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空気であり水である大切な音楽たちに触発され、物書きリハビリ中
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恒例sacraライブレポ(笑)
相も変わらず完全ネタバレの上長いので、
嫌な方は回れ右でお願いします。


3時半くらいからみきこ。さんに逢って。
会場の場所確認して、スタバでお茶。
みきこ。さんといるととても和むのー。
一緒にいてくれてありがとうございます。

会場で、一番逢いたくない人に逢った。例の。
関係ないって思っても、だめで、
涙が溢れてきてしまって、
みきこ。さんにぎゅーってしてもらって、
気持ち落ち着けようとしてるとこに、
ハートランドのTVからディアラビの音が聴こえて、
それでものすっごい救われた。

開場15分前になってようやく物販開始。
パンフとストラップを一種類ずつ(笑)
パンフはたとえ写真だけだとしても泣く自信があるので、
ライブ後に見ようと鞄の中へ。


僕の整番は18
中へ入ったらたまたま木谷さんとあっちの間が二人分くらい空いてて。
そこに収まる。何故か僕の隣は埋まらない。
微妙な空き具合だから?
入れるよ、一人。

みきこ。さんとは中で別れてしまって、
開演するまでの一時間弱、
ほんとにしどくて泣きそうだった。
いろんな感情がぐるぐるしてて、
ずっと祈るように両手を組んで俯いてた。
物凄く、震えてて莫迦みたいだった。


若干押し気味に、開演。

フロアの照明が落ちて、
ステージが明るくなって、
3人の姿が見えて、
それだけでもうだめだ。
泣きそうで口許を押さえた。


最初はInterval
僕が励まされ続けてる曲。
どんな時もこの曲を聴くと、
僕はがんばれるんだ。

 死にたいとさえ吐いちまうやつも 救えるような歌

涙が出る。
僕は、救われた。
sacraに救われた。
感謝の気持ちでいっぱいになって、

 『死にたいとさえ吐いちまうやつも 共に歌えばいい』

ねぇ、涙が止まらなくなりそうで、
上げた拳が力なく震えて、
口許を押さえた。

木谷さんはギターも持たずに、
ただ僕らに一緒に歌おうぜと叫んで、
手を伸ばしたら触れそうで、
なんかもう一曲目で感極まるとかどういうこと自分。
おちつけ。

sacraがそこにいる。
sacraが唄ってくれる。
それだけで涙が出るだ。


「こんばんはsacraです!
 S・A・C・R・Aでさくらです!」
って笑顔で挨拶してくれて、思わず叫びだしそう。

楽しんでいこう!ってlonely vacation
こんな最初って珍しくない!?
あっちのはもりが耳に飛び込んで、
背筋からぞくりと震えた。

あっちの声ほんと大好き。
思わず何度も振り返る。
眼が合って、笑ってくれる。
拓ちゃんも、ものすっごく楽しそう。

跳ねろ!って煽られて一曲目で出た涙を引きずりながら跳ねる(ぇ)
やー、止まんなかったんだもん、どうしようもない。


「既に酸素が薄い」
って木谷さんがうれしそうに笑う。

後ろも見えてるか?って気にしてくれて、
もっと前詰めようぜって笑って、それから気遣う。
「具合悪くなった人がいたら、すぐに手を上げて。
 周りの人たち手を差し伸べてあげて」
って、そういう優しさが、僕は大好きだ。

「今日は唄える曲があったらどんどんみんな唄っていって」
って木谷さんは言って、ギターを持った。

重い音がして解放宣言。
この曲にも、いっぱい助けてもらった。

 僕は一体全体何者なんだ
 限界を超えていけるのはいつの日も
 自分自身だろ

涙が出る。
ぼろぼろあふれ出る。
だから、こういう曲弱いんだってば!
励まし系は、泣いちゃうんだってば!
うれしくって、
何度も何度もがんばるって誓う。


次の曲、イントロで泣き出しそうになる。
サクラドライブ以降、僕の涙腺を刺激して止まない曲。
今回も泣きながら一緒に歌わせていただきました。

「聴こえねぇぞ!」ってあっちが煽って、
みんなの声が重なって大きくなって、
そしたら3人とも物凄くうれしそうな顔をして、
それ見てるだけで幸せな気持ちになった。


途端に音の色調が落ちて、
拓ちゃんが拾ってく音がとても愛しくて、
vain rainbowに涙。
この曲はこの半年で不意に僕の心に入り込んだ曲で、
なんかもうこの選曲は僕を泣かせるためですか?


「雨が上がったので、この曲」
って、はい、それは僕のここ最近の号泣ソングですが何か?
莫迦じゃないのか、もう。
どうしてこう明るい曲ばっかで僕は泣くの!

 『捉え方で素敵な人生 息を大きく吸って吐いて』
 『弱いならば弱いままで 生きていけるさ wow…
  負け惜しみは言いたくないから せめて僕らしく笑っていたい』


「次の曲はsacraのインディーズで初めて出した曲で、
 ハートランドで初めてやらせてもらったのも、この曲でした」

ああ、聴きたかった曲だ、と。
うれしくて涙腺が緩んだとかもうだめすぎる。
この曲は大学時代に僕を支えてくれたんだ。
そして今、足踏みをしてる僕を支えてくれてる。

いつかちゃんと飛べるんだと。
僕の羽はもがれてしまったわけでも最初からないわけでもなくて、
休んだらちゃんと僕だって飛べるんだと、
それがどうしようもなくうれしい言葉だったんだ。


重っくるしい音がして、
紡がれたフレーズにびっくりして、
それは僕が大好きな曲で。

唄う木谷さんの眼が、
怒りとか哀しみとか決意とか憂いとか、
いろんな感情を含んでいて、
この声の届く範囲の人々に、
それぞれ何かしら感じて欲しいって、
そう訴えかけているようで眼が潤んだ。

最後のところ、
一緒に歌おうって言われて歌って、
ひとりひとりを見つめながら、
指揮者みたいに手を振って煽って、
みんなに問題提起するみたいに、
ここから波紋になって広がっていけばいいと、
その声と瞳と音が孕む感情に僕の心は触発される。


続いた親父。
一番はベースレス。
あっちくんはこの間微動だにしない。
拓ちゃんの指先が小さく音を奏でる。

祖父のことを思い出す。
凄い勢いで涙が溢れ出す。
大好きな笑顔とか声とか掌の温かさとか頑固なとことか、
いろんなことを思い出して涙が出てしまって。
そういう曲では全然ないのに(苦笑)


