

 


木谷さんはやっぱり僕の太陽だった。
昨日僕の前にいた木谷さんはいつもの木谷さんだった。
僕の大好きな、木谷さんだったよ。

ありがとうございました。

 

 

 

 

帰りにアルバムの歌詞読んで、
アンテナはsacraで聴きたかったなぁとか想いつつ涙ぐみ、
歌詞カードしまおうとしたら何か書いてあることに気づいて、
引っ張り出したSpecial thanksの一番に逢ったsacraの文字に、
一気に感情が溢れてコンコースでぼろぼろに泣いた。
本当に、sacraが好きすぎるんだ。

 

 

余談ですが、物販並んでいるときに、
隣でだいすくるさんがお客さんと話していたのだけれど、
こうして音楽をやっていればまたどこかで逢えるからね、って、
ああ、その言葉がどれだけファンにとっては救いなんだろう。
大全さんやぶっちくんにも、きっとどこかで逢えるよね?
それからだいすくるさんとお客さんの会話から察するに、
次の名古屋(9月らしいよ)はバンドver.らしいので行きません。

 

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