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空気であり水である大切な音楽たちに触発され、物書きリハビリ中
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諸事情により、開演には間に合わず、でした。

辿りついたら山ゆりさんの演奏中。
金髪の可愛い男の子とかっこいい女の子。
そして、その後ろに巨大なキャンバスに向かう人。
椅子の並べられたフロアに、
各所に配置された机の上のキャンドルの明かり。
壁には写真と、絵。

音楽の向こうで絵を描く人を見た瞬間、
何故か涙が溢れそうになって、
それから山ゆりさんの音に意識を向けた。

ギター弾いて唄ってる男の子の声が、
とっても心地良い声で、
キーボとカホン叩いてる女の子の魅せられた。

直後のMCで、
彼が人間にとって大事なものは心だと思う、ということを言って、
それは僕の考えと似ていて、
話しているのを聴いていたら涙が出そうになった。

最後の曲。
言いたいことが多すぎたのかな、
メロディは言葉を詰め込み過ぎた感じで、
なんだかもうちょっとな感じだったのだけれど、
言いたいこと、伝えたいことはすごく伝わった。
最後、泣きそうになった。

 今手をつないでいる人よ その人を愛していますか?
 今でをつないでいる人よ その人を愛してください


ライブ後に話しかけたかったんだけどな、
タイミングを逸したので話せなかったよ。
またどこかで、お逢いできますように。

 

 


転換の間に左側の席を確保。
すぐ横の壁に飾ってあった、
坂上太一さんという人の百年カレンダー。
それそのものよりも、
そのタイトルの書かれた紙にあった一言に、
涙が零れそうになる。
『明日死ぬかもしれないから』
ああどうしてこうみんな、
僕を生かそうとしてくるんだろう。
最近出逢うものがみんな生を訴えかけてくる。
この人もアーティストのはず。
曲を聴いてみたいって思った。

 

転換中もずっと描かれ続けていく絵。
描いている姿に鳥肌が立つというか、
もう、涙が堪えられなくなりそうで、
何度も深呼吸をした。
転換中に泣くとかそれ不審だから自分!みたいな(苦笑)


次に演奏してくれたのは亮二さん。
どうにもマイクの位置が気になるのか、
ずっとマイクの高さいじってたね(笑)
なんか動きが小動物見たいで可愛かったよ。
笑顔もめっちゃ可愛かったよ。
常に照れてる感じでなんなんだ可愛すぎだ!
言葉もよく噛むし!

声が、ね。
話してる声と唄ってる声が全然違って、
唄声に泣かせる声だなぁ、って思った。
声だけで泣けそうだもん。

初めの曲、逢いたくて、という曲だったのだけれど、
その曲のキーワードとして、
原田さんがキャンバスの白い背景に、
細い筆で、太い筆で、刷毛で、
何度も何度も空白を埋め尽くすように、

『涙』『離』『逢』

の三文字を綴っていくから、
たくさんの涙を絵の上にこぼすから、
亮二さんの声と歌詞を余計引き立てて、
涙が止まらなくなってしまった。
後でcrossoverの二人と話した時に、
桂治君も同じところでぼろぼろに泣いたらしい。
紀松さんがそう教えてくれた。
僕が見た時には違う場所で離れてライブ見てたのに、
いつの間に涙に気づけるくらい傍に寄ってたんだよ(笑)

ってそんな話ではなくてね。
亮二さんの唄声が素敵だったということと、
原田さんの描く世界の質量に圧倒された感じ。
亮二さんもまたどっかで逢いたいなぁ。
あの手の声好きだなぁ。
原田さんの絵に注目しすぎてしまったので、
ちゃんと曲に向き合ってない気がするから、
もう一度ちゃんと、聴きたいなぁ。

 

次がSecret Ocean
うーん、、、んー。
なんだろ、あんまり得意じゃないなぁ。
というのも、
曲の説明をする人があまり好きでないから。

なんていうのかな、
こういう気持ちで曲作ったとか、
こういう時にこの曲作ったとか、
そういう説明は嫌いじゃないんだけど、
この曲はこれこれこういう曲です、
とか言われてしまうのはちょっと。
受け取り方をひとつに限定されるようで萎える。