ドラムが激しく鳴って、次の曲。
何の曲か分からなくて一瞬焦るものの、
聴きなれたフレーズに安心する。
と同時に涙が出そうになる。
飛行機の中で号泣したあの曲だ。
最終ベル。

大全さん、と呼ぶ。
初めて意識したドラムは大全さんの、このドラムだから。


「酸素が薄い!そして熱い!」
木谷さんのそんな言葉。
そうだね、って泣き笑い。

「今日は暑いね。だって26度とかあるんでしょ?」
ってこっちを見るから頷いておいた。
や、27度だけどね(笑)

「拓也とか暑いでしょ?」
「暑いねー」
ってもうほんと拓ちゃん髪伸びすぎだから!
「切ったら?」
「いやー。(マサは)好きでしょ?」
「好きだけどね」
なんて会話が可愛い。
や、でも僕は切って欲しいよ?
腰まで伸ばす!とか言ってたけどやめて下さい(笑)

「だいじょうぶ?気持ち悪くなってる人とかいない?」
って心配してくれて僕らは頷いて、
「拓也の長髪に気持ち悪い人は?」
なんて茶化すとちらほら手が挙がって、
「それはいるんかい(笑)あっちをみて応急処置で」
ってあっち君を指差して、
笑ってやり取り見てたあっちは俺!?って苦笑気味。
「ひどいよなー、みんな。って煽る俺が一番ひどいって!?」
笑いながらそんなことを言って、
仲がいい故の戯れでしょ、と和む。

「そんな感じで最近どうですかあっち」
そんな感じってどういう感じさ(笑)

「いいことあった?」
「いいことかぁ…ああ、そうだ。
 ハートランドってさ満員御礼だと袋がもらえてね、
 あそこ、右後ろに赤いのあるでしょ、あれ。
 今日見てみたらsacraが一番多かった!」
そうなんだー、って感動。
あれちゃんと見たこととかあんまり、なくて。

どんな流れだったか覚えてないんだけど、
あっちの靴下の話になって、
「こいつね、こないだ見たら踵が擦り切れてて」
「や、うん」
「ふつうの靴下だよ?なのに踵だけお父さん靴下なの!」
「いやほら、だって俺らエコバンドじゃん!」
その必死の言い訳に盛り上がるsacraファンの面々
「地元は優しーなぁ」
ってあっちはうれしそうだった。

「拓ちゃんの声が聴きたい!」
「拓ちゃんって、はじめて呼ばれた」
「え?ああ、俺にね」
「気持ち悪い(笑)」
「いつも拓也だもんなー」
だからじゃれるな、かわいいから!
「いいこと?」
「いいことじゃなくても何かあった?」
「うーん。あ!」
「何?」
「俺さ、最近人に逢うとパンツ見えてますよ、って言われんのよ」
パンツ??
後ろ向いてトップスの裾めくり上げて、
「今日はストライプです」って笑いながら木谷さん

「なんでだろうって思ってたんだよね。
 で、計ってみたらなんと体脂肪率、10パーセント!」
それは凄い。
「ついにダイエットが成功したんだな!」
「ほんと、うれしかったね」
「sacra始めて割とすぐ太って、
 毎年ダイエット目標に掲げながらすかして、
 今回ようやく!」
「おー」

「この二人の声も聴きたいか!?」
ってほってぃとDUTTIを示すから思いっきり頷く。
「どっち先?」
って木谷さんが訊いてほってぃは先を譲ろうとして、
「DUTTI先ってことは取りだよ?」
に慌てて自分から行きます、と手を上げる(笑)
「こんばんは、堀田です」
挨拶して着席。
いやいや、まってほってぃ!
えー、って声に慌ててたって、
「あ、えと、やることがたくさんあっていいこととか」
といっぱいいっぱい感を告白。

木谷さんがそうだ!って思い出したように、
「ほってぃは凄いんだぜ」って。
「着歌ランキング1位のネズミ先輩って知ってる?
 あれのオケ作ったのほってぃだから!」
これにはびっくり。
凄いよほってぃ。
「ネズミ先輩知らない人とかいる?」
僕を含め知らない人もそれなりに。
「是非、調べてみて!絶対後悔するから!」
え!?
「や、ほんとそういうキャラなんだって、ね?」
って、そこでほってぃも頷かないの(笑)

続いてDUTTI
「俺ね、NYへ行ってIフォン買う夢を見て」
「夢か!びっくりしたわ、この忙しいときにいつ!?って(笑)」
「うん、夢ね、夢。
 NYに飛行機で行って、なんとかジャクソンっているじゃん、マイケル・ジャクソン。
 なんかあって来いって言われて。ほら、夢ってよくわかんないじゃん?
 で、NYに行ってIフォン渡されて、帰れ!って(笑)」
「そのためだけにNY?」
「そうなんだよ!で船で帰ってきて」
「船!?飛行機で行ったのに?」
「うん、船で帰ってきて、で、眼がさめて、
 そしたらこう、蒲団ギリギリのとこでわわわ!ってなってた」
はい、きっちりオチもつきました(笑)

また暑いね、って話に戻って。
すっかり夏だね、って。
夏だからこの曲って木谷さんが言って、
かげぼうし。

チューニングの時から拓ちゃんのアコギ出てたから、
ああ、今日はかげぼうしやるんだって思た。
初めて聞いたときの自分の状況思い出して泣けてきた。

木谷さんはギターを持たなくて、
あっちのあったかいベースの音と、
拓ちゃんの優しすぎるギターの音と、
ほってぃの繊細な音が心を震わせて、
木谷さんが、泣きそうに見えた。

 『oh,my baby 僕はまた進まなくちゃ
  次会えたときは上手に 笑ってられるように』

うん。
約束、だ。


続く曲は夏の幻。
これも、やばい。
なんで今日の選曲は僕が泣くのばっかなんですか?

距離感を見失って不安になって、
そんなときに聴いて涙が出て、
卒業なのかもってあの時は思ったけれど、
ちっともそんなこと、できなくて。
最近益々、sacraの必要性を認識中です。


「前に俺は歌わないでみんなで歌ってもらったとき、
 凄く気持ちよかったから今回もみんなで歌おう。
 俺、マイクオフ気味に歌うから」

Platonic Loveだ、って思って、
タイトルコールに涙が出た。
さくら気味の時、だよね、みんなで歌ったの。
あの時僕はおにいちゃんと別れたばかりで、
唄いながら涙が溢れて嗚咽して、
その時の感情がまた甦ってぼろぼろ泣いた。
あの時と今じゃ状況は違うのにねぇ。

木谷さんがマイクオフの分、
あっちのはもりがフルで聴こえて、
マイクを通さない木谷さんの声も、
前だったから聴こえて、
鳥肌が立った。

DUTTIの煽りに従って手拍子。
まだ音源にはなってないけど、手拍子してくれてるね、
って木谷さんはうれしそうに言った。
踊ってもいいよ、ってあっちが手を振り振りして、
なんかそれがやたら可愛い。

風の唄。
この新曲は、ほんとに泣くから!

