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空気であり水である大切な音楽たちに触発され、物書きリハビリ中
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お昼から祥さんとお逢いして、
ふたりできゃっきゃしながらのばぶらついて、
一旦物販のために会場へ。
開場じゃなくて物販なのに、
階段並ぶとどきどきしてしまって大変で、
物販終わり次第速やかに退散(笑)
スタバで参戦する海月さんたちの服装眺めながらニヤニヤしてた(笑)
しかし海月さん方はコス似合う人多いね!
でもたろさんと正君とアキラさんはいたけどぶっちは?

 


整番がよろしくないので見れるかなー、と不安だったのだけれど、
PA席後ろ中央の3列目辺りに場所をとり、
海月さんの方の間から有村さんが真正面だけどどうしよう。
アキラさんはかろうじて見えるような見えないようなで、
正君にいたってはまったくお顔を拝見できず、
ぶっちくんは思いっきり有村さんと被ってて、
有村海月のくせに何度有村さんどいて!と思ったことか(笑)
だって!
ぶっちのドラム好きなんだもん。


開演までの15分が長い。
心臓ぎゅうぎゅうして、
息が苦しくて、
おなかも痛くて気持ち悪くて、
いつものごとく帰りたくなる。
でも逢いたくて祈るように指を組む。
小刻みな震えが目に入って思わず嘲う。

 

照明が落ちてメトロノームの音。
感覚が落ちていく。
前述したように有村さん以外見えない。
でも、それでも良かった。
有村さんが視界に入ったら見えてる世界が滲んだ。

唄うりゅうたろうさんが操り人形みたいにかくかく動く。
それはいつもステージに見る絶対的な存在感とは遠く、
儚く、感情が消え去ってしまったかのようで、
人間性が排他されたようにみえるせいで、
酷く不安になって躰が震えた。

聴こえる浮遊感のある唄声だけが、
いつものようにそこに有村さんがいることを教えてくれる。

うつせみ。

なんてタイトルの響く、パフォーマンス、と今なら思える。


音がバラバラと落ちてくる。
テトリス。
組み上げようとして失敗する。

ぶっちのドラムが大好きなのに見えないよ(苦笑)
でもその代わりにりゅうたろうさんが現実感を取り戻す。
僕の中に落ちてった音たちがゆっくりと積み上がって、
サビで涙になって消えてった。


感情を立て直したいのに、
追い討ちを掛けるようにザザ降り、ザザ鳴り。

ひとりで立とうってがんばるのに、
依存しないように離れようとしたのに、
距離感を適性値にしようとしてるのに、
無理をしていることを簡単に見抜くんだ。


「やぁ」
っていつもの挨拶。
新年でもそれは変わらないんだね(笑)

「当たり前ですが、今年初めての名古屋ですね」
「おかえりー!」
「……はい、ただいま」
このやり取り、好きだよ。
りゅうたろうさんがかわいいから。

「前に正君が『名古屋は日本一サイケデリックな街だ』と言っていました。
 そうなんですか?」
ああ、なんか、そんなこといってたような気も。
海月さんの反応は二分されてて面白い。
「サイケに踊り狂っちゃってください」
ってサイケデリック。

ああ、ごめん。
僕この曲覚えてない。
何度聴いても馴れなくて、
この曲の有村さんに追いつけなくて、
サビだけがぐるぐる回るのです。


一瞬何かわかんなかったアルバム曲はQ
音だけ覚えてるのはやはり正君の作る曲が好きだからか。


流れ落ちる音に涙腺が緩む。
ライブで聴いたら絶対泣くって思ってた。
フィクション。
歌詞に合わせて眼を閉じてイメージしようとしてみる。
ああ、ほら、瞼の裏ではこんなに綺麗に飛べるのに。

ライブでのフィクションは音源と違って、
伝わる意味が抱えてるものの輪郭とぶれてしまって、
すごく曖昧な場所に僕は立ってて唄を聴いてた気がする。


寧ろ斜陽のが泣けた。
これ聴いてるとsacraに逢いたくなるんだよね(笑)

 世界に 僕 と 僕

りゅうたろうさん、と縋るように呼ぶ。
眼に痛い夕陽のせいで、ぜんぶ、見えなくなってしまいそうだ。


「抉じ開けたいのはその箱です、Dummy Box」
わー、好きな曲だよ!歌詞知ってるからもう泣かないもん!
とか思いながら聴いてたー。

なんだろ、やっぱり前回は感情振り切れてたんだ。
だから泣いちゃったんだけど今回は涙の気配すらなく、
思わず僕も一緒になって手を伸ばす。
ああでも人にぶつかりそうで、
それが気になりすぎて他の暴れ曲もだけどちゃんと振れなかった。


