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空気であり水である大切な音楽たちに触発され、物書きリハビリ中
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タイトルの意味はそのうちわかります(笑)

昨日参加された海月さん、お疲れ様です。
隣でやたら泣いててごめんね、光さん。


えと、やたらと長いです。
そしてたろさんのことばっかです。
セトリは完璧にさらされてます。
読みたい方だけ、どぞ。

 

とりあえず、ライブ前にkさんと光さんと、
ふらりと大須あたりをうろついておりました。
ケーキ屋さんに入り、食えといわれたのでパスタを食い(ぇ)
ばいおれっとぶるーを覗き、
栄までぶらぶら歩いて電車乗ってボトムラインいって、
グッズを買って時間までぼんやりして。

最近の僕は全然、プラに触れていなくて、
それが考えたくないからという無意識的なものだったのか、
それともsacraのアルバムで手一杯だったのは謎なところだけど、
気持ちも落ち着いていたし、
だから、少しは冷静に見れるかな、って思ってた。

だけど、全然だめだったね。
もう、並んでる時にやっぱり、
持ち悪い、吐きそう、帰りたい、っていい続け、
インストと同じように光さんと手を繋いで階段上った。

センター、一番後ろ。
音響席のまん前で、ぼんやり。
あ、テレビもあるわ、なんて。

光さんに僕が抱えた有村さんへの想いを、
うまく言葉にできずにでも必死で伝えてたら、
ライブ前にして涙が出そうになった(苦笑)
それは、まぁまた別の機会に語ろう。

開演までの一時間、やけに短かったよ。
残り数分は、とても長かったけれど。
チューニング聴いてるときから、もうすぐ逢えるって、
そう思ったらどきどきしすぎて息苦しかった。

音が、聴こえた。
ステージの画面が、切り替わった。
遡る、刻。
その段階で、涙。
早いよって光さんに突っ込まれたけど、
ちょ、無理。あれ無理。泣く!

4人が出てきて、たろさんの顔が見えて、
思わず繋いだ手に力を込めた。

動いてる。

流れたのは「水葬。」で、
最近の僕の心を震わす一曲だったから、
びっくりしてうれしくて、眼が潤んだ。

May Dayは日にち的なものですか(笑)
掛け合いが始まって、
でも僕は動けなくて、
海月さんたちの手の動きを見ていた。
揺れる手指の隙間から、叫ぶりゅうたろうさんを見ていた。

トランスオレンジで、滂沱。
泣く。
ほんと、泣く。
有村さんが、とても綺麗で、泣く。

続いた曲も、泣く。
雪。
咲いた、花。
春なのに思いっきり冬の曲、
なんて突っ込む余裕は、まだあったみたい(笑)
だけど、プラは冬とか夜が、似合いすぎて、
透明感がありすぎて、
だから、泣けてくる。

たろさんが、口を開く。
話す声は、やっぱり低い。
唄ってる時とは、別人みたい。
覇気がなさそうな、
照れ隠しみたいな、
淡々とした、言葉。

「名古屋、ただいま」
おかえりーって合いの手に間を入れてから、
「かえりました、とさ」
その声の端には、迎えてくれてありがとうって気持ちが、あった。
「まひるの月」
有村さんのタイトル宣言に、その瞬間涙が出た。
まひるの月、好き。
酸素が、足りない、
それはまさしくその時の僕の状況。
喘ぐように、たろさんを見て、音にせずに唄った。
零れていく心。

たろさんの傍に行きたいって、思った。
このまま躰だけを置き去りにして、
心だけあの人の中に溶けてしまいたいって、思った。

次来たの、「月世界」だったし。
あたしを、泣かせたいの?って思ったから!
ほんと、ひとつになりたかった。

空白の日、イントロで泣くよ。
唄うたろさんが、愛しくて、
聴こえてるよ、だいじょうぶだよ、
あなたの心は、唄になって沁みてきて、
僕の中を充たしていくんだ。


「どうも、プラスティックトゥリーです」
りゅうたろうって、誰かが叫んだ。
「はい、りゅうたろうです」って真顔で答えた。
アキラーって、誰かが叫んだ。
「アキラです」
ってアキラ君指差して、また真顔で答えた。
まただれかがアキラーって叫んだ。
「はい、だからアキラです」
どこまでも真面目にアキラ君を指して答えた。