 置いてけぼりの心呼び戻すメッセージ

届かなくて泣いてた僕の手を、
もう一度しっかり掴んで引っ張ってくれたのはこの曲だ。
ここにいるだろう?って。

 君だけに宛てたメッセージ

木谷さんが僕の眼を見て、
手を伸ばして僕を指差して唄ってくれたから、
余計に涙が出て止まらなくなってしまって。

初めて聴いたときから言ってる気がする。
この曲は、僕のための曲だ。
うれしい。ありがとう。


カムバックヒーロー
今回初めて、泣かずに唄えた曲だと思う(笑)
楽しかった。


次は、就活中も、営業中も、
Diaryと並んで何度も背を押してもらった曲で。
聴いては泣きながらがんばるって呟いた曲で。
僕はつい最近ひとつの大きな決断をして、
その時にもやっぱりこの曲に支えられて、
だから視界が滲んでしまって困った。

始まりのアレンジがね、素晴らしくて。
『君の笑顔が 僕を動かす力』
なんてうれしすぎて。
そんなのこっちの科白で。

なんかもうほんと泣きすぎだ自分。
でも選曲がね、僕の大切な曲、ばかりで、
大体にしてsacraの楽曲の半分以上は僕泣いてるから(笑)


「名古屋に来たからにはやっぱりこれを唄わなきゃね」
ってにやにやしながら燃えよドラゴンズ。
えと、毎回言ってますが、
僕は広島ファンですが何か?(笑)


いつもの前フリとかなくいきなりカウントダウン、満員電車。
前回はいきなり号泣とかしてたけど、
今回は割と落ち着いてのれたかなー。


で、棒立ち号泣する予感があるといったランプシェード
やっぱり棒立ちはまずいだろう、というのと、
躰が勝手に反応するのとで踊る(笑)

掛け合いに入る前に木谷さんがくれた言葉に涙が出た。

「誰のために唄うのか、って考えて。
 もちろん自分のためっていうのもあるんだけど、
 うん、それはみんなのために唄うことでもあって、
 こうして眼を合わせてくれるひとりひとりのために」

うれしかった。
僕らのために、唄ってくれてる。
あの子に、この言葉を直に聴かせてあげたかった。
「僕らの唄が背を押すなら何度だって聴いて」と、
そういったあの日のままのsacraがそこにいて、
その言葉と曲に何度も何度も支えられて泣いて、
だからうれしすぎて涙が溢れて止まらなかった。

 ねぇもっと ねぇもっと こっちおいで ここへおいで
 ねぇもっと ねぇもっと そっち行くよ そこへ行くよ

 僕のために唄うことは 君のために唄うこと
 君のために唄うことは 僕のために唄うこと
 みんなのために唄うことは sacraのために唄うこと

思い出しただけで涙が出てどうしようもない。
止まらなくてどうしようもなくて、
呼吸がうまくいかなくてしゃくりあげたら、
木谷さんに「泣いてるけどsacra解散じゃないからね」って言われた。
わかってるよう、
それを裏付けるように唄うから、泣けたんだよ!

泣きすぎだ、まったく、って怒られたんかなぁ、って思ったけど、
その後のMCで物凄く心配されてたんだと知ってうれしかった。


本編ラスト。
僕が、祈るように唄ってと繰り返した曲。
タイトルコールに視界がぼやけた。

ニライカナイ

この曲に、救われて。
この曲があったから僕は生きてこられて。
間違いなく人生を変えた曲で。

久ぶりに聴けて、
今回は歌詞も躓かずに。

じっと木谷さんの顔を見て、
あっちのと拓ちゃんの音を耳に拾って、聴き入った。

やっぱり名曲だと思う。
「俺らにとって大事な曲」って木谷さんはいって、
それは今も変わっていないんだろう。
だって節目の時には、いつも唄ってくれた。
唄ってくれて、ありがとう。

 

アンコール。
出てくるの結構早かったね。
sacraはコール回数少ないから、
気持ちが立て直せないままアンコール迎えることが多い。

「ランプシェードの時も言ったけど、
 これは決してネガティブな決断じゃない。
 解散同然だろ?みたいに言う人もたくさんいるみたいだけど、
 そんなんじゃないよ」
ってまた繰り返してくれた。
「最初からずっと泣いてるから、
 こっちも凄く切なくなって」
って木谷さんが僕の眼を見て話してくれて、
思わず僕も苦笑い。
や、そういう意味で泣いてたんじゃないから。
ってアンケでフォローしといた(笑)
でも、心配してくれてありがとう。
うれしかった。

「何を伝えたいのか、
 ひとりになった時何が出来るのか、
 特急に乗ってきたからこんどはゆっくり、
 それぞれに考えて持ち寄って、
 またパワーアップしたsacraで逢えるから」

思いっきりはしょった感があるけど、
大胆こんな感じのことを木谷さんが繰り返してくれて、
報告の時にも3人して同じこといってくれたけど、
またこうして耳でちゃんと聴けてうれしくて、
ああ、だめだ、書きながら泣きそうだ。


「他のところも全力でやってるけど、
 やっぱり地元名古屋はなんか違って。
 今日はひとりひとりの眼を見て、ってやってたんだけど、
 みんなほんとにいい顔してて、
 これは帰ってこないわけには行かないな、と」
そういうあっちの眼が潤んでた。
声が若干、湿っていた。


「俺ら、10代の曲とかやるじゃん。
 10代の頃に感じて伝えようとした曲を今もこうしてやって、
 30になって20の時の曲を俺らは絶対やると思う。
 それって凄く素敵なことだと思わん?」
これから先何年だって、
sacraは変わらない信念で唄い続けると、
そう確約してくれるような科白に、泣けた。