アローンアゲイン、ワンダフルワールド。
重ねる人が、変わってた。
sacraは12月に確信をくれたから、
そして僕にはもー逢えない人が、いたから。

絞られて、涙が止まらなくて、嗚咽して、
周りに人がいっぱいいなきゃきっと崩れ落ちてた。

唄う声があまりに必死で、
泣き叫んでるのかと思う箇所とかあって、
それが余計に苦しくて、
脳裏に電話Boxの上のぼんやりしたりゅうたろうさんの姿が浮かんで、
ぎゅうっと眼を瞑ってその姿を留めようとする。
いなくならないで、と。


「えーっと、冬、ですけど、雪見ました?」
見たーって声がちらほらと。
「それは……うらやましいですね?」
ちょ、たろさん棒読み!笑
「僕は見てないんですけど、雪の曲行きます、雪蛍」
零れそうになった悲鳴を飲み込んだ。

僕、セトリ見てってなかった、から。
やってくれるなんて、思ってなかった、から。

ミラーボールが廻って、
きらきらしてる世界でりゅうたろうさんの零す言葉が綺麗で、
光の中に佇み光に霞むりゅうたろうさんがあまりに綺麗で、
そしてあまりにも儚く消え入りそうで涙が溢れた。


続く、メルト。
この曲は結構好き。
曲調変わるところ、とか。
でもなんか予想外に暴れ曲でびっくり。
なんでかなー。うーん。


「名古屋ー!いくよー!」
ってマイクオフで煽ったはいいけど、
唄いださずにアキラさんと密談する有村さん。
ん?って思ってたらいきなり聴こえたのはバルーン。
なんかとっても音がぎこちない。
煽り間違えた?
でもこの曲もメルト同様激しく暴れ曲で、
あまりの動揺に感情はフラッシュバックすることなく、
やっぱりあれはあの日だったから泣けたんだなぁ、とぼんやり思う。


暴れ曲が続き。
りゅうたろうさんの後ろにかろうじて見えるぶっちに、
そのスティックの動きにただただ見惚れてた。
響くドラムの音が僕を激しさの中に連れて行く。


だけど次のメランコリックは泣いてしまった。
ライブの間ずっと感じてた不安に触れられた気がした。
もしも、涙が出なくなったらどうしよう。
もしも、重ねるものがなくなったら、どうしよう。
喜ぶべきことのはずなのに、
感情が薄れていっているようで怖くて、
音と声と揺れる手に心を揺さぶり掛けられる。

大好きだけど、やっぱり聴くたび痛いんだ。
だから必死で有村さんのいる未来に手を伸ばす。


リプレイも暴れ曲に塗り替えられてた。
あの日のあの神聖な空気はどこへ?
世界が変質していく。
それは有村さんの世界ではなくてプラの世界だ。
怖くて、苦しくなる。


最後の記憶行きには僕の知るりゅうたろうさんが、いた。
マイクスタンドに両手で縋って、
傷痕を指先で撫でるように言葉を囁き落としてく。
唄い終わった後に数秒間マイクに縋ったまま黙ってた。
その後しばらく続いた4人の奏でる音に、
マイクに寄せた唇から零れるりゅうたろうさんの途切れ途切れのコーラスに、
見失いそうになった僕の神様を、見つけた。
僕の大切なりゅうたろうさんは、ちゃんとそこにいた。

 

 

プラはアンコールまで長すぎ!
いつもこの時間が不安で仕方がないのだけれど、
本編で感じた奇妙な現実感のなさと、
近くにいた人たちのおしゃべりのせいで苛々してしまう。
ダブルアンコールの時とか、酷くて。
どんだけ海月さんが必死に呼んでると思ってるんだよ!?って思って。
おかげでオーラス冷めてしまったよ。
ああ、思い出しただけでも腹立たしいし、かなしい。
話ズレた、ごめん。

 

「あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします」
と正君が折り目正しくご挨拶。

たろさん「アキラさんもあけまして?」
アキラさん「おめでとうございます」
って挨拶してアキラさん何か言おうとしたら、
思いっきりフロアからぶっちコール。
「新年の抱負は言わせてくれないのね」
ってなんだかアキラさん哀しそう(笑)
途端に海月たちがアキラを呼んで抱負をねだる。
なんて現金な海月たち(笑)

「抱負ね、抱負。
 今年はMC上手になろうと思います」
だそうです。
アキラさんいい声なんだからがんばってください。

たろさん「ぶっちくんもあけまして?」
ぶっち「おめでとうございます」
たろさんからマイクを受け取って、
雑煮食べた?餅食べた?初詣行った?といくつか質問し、
結果出した答えは「ぜんぶマバラじゃん!」でした(笑)