あとね!
ステージ上に父親の顔を持ち込まないで!
あまりの親ばかぶりに微笑ましいは微笑ましいんだけど、
でもプロとしてそれはどうなの!
原田さんもそれに触発されてか、
息子さんの話してらっしゃったけどやめて!
アーティストはステージにいるときはアーティストの顔しててよ。
フロアでなら、誰かの親してもいいから、
ステージの上でだけはアーティストでいてよ。

 

 


最後は主催のcrossoverさん。
今回の僕のお目当てです。

最初は紀松さんだけ出てきて、
今回のテーマでもあるルイ・アームストロングさんの、
What's a Wanderful Worldのワンフレーズをアカペラ。
そのあと桂治君が登場してそのまま一番だけカバー。

ちょ、桂治君スーツ着るとやっぱりホストにしか見えない(笑)
使ってたキーボードはストの時とは違って大きい。
あれか、高性能だと褒め称えていたあれか?


オリジナル最初の曲はrainbow
この曲聴くと泣きそうになってしまうのだよ。
アップテンポな曲に弱いのは、
決してsacraにだけではないのですよ(笑)
早く音源出して欲しいなー。
出すって言ってたのにな去年。


続いてアカシックメーカー。
ずっと聴きたかった、アカシックメーカー。
ピアノVer.はガラッと雰囲気が変わってた。
スローテンポで、
ものっそピアノがかっこよくて、
ギターよりもずっと音楽が重かった。
後から話した時に、
がんばった、って桂治君が言ってた。
ありがとう、いいもの聴いた。
しかもCDの方はバンドVer.ということで、
桂治君は久しぶりのギター!
何年ぶり!?とか笑ってた。
でもライブではピアノで聴けてなかなか充実ですよ。


ピアノの音。
桂治くんのね、ギターの音が僕はすごく好きで、
最近ピアノばっかりだからギター聴きたかったんだけど、
でもやっぱりピアノはピアノで優しすぎて、
何よりもあの音と音の間!
あんまりにもその間が綺麗で雄弁で泣きそうになるんだ。

なんだかR指定が来る気がして、
実際来たからテンションあがった!
これのピアノがかっこよすぎる!
そして紀松さんの声が色っぽ過ぎて…!
それに紀松さんってすごく大事に唄を唄う印象なのだけれど、
R指定は唄い方若干荒っぽくてそれも好きー!!!


「10年後の未来を想像したことがありますか?」
とそれは机の合図で。
どうしてこう、木谷さんの結婚話に触れた直後に聴くかな。
初めて聴いた時も、そうだったよね。
泣いちゃうでしょ。

栄の家具屋さんで実際に見た机からインスピレーションを受けたんだって。
家具屋さんの名前も言ってたけど忘れちゃったや(笑)

涙ぐみながら聴いていたのだけれど、
この曲フルコーラスあんまりやってなくて哀しい。
僕これの二番好きなのに!

 喜びと哀しみは二つ揃ってないと不安定なんだ
 かたっぽだけじゃ 空っぽになる気がして不安で仕方がない
 だからじゃないけど 僕がそばにいなくちゃ


最後に、僕にできること。
これはいつもあったかい気持ちで微笑んで聴いてられたのだけれど、
何故だか久しぶりに涙出そうだった。

間に原田さんに話振ってました。
絵についてお話してくれたのだけれど、
あったかい絵でよかった。
初めに見たときね、象が泣いてるように見えたの。
親象が自分のすべてを投げ出すから、
どうかこの子に祝福と幸福をと、
そう願っているように見えたの。
なんだか哀しいイメージで、
だけどライブが進むにつれて背景が変化していって、
像にも眼が描きこまれていって、
そこには愛が溢れていてとてもほっとした。

タイトルはね『パパ、もういいから』だそうです。
親ばかなんだろうなぁ(笑)
あ、写真は右側のやつですよ。
左側のはcrossoverさんの作品。


crossoverさんは演奏中に絶えず相手の呼吸を意識しあってるのがわかって、
そんでたまにお互い眼が合うとにやっと笑うので可愛くてたまらん(笑)

 

1.What's a Wonderful World
2.rainbow
3.アカシックメーカー
4.R指定
5.机
6.僕にできること

 

 