「sacraが大好きだ」
って木谷さんが凄くいい笑顔で言ってくれて、
あっちも拓ちゃんもその時はにかみながらもうれしそうで、
僕までうれしくなって。

「みんなが気付かせてくれた。
 誰のために歌うのか、何のために唄うのか、
 思い出した気持ちを忘れずに、
 これからもsacraは唄い続けます」

ありがとう。
その言葉があれば、僕はだいじょうぶだ。


アンコール一曲目、
やっぱり僕の涙腺を壊したいみたいだね?
励まされて、泣きそうになる。
でも木谷さんが切ない言うから我慢する。


君の存在は、お願い、泣かせて。
繋がせてくれる手がないので指を組んで。

やっぱり『僕が傍に』ってこっちを見ながら唄ってくれるから、
毎回毎回泣きそうになるよ。
なんだって泣くなって言いながら泣かせに来るかな(苦笑)

 

二度目のアンコール。
誓うように唄ってくれる、イエスタデイ。
不安になるなと、何度も繰り返されているようで。

identityの歌詞は僕がsacraに救われた状況を描き出して、
同調してありがとうと繰り返した。

愛してるって、歌詞を通して言われるのがうれしい。
MCとかで言われると面映かったりいやいや流れだろ、とか思うひねくれものだから。
でも唄にこめた思いはいつだって本音だって信じてるから、
うれしくってありがたくって、感謝。

 

フロア、明るくならないから、
あ、もう一回いけるって思って。
かかったアンコールに出てきた木谷さんは開口一番、
「早く帰ってくれ」
って苦笑気味に目元を覆う。

「今日は唄ったぞ?久ぶりに腹筋いたいもん」
って笑いながら言った。
「Lookでやったときはいける!って思ったけど、
 今日はもうほんと、出し切った」
惜しみなく、すべてを。
ありがとう。

ほんとのほんとに最後です、って使命。
僕が知る限り初めて、木谷さんが僕らを見て、唄ってくれた。
僕の中にあの日のままのイメージが広がって、
うれしくて泣けてきて、

 『君こそが僕の』

ああ、だからどうして、
僕の心を見透かしたかのようなタイミングで、
僕の眼を見て大切な言葉を唄うの。
泣いちゃうでしょ。

そうして、幕が落ちる。

 

 

なんかもう、泣きすぎた。
どうしようもないな、僕。
でもsacraライブで泣くのはいつものこと。

プレゼントと手紙、渡したくて、
がんばって出待ち、してみた。

拓ちゃんが歩いていく途中で僕に気付いて、
軽く会釈なんて交わしたりして、
でもその時はまだ、搬出忙しそうで話せる雰囲気ではなくて。

一番に木谷さんのところへ。
ひとりひとりに渡せる時間ないかもって思って、
三人分入ってる、って言付けた。
渡したら、ありがとうって言ってくれて、
「だいじょうぶか?めっちゃ泣いてたけど」
って心配してくれて、また泣きそうになって、
でもだいじょうぶですって笑ってきた、よ。
いつものことです、ってゆったら、
そうだよなぁ、しかたないなぁ、みたいな、
そんな優しい眼で、微笑んでくれた。

手、両手で握らせてもらって、
「また逢いに来ますから、だから」
「うん、来てな」
「はい、だからまた、逢いにきてください」
「おう、わかった」
って約束してくれた。
僕からも、約束した。
だから絶対絶対、また逢いに行く。
その日までがんばる。

あっちくんのところへ行って、
握手、して。
プレゼントは木谷さんにまとめて渡したから受け取ってね、って。
ありがとう、っていってくれたよ。
あっちくんの笑顔見ると、幸せになれる、がんばれる、って、
そう伝えたらはにかんで「ありがとう」って言ってくれた。
その眼はやっぱり優しくて言葉なんか要らないくらいで、
あっち大好きだと思った。
「また逢いにきてね」
ってあっちが言ってくれたよ。
うれしかった。
だから絶対、って約束。

拓ちゃんは、ちゃんと時間、なくて、
車発進しながら僕を見て、
僕が声かけるよりも先に笑ってお疲れーって言ってくれて、
お疲れ様です、ありがとう、って伝えた。
笑顔で頷いてくれた。

帰ろうと歩いてる横を3人の乗ったバンが通って、
運転席の拓ちゃんと眼が合ったから手を振ったら、
満面の笑みで手を振り替えしてくれて、
それがうれしすぎてどうしようかと思った。

 

ああ、やっぱり。
sacraは僕の一番大切なバンドです。
僕の闇を照らす、太陽です。

僕が信じて待つ、
その間がんばる、

ねぇおこがましいかもしれないけれど、
それが3人ががんばる支えの一端になればいい。

僕はここで待ってるよ。
だから、いってらっしゃい。

 

セトリ

1.Interval
2.lonely vacation
3.解放宣言
4.アンバランス
5.vain rainbow
6.晴レワタル空
7.はばたけない鳥たち
8.ウイルス
9.Look at me Dad
10.最終ベル
11.かげぼうし
12.夏の幻
13.Platonic Love
14.風の唄
15.カムバックヒーロー
16.don't look back
燃えよドラゴンズ
17.満員電車
18.ランプシェード
19.ニライカナイ
EN1
1.Strange Picture
2.君の存在
EN2
1.イエスタデイ
2.Identity
EN3
1.使命

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crossoverさんに逢いに行く。
本屋によって桂治君に約束した乙一を購入。
結局文庫版失われる物語。
色々入ってるし、
基本白だけどマリアの指とか入ってるし。
表題作とかマニアックだろ、と。


リハに遭遇。
二人が楽しそうでうれしくなる。


ステージ前のベンチじゃなくて、
端っこの方のチェアで見てたよ。
二人が綺麗に視界に納まるから。
思わず写真を撮ったので、上げる。


初めの曲が、rainbow
思わず泣く。
前回も、泣いたな。
今の僕には響きすぎる。

次の曲も、泣きかける。
こんな弾んだ感じなのに、
歌詞の途中に心が震える。
ありがとう。

「10年後の未来」
って振って、それは机の合図で。
桂治君今回もピアノだったんだけど、
やっぱり音が凄く優しくて泣いてしまう。
ショートバージョンで、
いきなりアカペラ気味のサビから入って、
二番の歌詞につなげてって感じで、
それがとても、良かった。

小さな恋は二人ともすごく楽しそうだから、
こっちも楽しくなってにこにこしてしまう。

「今年で28になるんだけど、
 周りのこと見えるようになってきて、
 僕が楽しいって思えるのは、
 僕の周りの人たちが楽しかったり幸せでいてくれるから」
そんな風に言って聴かせてくれた、僕に出来ること。
これも、いい曲。
前回聴いたときよりも若干アップテンポだったかな。
足を止めて聴いてくれた人が一番多かったのも、この曲だったね。