はっぴーにゅーいやーですね、と有村さんが話し始めたところで正コール。
有村さんは可愛らしく首をかしげた。
「正君? が何? うん、正君は細いよ」
違っでもかわいい…っ
正君にも「新年関係ないから!」って突っ込まれてた(笑)

正君「初夢でさ、一富士ニ鷹三茄子っていうでしょ?
  あれって見たことある人いるのかなぁ?」
たろさん「いやぁ…?」
正君「見た人!……やっぱいませんね。
   俺、いつかはみてやろうと思って」
たろさん「でもそれ見たらそのままポックリ逝っちゃいそうですよね?」
正君「……とんだお年玉ですね!」
そのコメントが数秒経ってからツボに来たらしく、
マイクに向かった有村さんいきなり噴出してアキラさんに無茶振り(笑)
でもアキラさんもそんなお年玉はいらなかったみたいです(笑)

「はい、closer」って単調な曲フリがかわいかったよー。
そしてこれもただひたすらぶっち君の音追ってた。


「お正月の三日間で太った人が8割超えてると思います」
いきなり何を言い出す有村さん(笑)
「お雑煮食べた人!」
一斉にあがる手。
「お餅食べた人!」
またもやたくさんの手。
「いつもの1.5倍食べた人!」
これまた同じくたくさんの手が!
有村さんはにやりと笑い、
「ということはお前ら全員3キロは太ったな。
 一日1キロで3キロは太ったな」
と何故かとても楽しそう。
海月さんのブーイングに爽やかに、
「酷い?酷いよ。だってそれが現実だもん。
 現実は残酷で声にならないと」
って笑いながらいう有村さんに「内容が違ぇよ!」と、
アキラさんから鋭い突込みが(笑)

「お腹についたお餅を落としましょう!
 お腹についた鏡餅を!」
まって!鏡開き11日だから!と冷静に思った(笑)

わーわーしながらヘイト。
カロリー消費はばっちりですね。

 

やはりかかるダブルアンコール。

「アンコール、呼んだ?」
「呼んだー!!!」
「聴こえた(照)」
かわいい。
「だから、俺、来た」
だからかわいい(落ち着け)

「くどいようですが、現実を言います。
 おなかの雑煮をGHostのように燃やしちゃってくださぁい」

りゅうたろうさんすごく楽しそうだった。
今日のりゅうたろうさんは3曲目で感情振り切れてる感があって、
なんかテンション高いと最初思って、
だけど本編が進むに連れて逆だって思って、
なんか焦ってるってゆうか何かを求めてるみたいに必死で、
でもそれは過去の有村さんが手を伸ばした何かとは違ってて、
笑ってくれなくて、いつもと違って少し怖かったのだけれど、
アンコール始まってからは終始楽しそうで、
すごくほっとしたんだ。

曲の最後にお立ち台に上って、
「名古屋!飛ぶよ!」
って宣言したはいいけど海月さんの反応が予想より鈍かったのか、
ちらりと僕らを振り返って「飛ぶよ?」って、
なんだそれめっさ可愛いんだが!


ありがとう!
いってきます!

っていつもと同じようにマイクオフで叫んで、
そうして全員捌けたステージ上に、
アンコール呼んでる時とは違う空気に、
またしばらく逢えないのだと自覚して、
また、涙が出そうになった。


今回のライブは僕には不完全燃焼過ぎるけど、
プラへの感情と有村さんへの感情の違いを突きつけ、
ちゃんと真剣に考えなくちゃいけないって思うのだけれど、
そしてやっぱり僕はネガとポジで止まってて、
ウツセミは沁みていっていないんだって気付いたけど、
それでも唄う有村さんに涙をもらい浄化されるのは変わらないんだ。

でも今度は、アルバムツアーじゃない時に逢いたい。

 


参戦された海月さん、お疲れ様でした!

 

 

セトリ

 ~規則的な四拍子~
01.うつせみ
02.テトリス
03.ザザ降り、ザザ鳴り
  MC
04.サイケデリズム
05.Q
06.フィクション
07.斜陽
  MC
08.Dummy Box
 ~晴天、喚声、回転木馬の前~
09.アローンアゲイン、ワンダフルワールド
  MC
10.雪蛍
11.メルト
12.バルーン
13.GEKKO OVERHEAD
14.メランコリック
15.リプレイ
16.記憶行き


‐アンコール1‐
01.closer
  MC
02.ヘイト・レッド、ディップ・イット

‐アンコール2‐
01.Ghost

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