 

最後には出演アーティスト全員で、
巨大なキャンバスをステージぎりぎりまで出して、
ライブ後も少し時間をとってくれて、
写真とか中で普通に撮らせてもらった。
ステージ用の照明が入ってるから、
ちょっと反射してしまっているのだけれど、
本当に、響く絵でした。

絵の具何使ってるんだろう、
あの重ね方とか渇き具合から見てアクリル?とか思ってたのだけれど、
お客さんと原田さんの会話をちらっと耳にしたらやっぱりアクリルだったみたい。
ライブで描くならアクリルがやっぱり描きやすいよねぇ。

短時間で書いたから粗が目立つと言っていたけど、
十分、伝わる絵だった。
何を以て完成というかは本人次第だけれど、
3時間で描かれた世界だなんて思えないくらい深い絵だったよ。

ありがとうと伝えたくて、
話しかけようとして、
すごく緊張して身体が震えてたとか秘密だ。
声を発しようとしたときに眼が合って、
首を微かに傾けて問いかけてくれたので、
呪縛が解けるようにして、伝えた。
絵にも描く姿にも涙が出たこと、
今日来て良かったって、
ありがとうごじますって、
話していたらまた泣きそうになってしまったよ。

唄も唄っているから、
ライブにも良かったらおいでと言ってくれた。
きっと、逢いに行く。
だって僕の中から原田さんのくれた絵の感情が離れていかない。
とりあえず、CD探します。

 


crossoverさんに話しかける。
最初から来れなかったけど、来て良かったって。
原田さんと話して泣きそうになったとかまで報告した(笑)
や、だって主催者さんだからいいかなと思って!
原田さんに感動したって言ったらめっちゃ反応良かったし。
きっと彼らも原田さんに魅せられた人なんだろうなぁ。
素敵な時間をありがとうございます。

プチ・フレーズと言うところのシュークリームを差し入れた。
皮がカリカリしててすごくおいしいんだ。
僕の最近の一押しなんです。
今食べたい、とか言われたので、
むしろ保冷剤ももう溶けてるから早めに食してと言ったら、
結局その場で箱開けて食べてました(笑)
桂治くんに「開けちゃったよこの人」とか言われ、
「だって早めに食してって言われたもん」とかいう紀松さんが可愛い。

ふたりともめっちゃうれしそうに食べてくれた。
相当気に言ってくれたらしく、
店の名前と場所まで訊かれたよ(笑)
大曽根とドーム前にイオンにあるんですって言ったら、
どっちにしろ大曽根だな(笑)と。
うん、どっちにしろ大曽根ですよー。
気に入ってくれたみたいだから次もシュークリームにしようかって言ったら、
ぜひ!と言われたので次も差し入れはシュークリームです、たぶん。

紀松さん「美味しいもの食べるとさ、自分の周りの好きな人にたべさせたくなるよね。
     親とか友人とかさ、今俺めっちゃ浮かんだもん」
桂治くん「最初は俺だろ?」
紀松さん「あたりまえだろー」
桂治くん「ありがとうございます」
紀松さん「なんだこいつ(笑)」

なんだこのバカップルみたいな会話(笑)
相変わらず仲が良すぎるんだけどだいじょうぶー?
可愛すぎる。

そしてホーローを材質の名前だということはわかってくれたらしいけど、
ステンレス?とか言われて違う!ホーロー!って会話をしたあたり、
やっぱりいまだにあんまり理解していないと思われ(笑)
あれだろ、ようするにシンクだろと言われましたが、
シンクはステンレスが多いんだよー。
ちなみにホーローって言うのはおおざっぱにいえば鋳物です。

遅いから気をつけて帰ってね、と何度も言われました。
僕の住んでる地域確かめて、
そこ事件起きたってきいたからほんと気をつけて、と、
ちょ、あんまり優しくしないでください泣くから!

 

そんなこんなで、
なかなか楽しいイベントでした。
04も行こうと思うよ。

そういえば昨日の物販には先輩(サポートしてくださってる方)がいて、
先輩に「あれ?一人?相方は?」って訊かれた。
crossoverの二人にもよく訊かれるんですよ。
光さん、今度時間あったら一緒に逢いに行こう?

 

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