セトリ
rainbow
-2POINT

小さな恋
僕に出来ること

 


紀松さんの高音がさ、
なんだか上手く出ていないみたいで、
喉の調子が心配です。
話してるときはふつうなんだけど、
どっか引っ掛ってるみたいだった。

rainbow
なんか紀松さんに見つめられてた気がする。
それ故に余計涙が出た(苦笑)

 

紀松さんが物販に一人だったから、
これはチャンスとぱたぱた近寄っていく。
僕が犬だとしたらきっと尻尾は振り切れてた(笑)

「お久しぶりです」
「久ぶりだねー。見つけたよ」
ってステージ中に気付いてくれてたこと教えてくれた。
rainbow気のせいじゃないって思ってもいいかなー。

「こないだも来てくれてたよね。話せなかったけど」
「うん。紀松さん忙しそうだったから。
 リーダーだったって聴いたんですけど」
「よく知ってるねー。自分の番終わったら次の人!って大変で」
「必死な感じが見えました(笑)」

ちゃんと、前回僕が見てたこと知ってて、覚えててくれた。
それがうれしくて仕方なくて、
僕ほんとに紀松さん大好きだから。

桂治君に持ってきた本に紀松さんが興味を示して、
とりあえず渡してみたら「楽譜だ!」って楽しそうだった。

「紀松さん本とか読まれるんですか?」
「うーん、本でしょー。ムラがある」
「ふふ。もし気になるんでしたらこれとは別の乙一、紀松さんにもプレゼントしますよ」
「マジで!読む!」
って言ってくれたのでプレゼントしようと思います(笑)
紀松さんには未来予報かなー。
しあわせは子猫のかたちも読んで欲しいなー。
悩む!とりあえず白で!


桂治君来たから桂治君に本をプレゼント。
「ホントにくれんの!?」
ってすごくうれしそうに受け取ってくれた。
その笑顔が見れれば僕は満足です。おつりがきます。

「お、楽譜!」って紀松さんと同じ反応するから笑えた。
短編だー、ってぱらぱら。
出だしの文章で興味をそそられたらしく、
一気に読むから!って言ってくれたよ。
楽しんで、そしてはまるといい(笑)


また紀松さんと話す。
いままで話せなかった分、話したくて。
でも緊張して話題が出てこないとか自分莫迦。
とりあえずrainbowの音源かを!と。
6月の主催には出すかもーって言ってた。
レコは済んでいつでも出せるんだけど、って言ってたから、
じゃあ早く出してくださいよ、と要求(笑)

「6月の主催は姉貴の結婚式があっていけないんですよ」
「へー。え、お姉ちゃん何歳?」
「28。同い年ですよ」
「そーかー。身を固めるんだ」
「固めちゃいます(笑)」
なんかむっちゃうらやましそうだったよ(笑)
紀松さんも早くいい人見つけなよー、と思う。

「自分は?いくつ?」
「もうすぐ23です」
「結構離れてるね。二人姉妹?」
「はい」
「そうなんだー。間にもう一人いそうなのに」
「いないんですよー」
って、この会話係長ともしたんですけど(笑)

あ。
rainbow泣いたよ、前回も今回も、って話もしといた(笑)
メルマガ届いてないよ、とも。
僕だけじゃなくトラブルだらけらしいよ、メルマガ。
6月からシステム変わるから届くはず!って言ってた。


また時間合ったら来ますって握手求めて、
桂治君にも本読んでね、って握手して、
そしたら紀松さんまで桂治君に握手求めて拒否られて笑えた。
仲良すぎだろ君ら(笑)

紀松さんの手はしっかりしてて男の人の手って感じで、
桂治君の手は大きいのに指が細くて繊細で柔らかくてあったかかった。
二人と握手って久ぶりにしたね。
なんか幸せな気分になれたよ。
またがんばれそうだ。
ありがとう。


 

いってきました、WaTライブ!
てっぺいかわいいよてっぺい。
そしてウエンツ!色白いよお前!!!!!!


なんかね、いつもと毛色が違いすぎて戸惑う。
きゃー!って久しく聴いてない気がするよ僕。
でも隣にいたおにゃのこがV好きっぽくて落ち着いた(違)
そして眼の前の客のマナーが悪くて滅入る。
あと下手のノリが濃い。
更にびっくりなのが99パーセントFCって!!!
だから前日追加公演してたんか??


えと、サポートが、
Dr、Gt、Ba、バイオリン、ピアノ、キーボード
WaTの二人がギター持つでしょ。
多くないですか。
てかメロディ楽器多すぎじゃないですか。

バイオリンが素晴らしく良かったですよ。
きれいに響いてたねー。
そして壁際だったため、
そこから伝わるバスドラの震動が心地良すぎた!
おかげで若干バラードで眠くなったなんて秘密だ!(笑)

WaTはサビの展開部分でイメージが被ってしまって、
一曲一曲はいいんだけど続けて聴くと飽きる(ぁ)
あと気付いた。
あの子達の歌って「君」へ向けてるようでいて、
実は「僕」の歌なんだよ。
君へ向ける僕の歌なの。
だから励ます感じの曲とかも、
恋愛の曲とかも、
どっちかって言うと主軸になるのが自分だから、
気持ちが同調するととんでもなく響く。
現実の誰かにもらった思いを歌詞に見つけると感情が揺らぐ。

マナーよくなかったけど泣いてたあの人とか、
僕の隣でじっと動くことなくステージ見つめてたあの子とか、
なんだか僕のライブでの姿を見た気がしたなー。

 

ウエンツがさ、
アンコール最後の曲で歌詞歌い上げた後にイヤホン外したんだよね。
たぶんね、みんなの声が聴きたくて。
そこで僕の中のウエンツ株が上がった(笑)

あとね、てっぺいは、
「今度は何年前ですか」発言が一番可愛かった!
いちいち言動が可愛いんですが。
あの子はさ、微妙になまってる時が可愛い。

そしてグッズ紹介の時の、
「徹平好き」って文字のオンパレードに笑う。
もうわかったから!!!って(笑)

 


「あの日」って曲で、
sacraのこと考えて泣きそうになった。

それからアンコール前の二曲。
僕が唯一聴きたかった5センチ。と、僕らのラブストーリ?だっけタイトル。

この二曲は思い入れが強くって。
あの頃の自分の気持ちともらった言葉と出来事思い出して涙が出た。
あまりにもこのふたつの歌詞は僕とおにいちゃんそのままで、
ポップを聴かないあの人が5センチ。はやばいって言ってたくらいで、
なんかもうほんと、いろいろ思い出してだめだった。

聴かせてくれてありがとう。

 

はい。
ざっくりすぎる感想でした!