「今日、雨降ってましたか?」
たろさんが訊いた。
会場は笑いながらはいって答える。
「今日雨降ったらね、正君巫女姿するって言ってたんですよ」
その後、くすりと笑う。
「天気予報で、今日が雨だということを知ってしまったんです、
 プラスティックトゥリー。
 そしたら開き直って」
「これはもう巫女姿でばさばさ振るしかないかなって。
 巫女服で会場入りしてやろうかと」
「でも結局普通のカッコで会場入りしましたとさ」
是非、巫女姿を見たかったよ。
「まぁ、外は雨だということで、中は暴れて行きましょう。
 暴れてってくれますか?」

煽りにはいると、有村さんはかっこいい。
とても、かっこいい。
わざとなぐらい活舌を崩して、
どろりと僕らを誘う。
立ってる場所が、噴出し口のすぐ下で寒くて、
だから誘いに乗って躰を動かすことに決めた。

前の人に倣って、腕を振る。
あ、ブランコからだって、
この曲好きすぎるって思いながら、
寒さとの格闘に必死で、
おおう、って感動しながらも涙は出なかった(笑)

少女狂想の前フリが聴き取れなかった。
なんて言ったんだろう。
腕を振りながら、ずぶずぶと沈んでいく感覚。

続くリセットでは、
前フリの掛け合いで半分泣きそうになる。
嫌なことは、ぜんぶ、リセット
見たくないもの、聴きたくないもの、
ぜんぶぜんぶ、リセット。
僕のすべても、リセットしてしまいたいって思った。
バイバイってする有村さんが、
やたらかわいかった。
手の振り方が、真横なんだもん。
かわいすぎた。

沈む、揺れる。
眼を瞑って、朝の光にゆっくりと瞼を上げたら、
世界は変わっているのかな。
僕の願いは、叶うかな。

画面がまた変わって、3月5日。の文字。
あ、やばい、って思った。
りゅうたろうさんは昔とは変わっていて、
感情吐露したみたいな曲に、
あの生々しい程の情感を与えられていなくて、
必死で痛みを思い出して唄っているみたいで、
逆にそれが泣けてきていたのだけど、
この曲だけは、きっといつまでもリアルなんだろ思う。
別物、なんだと思う。
声が、とても悲壮だった。

いかないで、消えないで、
僕を置いていかないで。
手を広げながら飛べるかなって唄うたろさんの姿に、
怖くて泣き出して、
たろさんがそのままステージを降りた時には、
振り返りもせずに足早に消えた時には、
動揺で涙が止まってしまって、
どうしようって、
たろさんって叫びたくて、
メンバーが全員いなくなったあと、
ぼろり、零れた。

止まらなくて、感情が溢れすぎて、
光さんにぎゅってしてもらったよ。

アンコールの声、聴きながら、
僕はずっと心の中でたろさんの名前を繰り返してた。
りゅうたろうさん、いかないで、
かえってきて、きえないで、
りゅうたろうさんりゅうたろうさんりゅうたろうさん、って。

無言で戻ってきたメンバーは、スピカを唄う。
ずるい、って思った。
このセトリは、だめだよ。
いかないでって叫びたかった、3月5日。
長い間を挟んでの、スピカ。
息苦しかった。
涙が、左目からだけ零れた。
さっきまでは、ちゃんと両目から流れてたのに。

触れたい触れたい触れたい。
傍に行きたいよ、りゅうたろうさん。
優しい声、哀しい涙、愛しい、あなたの心。
手を伸ばして、指を絡めて、
そのまま、溶けてしまいたかった。
分数は、りゅうたろうさんと同じになればいいのに。

無言のまま、またメンバーが帰っていく。
僕は、思わず座り込んで、
光さんにほんとに大丈夫か?って心配された。
だいじょうぶだよ。って答えた。
ただ、もう、自分にとってたろさんは、
やっぱりとてもとても特別なんだと、思った。

