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空気であり水である大切な音楽たちに触発され、物書きリハビリ中
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インスト、いってきましたよ。


父上に送ってもらったのだけれど、
もう車の中でどきどきしすぎてお腹いたくて気持ち悪くて、
不安で仕方がない僕でした。
車の窓からきょーかさんらしき姿が見えて、
少しだけ、ほっとしたよ。
光さんと合流して、
作ってもらっていた花束を受け取る。

そしてライカへいってきょーかさんを発見!
緊張しすぎな僕らへ光さん話を振っていてくれてありがとう(笑)

やっぱり、怖くて仕方がなくて。
また、前みたいに光さんと手をずっと繋いでた。
逃げ出したい気持ちと、逢いたい気持ちとで、
心臓痛いって、呼吸しにくいって思ったよ。

ぶっちくんがくるらしい、なんて話を聴いて、
それなら少しは和むなぁ、なんて。
階段を上って、ライカへはいって、
係りの人の有村さんと笹渕さんですって言葉が聴こえて、
笹渕さんで空気がざわついた。
ぶっち君来るなんて、やっぱりみんな思ってなかったのかな。
でもそれは、とてもうれしそうなざわつきで、
僕もぶっち君好きだから、うれしかったよ。

心の準備はいいですか?って問いかけの後、
ふたりが、入ってきて。
ぶっち君が白に黒で絵描かれたTシャツだったかな?
有村さんは白のトップスに黒い上着で眼鏡(だったと思う)
順番は有村さん、ぶっち君。

とりあえず、ぶっち君の存在にものすごく和む!
僕ね、リズム隊愛だけど、
基本的にベース寄りなんだよね。
ドラムさんは人間的に好きっていうのが多いんだよね。
でもぶっち君は、ドラムのプレイそのものがとても好きで。
寡黙な職人、って感じが、凄く好きで、
だからものすごく、逢えてうれしかったな。
テンション上がったもん。

ぶっち君でテンション上がったせいか、
ものすごく動悸は早かったけど、
ぎりぎりまで笑顔で光さんと話していられたよ。
手、固まるねって離してからはもう、だめだったけど。
泣きそうで、苦しくて。

先に行ったきょーかさんのプレゼントに、
ものすごく食いついているりゅうたろうさんに、
かわいいな、なんて思いながら、
僕自身の余裕はどんどんなくなっていく。

最初に、お花を渡して。
水零れるんで縦でって言ったらすぐにスタッフさんにそう伝えてくれたよ。
スタッフさんが隣に来た時に感じたのは、
やっぱり明らかに空気が違うってこと。
有村さんの周りは、本当に空気が綺麗だ。

手を、差し出して。
両手でまた包んでくれたんだ。
相変わらず細くて大きくて柔らかくて温かい手だった。

スタッフさんには次へって言われたけど、
お願いがあるんです、って口にして、
はい、って僕の眼を見るりゅうたろうさんがいて、
頭、撫でてもらえませんか?って、
そしたら、「あ、はい」って、
右手は繋いだまま、とても優しく頭を撫でてくれた。
僕はうつむいて繋いだ手を凝視して、
頭に触れたりゅうたろうさんの熱に涙が出そうになって、
必死で、堪えた。

前回と違って全然時間がなくて、
流れ作業的に次へって言われたけど、
りゅうたろうさんはその中でも優しく答えてくれて、
ライブ来てねって言ってくれて、
流されながら手を離したけど、
僕が眼を逸らすまでは僕のことちゃんと見ててくれたんだ。

何も、いえなかったけど。
それでも絶対行きますって答えにありったけの思いを込めた。
伝わった、かな。


ぶっち君にサイン、手渡されて、握手。
逢えると思ってなかったから、うれしいです、って。
そしたらほんとに?ってうれしそうに口の端あげた。

ぶっち君に、ものすごく和んだ。
もう大好き!とか思った。
テンション上がりすぎ(笑)
この順番でよかったね、
じゃなかったら僕泣いてたかもしんない。

PV見て、アー写見て、
かわいいかわいいゆってたけど、
実物のぶっち君はかっこよかったです。
どきどきしました。

 

ライカでて、僕と光さんときょーかさんときょーかさんのお連れさんふたりで、
その後わいわいお茶をしました。
むっちゃ楽しかったよ!

僕ね、人がいると泣かないんですよ。
人がいても気にせず泣くのは、ライブくらい。
だから始終笑ってて、
ひとりになった途端、がたんと落ちた。
プラを聴きながら帰ろうってMDセットして、
耳に流れ込んできたのは真っ赤な糸で。

僕は、いつだって基本的にランダム再生なんだ。
だから、いきなり聴こえたのが新譜で、とても心が震えた。

電車待ちながら、涙が出てきたよ。
ライカでのこと思い出して、泣けた。

握ってもらった手は、とても温かくて、
有村さんが生きてるって実感する。
そのまま、有村さんの中に溶けれたらいいのにな。
じっと見つめてくる眼はとても深く澄んで、
頭を撫でてくれた手は、優しすぎた。
傷つけないように、
大切な何かに触れるように、
そっとそっと、撫でてくれたんだ。

放さないで、って思った。
まだ、さよならなんてできないよ。

繋いだ手を、放さないで。
嘘にしないで。
嘘だとしたら、永遠に騙し続けて。

あの人の優しさの中に、埋没したい。

有村さんの持つ空気は、
触れただけで泣きたくなるくらい綺麗で、
スタッフさんともぶっちくんともほんとに違って、
神様、って思うよ。
なんで、あの人の周りはこんなにも澄んでるんだろう。
なんで、あの人はこんなにも綺麗なんだろう。

赦される気がする。
ぜんぶ、だいじょうぶだよって、
赦されていく気がする。

いてもいいんだ、って思うよ。
有村さんの眼にあの瞬間映っていたのは僕だけだ。
それが、とてもうれしいよ。
忘れられてしまうとしても、
有村さんに触れてまた生きようって思えるんだ。

生きててよかったって、何度思っただろう。
有村さんが生きててくれてよかったって、
心を唄っていてくれてよかったって、
何度感謝をしただろう。

曲に泣けなくなったって、
有村さんの存在には泣くんだろうな。

真っ赤な糸。
聴いても泣かずにいた新譜は、
だけどインストを経て凄い勢いで僕の中に落ちてきて、

わすれないよ、あなたの声。
わすれないよ、あなたの顔。
わすれないよ、つなげた、心。

絶対、忘れないよ。
僕を救ったあなたのこと。
あなたの言葉に出逢った時の心の震え。
いつか僕の心が依存をやめたとしても、
ひとりで歩き出したとしても、
有村さんへのこの想いを、
僕は絶対に忘れたりなんかしない。

手に残った、有村さんの手の感触。
頭を撫でてくれた手から感じた、有村さんの熱。

思い出すだけで、涙が出る。

 

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