最後に5センチ。の歌詞上げとこう。


5センチ。 song by WaT

午前三時君からの電話
こんな遅い時間どうしたの?
「声聞きたくなっただけ」
一言呟いてオヤスミ

友達と食事してる時も
帰り道地下鉄の中でも
五分おきに君からの
エンドレスなメール届いて

二人会えないときだって
僕は君を想ってるのに
「5センチだって離れていたくない…」
そう願う君が切なくて

恋も仕事も友情もすべて
現実にこなせる自信はまだないけど
僕たちが向かう明日はきっと
一つだと信じて
僕の想いは君から1ミリも離れてないよ
だから分かってほしい
心に積もった5センチの不安さえ
暖めて溶かしてあげるよ

出会ったばかりの頃の君は
気が強くて弱さ見せなくて
いつも頑なに心
閉ざしているように見えたけど

僕の前で見せるあの笑顔
淋しげに俯いた横顔
初めて見る表情に
特別な何かを感じた

君が思うよりも僕は
君を必要としていて
右肩上がりに高まる気持ち
どう君に伝えたらいいの?

予想できない天気図みたいな君の感情に
ドキドキさせられるけど
僕たちが見上げる空はいつも
一つだと信じて
君のわがままや束縛 涙さえも愛しくて
すべて抱きしめたいよ
真っ白に重ねた5センチの願い
叶えるように 約束するよ

恋も仕事も友情もすべて
現実にこなせる自信はまだないけど
僕たちが向かう明日はきっと
一つだと信じて
僕の想いは君から1ミリも離れてないよ
だから分かってほしい
心に積もった5センチの不安さえ
暖めて溶かしてあげるよ

僕たちの気持ちが5センチ以上
離れませんように…
 


えと、いってきました、栄ミナミ音楽祭。
僕が行ったのは東海東京証券前開場。
どうやら紀松さんその班のリーダーだったらしく、
ずっとミキサーに張り付いてました。

じゃあレポります。
crossoverと奥村慎也さんのお話です。


会場に着いたのが始まる直前。
マイク持った紀松さんといきなり眼が合う。
軽く会釈したら少し口の端持ち上げて会釈返してくれた。
二人の姿をみるとなんだかものすごくほっとする。
なんでかなー。幸せ感たくさんだ。

一曲目はカヴァーでハナミズキ。
紀松さんは高音がとてもきれいな人だから、
聴いててとても心地良かったのです。
カヴァーだからかな、
一音一音をすごく大切に拾ってる印象で、
桂治君は今回ピアノだったんだけど、
桂治君の優しい音と絡まってすごく素敵だったよ。

次に来た曲が一瞬タイトルが思い出せない。
あれ、これ僕今までライブで聴いた事ないかも!?とか思った。
しかもアレンジがCDと全然違って、
もっと軽快って言うか弾んでて楽しかったのですよ!

続く曲も僕からしたら珍しくて、
こっちはテンポ緩くなってたのかな?
ピアノだとやっぱり印象変わるからそのせいかな。
これはどっちかっていうとギターの方が好きかも。

rainbow
聴いてたら涙が出そうになってしまって、
ありがとうって心の中で呟いた。

初めて聴いた、僕に出来ること。
BBSで評判よくてずっと聴きたかったんだ。
とても考えさせられる、でもすごく優しい曲でさ、
唄ってる紀松さんも奏でてる桂治君も、
とても柔らかい表情をしていたから、
相乗効果で僕の心は泣き出して大変だった(笑)

以上、1stステージ。
セットリストは、

1.ハナミズキ(カヴァー)
2.-2POINT
3.独創メロディー
4.rainbow
5.僕に出来ること

 

2stもカヴァー曲から。
タイトルがどうしても思い出せない。
英語の曲だったんだけど、
絶対聴いた事ある曲だったんだよね。
あれタイトルなんだろう。

紀松さんの声の伸びが1stよりもいい。
高音に聞き惚れる。
僕は紀松さんのこの高音に惚れたんです。

続いたのはコンピレーションアルバムから。
この曲好きだけど音源は買ってないんだよね。
いつかアルバムに入れてくれたらいいなー。
最初のフレーズに涙でそうになったとかは本人らには秘密(笑)

次はまたしてもカヴァー。
もう恋なんてしない
「別に失恋したわけじゃないので心配しないで下さい」
って笑いながらいった紀松さんが可愛かった!

最後の一音まで終わったところで、
紀松さんと桂治君が顔を見合わせて笑い出すから何事か!?と思ったら、
どうやら桂治君がピアノの設定間違えたらしいよ(笑)

「今の音響機器は凄くてね、
 おんなじように弾いても音程変えれたりするの」
「すみませんね…!」
「いやいや。
 で、槙原さんって声高いでしょ?
 俺も出るよ?出るけど一個下げた方が唄いやすい。
 だから下げる予定だったのに、
 唄いだしたら、あれ?これ原キー?って(笑)
 カシオの○○○って言います」

あれ、結局広告!?(笑)
拗ねてた桂治君がものっそ可愛かったよどうしよう。
28になる人たちに可愛いとかいっちゃだめかな!

「次はオリジナル。
 今日みたいな陽気にはぴったりの」
って言って唄ってくれたのは小さな恋。
これ弾いてる桂治君が楽しそうで仕方がない。
にっこにこしてた。

「みなさんは10年後の自分を思い描いたことはありますか?
 この曲は僕の10年後の理想像です」
机だって思った。
思った瞬間涙が出そうになった。
いい曲。
本当に。

桂治君のピアノがひとつずつ大切に音を拾っていって、
紀松さんの優しい声がそこにのって。
涙が出て、手が震えて、
思わずぎゅっと両手を組んで震え押さえ込んで俯いた。

はじめて聴いた時からすごく好きな曲なんだけど、
木谷さんのあの告白の直後にストに行って聴いて泣いて以来、
好きだけど泣かないで聴けない曲(苦笑)
ごめんね、今回も曲の途中で木谷さんの名前を呼んじゃったよ。

以上、2st
セットリストは、

1.カヴァー(英詞)
2.アスファルト
3.もう恋なんてしない
4.小さな恋
5.机

 