もう一度ステージに帰って来たたろさんは、
ツアーTシャツに黒の半ズボンに裸足で、
髪は後ろに括ってて、とてもかわいくて、
何か白いものを括りつけた紐を持っていた。
「照る照る坊主。今作ってきた。
 これできっと帰るころには晴れてるよ」
だけどね、有村さん、それさかさまだよ。
「それ降れ降れ坊主」
正君が、突っ込んだ。
「え。あー、じゃあまた雨が(笑)
 折角のメイクもどろどろです。
 一緒にメイク洗い流して、帰りましょう」
洗顔の真似。

「ここで、プラスティックトゥリーからの告知。いいですか??
 最高にかっこいい曲ができました!」
正君に、告知バトンタッチ。
続いてアキラ君にカップリングバトンタッチ。
アキラ君、柱に隠れて見えないから画面で確認。
声、かっこいいよ、アキラ君。
「かっこいいとか素敵とかかわんねぇじゃんとか、
 そういう反応くださいよ」
って、笑ってたね。
「今アキラも言ったけど、
 プラスティックトゥリー、最近いい曲できるじゃんって思ってたら、
 アルバムができました!
 それは今日はかけてあげられないんだけど」
ぶっちくんの紹介を任せて。
その直後たろさんはやたら笑ってて、
「また忘れてた」って笑ってて、何が!?みたいな(笑)
フリーな雰囲気は、かわいくて好きだ。

「今回ね、パンフにちょこちょこサインかいてたりするんですよ」
ええ!?って会場中がどよめいて、
「あれ、伝わってなかったみたい」
ちょっと困ったみたいに、ぶっち君を振り返る。
動揺中の客に、
「反応薄いし…」
って淋しそうで、慌てて反応(笑)
「だからね、あたった人は、部屋でにやってするか、
 路上できゃーってするか、うん、楽しみにして」
両手を挙げて喜ぶまね。
かわいすぎるんですが、有村さん。

武道館決まりましたって、告知も。
おまえら全員来い!
ってとてもかっこよく、りゅうたろうさんは叫んだ。
来いって言った後に笑ってたたろさんに、
絶対行くって思ったよ。

いつか名古屋城でライブをやりたい!って叫んでた(笑)
4つの輝くシャチホコになりたい。鯱誇りたい!って(笑)


まだまだ暴れたりないだろ?ってアンコール第二段開始。

くすりをあげる、エンジェルダストー
両手を前に差し出して、まるで呪文みたいに言った。
それが、とても印象的。

終わって帰っていくメンバー。
たろさんは一度袖に戻りかけてまた中央に戻ってきて、
頭を下げた。
帰っていく、姿。
思わず手を伸ばしてりゅうたろうさんって叫んだ。
悲鳴みたいな、声だった。

壁際で座り込んで、しばらく立てなかったよ。
手は、震えていた。
心も、ぶるぶる震えてたよ。

 


ステージ上の有村さんは、
綺麗というよりもかっこよくて、
生きている、よりも「いる」って感じがして、
涙が出た。

有村さんが唄っている。
それだけで、十分だった。
有村さんが生きている。
それだけで、涙が出る。

あの人が生きていて幸せでいて笑っていて唄っていて、
当たり前みたいなことが難しいのを僕らは知っているから、
ただ、本当にあの人が傷つかないでいて欲しいと思う。

ずっと、そこにいてって、思った。
がんばって追いつくから、そこにいてって。

どれだけ触れない期間があっても、
僕にとって有村さんはとても特別な人で、
それを確認できて、なんだかほっとした。

また、絶対逢いに行く。
今度はもっと近くで、りゅうたろうさんの傍で。

 

 

 

 

画面に映っていた海月の浮遊画像が、
とても心地良くて素敵だったよ。

 

セトリ。

1.「水葬。」
2.May Day
3.クローゼットチャイルド
4.トランスオレンジ
5.スノーフラワー
6.まひるの月
7.月世界
8.空白の日
9.sink
10.ブランコから
11.少女狂想
12.リセット
13.絶望の丘
14.3月5日。
en1
15.スピカ
en2
16.Ghost
17.エンジェルダスト
18.ヘイト・レッド、ディップ・イット

 

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