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空気であり水である大切な音楽たちに触発され、物書きリハビリ中
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りゅうたろうさんに、逢いにいってきました。
大学の友人を一人拉致って(笑)


光さんがいないので、
きょうさんとも番号が離れちゃってたので、
誰とも手を繋がないままがんばってきた。
ほんとは、逃げたかったけど。
誰か僕の手を繋いで、って思っていたけど。
でも、大学の友人がいたおかげで、
少しは冷静さを保てたかな。
僕は、彼らの前では仮面を被るから。

階段上る。
心臓が締め付けられる。
息苦しくて、喘いだ。

もういやだ、帰りたいよって、
気持ち悪い、蹲りたいよって、
いつものごとく逃げ出したい気持ちのまま、店内へ。

りゅうたろうさんと、正君と、ぶっち君がいました。
一人足りませんけど!!!
とりあえず、3人だったのに驚きー。

りゅうたろうさんの姿見えたら、
泣きそうになりました。
慌ててぶっちくんをみて和みました。
僕、やっぱりぶっちくん好きみたいです。

握手の順番は上記の通り。
3人ともラフな格好をしていたよ。
有村さんと正君は眼鏡でした。
ぶっちくん揃えてよ(笑)
そしてこんかいも流れ作業でした。
移動があるのかなぁ…。

りゅうたろうさんと手を繋ぐ順番が近づくほどに、
僕の心はパニックに陥って、
ひとり前の段階で既に涙眼。
むりむりむりむり!
浅い呼吸で、次を待った。

手を、繋いだ。
やっぱり、おおきくてほそくて、あたたかい手だった。

「今日はありがとう」
って言うから、こちらこそ来てくれてありがとう、って思って、
ありがとうございます、って返した。
言いたいことがあるのにうまく言葉が出てこなくて、
でも、りゅうたろうさんはじっとこっちを見たまま待っててくれた。
やっとのことで告げたのは、
「りゅうたろうさんの声聴くと、ほっとします」
って一言だけ。
すこしびっくりしたみたいだったけど、
「ありがとう」
って優しい声でいってくれた。
「武道館きてね」
っていうから、行きます!って全力で応えてきたよ。

あのライブの日、
あの人は叫んだんだ。
「お前ら全員来い!」
全身で僕らを求めたあの姿が、あの声が、
僕は忘れられない。


正くんは、とってもにこにこしてました。
武道館行きますから!って宣言してきた!


ぶっちくんには、告白してきましたよ(笑)
「ドラムで初めて好きだって思ったのがぶっち君なんです」って。
「ほんと? ありがとう」ってうれしそうな顔してくれました!
その後「ほんとは~なんだよね」っていってましたが、
その「~」の部分がざわついてて聞き取れなかったのがショック。
ぶっち君なんていったんだろう。

 

 

 


あー。
なんか。
もう。

りゅうたろうさんが相変わらず綺麗過ぎて!
なんであんなにもあの人の周りは透き通っているのですか。
なんで、あんなにも優しい温度を持っているのですか。

涙が出る。
手が震える。
心が揺れる。

逢うたびに、感謝をする。
生きていてくれてありがとう、
出逢ってくれてありがとう、
祈るような気持ちで手を繋ぐ。

たった一瞬。

僕のことなんて覚えてくれなくたって構わないよ。
名前も顔も、知らないままでいてくれていいよ。

渡したプレゼントにも、
僕は手紙も名前もつけてない。

僕はりゅうたろうさんが言葉を零してくれたら十分だ。
唄っていてくれたら、十分だ。

あなたに救われた人間がいるんだよ。
それは、僕だけじゃないよ。
僕のことなんて、覚えてくれなくていいから、
ただ、あなたに救われたと言う人がいることを覚えていて。
僕は、大勢の中のひとりでいいんだ。


りゅうたろうさんが唄い続けてくれたら、
ほんとにもうそれだけで、幸せだ。
 

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インスト、いってきましたよ。


父上に送ってもらったのだけれど、
もう車の中でどきどきしすぎてお腹いたくて気持ち悪くて、
不安で仕方がない僕でした。
車の窓からきょーかさんらしき姿が見えて、
少しだけ、ほっとしたよ。
光さんと合流して、
作ってもらっていた花束を受け取る。

そしてライカへいってきょーかさんを発見!
緊張しすぎな僕らへ光さん話を振っていてくれてありがとう(笑)

やっぱり、怖くて仕方がなくて。
また、前みたいに光さんと手をずっと繋いでた。
逃げ出したい気持ちと、逢いたい気持ちとで、
心臓痛いって、呼吸しにくいって思ったよ。

ぶっちくんがくるらしい、なんて話を聴いて、
それなら少しは和むなぁ、なんて。
階段を上って、ライカへはいって、
係りの人の有村さんと笹渕さんですって言葉が聴こえて、
笹渕さんで空気がざわついた。
ぶっち君来るなんて、やっぱりみんな思ってなかったのかな。
でもそれは、とてもうれしそうなざわつきで、
僕もぶっち君好きだから、うれしかったよ。