紀松さんは忙しそうだったから桂治君に声をかける。
お久しぶりです、って言ったら、
「久ぶり、だよね? 見たことあるもん!」
とか言われて、思わず「見たことって!」ってつっこむ(笑)
「今日はひとりなの?」
ってそのあと聴いてくるから、
ちゃんと覚えてるんじゃんかーって思った。
僕遊ばれましたか(笑)

「玩具修理者見つかりました?」
「いや。てか俺あれ探したの、乙一。古本屋で。なかった…。
 で、今あれ読んでる、なんだっけ、ネジ巻き鳥?クロニクル」
「ああ、村上春樹ですね!」
「そう、それ! 上中下とあるじゃん、疲れてきた」
「あはは! 僕あれ一部読んで疲れました」
「早っ。あれ一部の最後に戦争の話あるじゃん。
 あそこで一瞬読むの辞めそうになった」
「あれは一回僕も諦めた。でも読んだら面白かったですよ」
「へー」

とかなんとか、
全然音楽と関係ない話で盛り上がる(笑)
そして桂治君に今度ライブ行く時には乙一プレゼントしますって約束してきた。
なんかすげーうれしそうな顔されたよ。
「まじで!?ありがとう!!!」
ってそんな笑顔で言われたらもうどうしようですよ。

乙一、何がいいでしょう。
楠本さんのKの葬列から発展して、
オススメ聴かれた時に乙一って前回答えたから、
黒でも可ですか。


紀松さんとは結局何も話せずかえる。
僕好きな人ほど話せなくなるので…。
僕いつから紀松さんと話してないんだろう…?

 

 

 

 


続いて奥村慎也さん。
レポって言うか感想。

crossoverの次で、
出るの知らなかったからすごくびっくりして、
思わずマイミクさんに確認メールを送る(笑)

初めて逢ったのだけれど、
とてもとても笑顔の可愛い方でした。

「crossoverずるいよね。
 俺も一曲目ハナミズキやろうかとおもってたのに!(笑)」
とか言いながら彼もカヴァーから始める。

松田聖子の「赤いスイートピー」
これを唄って似合うひとはそうもいるまい。
聴いてこの人唄のうまい人だな、って思った。
ジェッター聴いた時にはよくわかんなかったけど。
ジェッターはツインヴォーカルだったっけ?
声違う。

三年目の本気が良かった。
なんかすごく響いたよ、この曲。
続いたマイフレンドも良かったし。

なんかね、唄うこともそうなんだけど、
自分の唄を聴いてくれる人がいるってことがうれしい、
っていう印象を受けた。
好印象です。
彼は。
なんかスタッフに覇気が足りなかった気がする。

名古屋から盛り上げていこう!ってことでちょくちょく名古屋来ます!
って言ってたからまた聴きに行きたいな、って思ったよ。

素敵にタイトルを全部言ってくれたからセトリが挙げられます(笑)

1.赤いスイートピー(カヴァー)
2.24色のクレヨン
3.三年目の本気
4.マイフレンド
5.あいたくて
 


sacra編です。
対バン編は一つ前の日記へどうぞ。

 

今回の僕の服装はNAOTOです。
シルクハットにトランクで行ってやろうかとも思ったんだけどね、
シルクハット邪魔になるよなーとおとなしく中だけ黒く、なのです。
いい加減僕はヴィジュアルライブに行くようなカッコで、
sacraのライブに参戦するのをやめたほうがいいですか(笑)

 


久し振りすぎてなんだか緊張気味。
あと、変にプレッシャーかかってて、
原因はわかってるのでしんどかったな。
それでも場所はばっちり最前。
いつものごとくあっち側。

眼の前にスピーカーと跳ね返しの間のスペースがちょうどあって、
そこが僕の一番おちつくスペースだ。
しゃがんでたらチューニングに出てきたあっち君が、
ものすっごいい角度から見えるんだよ!

 

客電が落ちて、
sacraが出てきて、
あっちの笑顔を見たらものすごくほっとした。
何であの子の笑顔は、
こんなにも僕に力をくれるんだろう。


僕にとってはうれしすぎる一曲目。
これまんなからへんに持ってこられると泣いちゃうんだけど、
最初から来るとテンションあがってよいことが判明(笑)
何度も何度も僕を励ましてくれた。
笑顔全開で腕を上げたよ。
そこには、いつものsacraがいたんだ。

続く曲に心臓揺さぶられる。
とてもいい選曲だよ。
誰が決めたんだろう。
とにかく一気に会場の空気が力強さを帯びる。


こんばんはsacraです!!!!!
といつもの笑顔で木谷さん。
うれしくなる。

「さっそく拓也がいなくなった」
ってアキラさんと同じことやってるんですか(笑)
「トイレかな。緊張感ないな」
って笑いを取ってるところに戻ってきて、
どうした?って聴くと、
「タオル忘れた」
「タオル取りに行ってたのか」
「うん、なかった」
マイクオフだったんだけど声響きすぎ(笑)

「俺も脱いでやる」
って上着を脱ぎだして、
ツアーTシャツは良く似合っていて、
ああもうsacraはほんとにうたいびとのこと好きだな!

「羽の曲にカラス星って名曲があるけど、
 対抗するわけじゃないけど俺らはこれで」
っていって、
星といったらあの曲しかないわけで、
流れ出したギターフレーズに体の奥が絞られるみたいに痛くなる。
思わず伏せてしまった顔、
眼の中が濡れて息が苦しくなってあえいだ。

木谷さんの声はとてもきれいで、
あっちのはもりは深く響いて、
拓ちゃんのギターは僕の涙を誘う。

おにいちゃんのことと、
sacraへの想いがごっちゃになってあふれ出して、
頭が混乱した。


「実家に帰って兄貴と話をしたんだよね。
 『雅、』っていきなり芝居がかってごめんな(笑)
 『雅、男は生き様じゃなくて死に様だぞ』と。
 つまり死ぬときに笑っていられるかどうかが、
 男の質なんだぞって。
 そんときおにいちゃん、って思ったね。
 いつも兄貴って呼んでんだけど、
 そんときはおにいちゃんって」

まぶしい笑顔でそんな話をして、
紡がれたのは君の存在。
木谷さんは、この曲をやるときいつも家族の話をするね。
家族が好きで、大切で、
ファンと家族のような関係を築きたいと、
そういってくれていたことをライブ後に思い出して、
なんだかそのときに泣きそうになった。

差し出された光さんの手を素直に握らせてもらって、
滲む視界に捉えた木谷さんの名前を繰り返し呼んだ。
「傍に」
ってまた僕の眼を見て唄ってくれたよ。
その瞬間、どうしようもなく救われた。

木谷さんは、きっとわかってるんだ。
僕がどれだけ不安定な心理状態にいるのか。
僕がどれだけsacraを大切にしてきているのか。
大切すぎてぼやけてしまった輪郭を、
今僕は必死に取り戻そうとしてる。

唄い終えた後、
「ありがとう」って囁くように言った木谷さんが、
僕はいとしくて仕方なかった。


「昨日親父が誕生日を迎えて」
って前ふりで奏でられたあの曲は、
一番はギターとキーボードと木谷さんの声だけで、
始まりの特徴的なギターフレーズもキーボードが担当してて、
印象が違って軽く焦る。

木谷さんの声を聴きながら、
じっとうつむいたまま動かないあっちくんを見てた。

 『からぶりしてもいいんだぞ 思いっきり振りぬくんだぞ』
 『広い広い背中が 少し丸く見えた
  まだまだやれると 強がる姿勢は 昔からだ 何も変わっちゃいないな』


続く曲はアンバランスで、
イントロ聴いた時点で眼が潤むのは、
サクラドライブ以降いつものことだ。

それでも今回は笑っていられたんだけど、
途中で苦しくなって崩れそうになったのは、
プレッシャーのせいだ。
sacraを眼の前に生の音を聴きながら、
ここにはいないあの人に、
必死に歌詞解説をしようとしている自分がいて、
頭を振っていやだと叫ぶ自分がいて、
何もかもを捨て去ってどこかに行きたいと願う僕がいた。


「木谷ママがソーセージパンを差し入れてくれたんですよ」
ってあっちがニコニコしながら言う。
「テンションあがりましたね!
 俺だけ二個食ったからね!」
うれしそうに宣言するあっちが可愛くて仕方ない。
「名古屋久し振りに帰ってきて、
 あれ、よかったね、赤福」
いきなり話題転換。
「今ソーセージパンの話してたのにもう赤福かよ!」
って木谷さんの突っ込みに会場爆笑。
「あれか、差し入れ赤福だったらもっとテンションあがってた?」
「かもしれない」
「みんな次からは赤福を差し入れに(笑)」
らじゃーです!!!!!


前回も聴かせてくれた新曲。
あれは僕のための曲ですか?
いつだって僕の心見透かしたかのように、
素敵な言葉をくれる木谷さんだけれど、
呼ぶ声を聴くと涙が出てしまうよ。

そのままの流れで、
木谷さんいわくsacraのダンスナンバー(笑)

「涙なんか見せたりしない」ってところで、
あっちと眼が合って、
あっちににっこり笑われた。
いつも泣いてばっかでごめんね、
ライブ中だけだから!
普段は涙なんて見せないよ。
だって、sacraがたくさんの笑顔を僕にくれたから。
sacraが唄っていてくれるって思えば、
僕はいつだって笑えるんだよ。


「スイッチバック、今回のツアータイトルなんだけどね。
 今まで俺らが生きてきた人生と言うか、うん。
 あのね、最近俺音楽が好きになってきて」
いまさらー?みたいな声に、
「いや、唄うことはもともと好きだったんだ、
 で、なんか最近音楽が好きになってきて。
 それって今までの経験とか、
 周りの人の支えとかいろいろあって、
 それで今音楽が楽しくて」
なんだかしどろもどろだったのは、
どう感情をまとめていいのか分からなかったから?
でもその分、伝わってきたんだ。
木谷さんは、
ありがとう、って言いたかったのかもしれない。
sacraを愛する人たちに、
ありがとうって。

だって、木谷さんは日記で言ったよ。

『自分の魂を癒す唄で、人の魂も癒せたらいい。』

日記を読んだのは今さっきだけれど、
読んだ瞬間涙が出てきて、
ライブのときに言葉にならなかった想いを、
僕は今ようやく聴いたんだ。


唄われたのは使命で、
MCの言葉と、
僕の勝手な解釈と、
それからあの人の言葉が僕の中で絡まって、
歌詞が響いて泣いたというよりも、
どうしていいのかわからなくなって、
ちゃんと聴いてあげられなくて、
僕の中の想いがあの人の言葉に侵されて行くように、
聴いててしんどくて泣けてきてしまって、
三人を見ていられなくて手すりにすがった。

光さんが、あとから教えてくれたよ。
拓ちゃんが、心配していてくれたって。
だいじょうぶ?って問いかけてくれたって。
うれしかった。
同時に苦しかった。
ごめん、ごめんね。
あっちと拓ちゃんはなんにも関係がないのに、
ちゃんと観て、聴いてあげられなくてごめん。
あの子に語った言葉は嘘じゃないのに、
体の中で響かせてあげられなくてごめん、
木谷さんの言葉を怖いと思ってしまってごめんなさい。

罪悪感ばかりが、ライブ後に襲う。
だから、次はまっさらで行くと誓ったよ。


三人が去ったステージが苦しくて見ていられなくて、
うずくまって嗚咽した僕を誰かが嗤った気がした。

アンコールは声が出てなくて、
流されてするアンコールならいらなかった。
だけど僕は逢いたくて、
でも声が出なくてもどかしい思いをする。


「冬の次には春がやってきます」
ってイエスタデイ。
sacraに救われたあの頃の自分が、見えた気がした。
小さな笑顔。
三人のライブでの笑顔が、
僕の日ごろの支えです。
涙が、出た。


「今回俺喉使いすぎ」
って笑った木谷さんはステージドリンクがなくなったらしい、
「拓ちゃん、水ちょーだい」
って拓ちゃんからステージドリンクもらってた。


最後には就活中によく励ましてくれた曲。
思い出して涙が出そうになって焦った。
これで泣いたら僕完全な不審者!
だけど泣き笑いの表情だったから、
ステージの三人には仕方ないな、って苦笑された気がする。

でも最後これでよかった。
またがんばれそうな気がする。

 

 


今回お客さん少なかったのと、
自分の気持ちがうまくライブに乗れなかったのとで、
不完全燃焼と言うか落ち着かないライブだったんだよね。
これからしばらく逢えないかもしれないのに。。。
でもだからこそ次逢えたときは、
大好きだと笑って伝えられたらいいな。

 

セトリ

01 晴レワタル空
02 開放宣言
03 ひとつ星
04 君の存在
05 Look at me dad
06 アンバランス
07 風の唄
08 満員電車
09 使命

EN.
01 イエスタデイ
02 don't look back
 

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