心の準備はいいですか?って問いかけの後、
ふたりが、入ってきて。
ぶっち君が白に黒で絵描かれたTシャツだったかな?
有村さんは白のトップスに黒い上着で眼鏡(だったと思う)
順番は有村さん、ぶっち君。

とりあえず、ぶっち君の存在にものすごく和む!
僕ね、リズム隊愛だけど、
基本的にベース寄りなんだよね。
ドラムさんは人間的に好きっていうのが多いんだよね。
でもぶっち君は、ドラムのプレイそのものがとても好きで。
寡黙な職人、って感じが、凄く好きで、
だからものすごく、逢えてうれしかったな。
テンション上がったもん。

ぶっち君でテンション上がったせいか、
ものすごく動悸は早かったけど、
ぎりぎりまで笑顔で光さんと話していられたよ。
手、固まるねって離してからはもう、だめだったけど。
泣きそうで、苦しくて。

先に行ったきょーかさんのプレゼントに、
ものすごく食いついているりゅうたろうさんに、
かわいいな、なんて思いながら、
僕自身の余裕はどんどんなくなっていく。

最初に、お花を渡して。
水零れるんで縦でって言ったらすぐにスタッフさんにそう伝えてくれたよ。
スタッフさんが隣に来た時に感じたのは、
やっぱり明らかに空気が違うってこと。
有村さんの周りは、本当に空気が綺麗だ。

手を、差し出して。
両手でまた包んでくれたんだ。
相変わらず細くて大きくて柔らかくて温かい手だった。

スタッフさんには次へって言われたけど、
お願いがあるんです、って口にして、
はい、って僕の眼を見るりゅうたろうさんがいて、
頭、撫でてもらえませんか?って、
そしたら、「あ、はい」って、
右手は繋いだまま、とても優しく頭を撫でてくれた。
僕はうつむいて繋いだ手を凝視して、
頭に触れたりゅうたろうさんの熱に涙が出そうになって、
必死で、堪えた。

前回と違って全然時間がなくて、
流れ作業的に次へって言われたけど、
りゅうたろうさんはその中でも優しく答えてくれて、
ライブ来てねって言ってくれて、
流されながら手を離したけど、
僕が眼を逸らすまでは僕のことちゃんと見ててくれたんだ。

何も、いえなかったけど。
それでも絶対行きますって答えにありったけの思いを込めた。
伝わった、かな。


ぶっち君にサイン、手渡されて、握手。
逢えると思ってなかったから、うれしいです、って。
そしたらほんとに?ってうれしそうに口の端あげた。

ぶっち君に、ものすごく和んだ。
もう大好き!とか思った。
テンション上がりすぎ(笑)
この順番でよかったね、
じゃなかったら僕泣いてたかもしんない。

PV見て、アー写見て、
かわいいかわいいゆってたけど、
実物のぶっち君はかっこよかったです。
どきどきしました。

 

ライカでて、僕と光さんときょーかさんときょーかさんのお連れさんふたりで、
その後わいわいお茶をしました。
むっちゃ楽しかったよ!

僕ね、人がいると泣かないんですよ。
人がいても気にせず泣くのは、ライブくらい。
だから始終笑ってて、
ひとりになった途端、がたんと落ちた。
プラを聴きながら帰ろうってMDセットして、
耳に流れ込んできたのは真っ赤な糸で。

僕は、いつだって基本的にランダム再生なんだ。
だから、いきなり聴こえたのが新譜で、とても心が震えた。

電車待ちながら、涙が出てきたよ。
ライカでのこと思い出して、泣けた。

握ってもらった手は、とても温かくて、
有村さんが生きてるって実感する。
そのまま、有村さんの中に溶けれたらいいのにな。
じっと見つめてくる眼はとても深く澄んで、
頭を撫でてくれた手は、優しすぎた。
傷つけないように、
大切な何かに触れるように、
そっとそっと、撫でてくれたんだ。

放さないで、って思った。
まだ、さよならなんてできないよ。

繋いだ手を、放さないで。
嘘にしないで。
嘘だとしたら、永遠に騙し続けて。

あの人の優しさの中に、埋没したい。

有村さんの持つ空気は、
触れただけで泣きたくなるくらい綺麗で、
スタッフさんともぶっちくんともほんとに違って、
神様、って思うよ。
なんで、あの人の周りはこんなにも澄んでるんだろう。
なんで、あの人はこんなにも綺麗なんだろう。

赦される気がする。
ぜんぶ、だいじょうぶだよって、
赦されていく気がする。

いてもいいんだ、って思うよ。
有村さんの眼にあの瞬間映っていたのは僕だけだ。
それが、とてもうれしいよ。
忘れられてしまうとしても、
有村さんに触れてまた生きようって思えるんだ。

生きててよかったって、何度思っただろう。
有村さんが生きててくれてよかったって、
心を唄っていてくれてよかったって、
何度感謝をしただろう。

曲に泣けなくなったって、
有村さんの存在には泣くんだろうな。

真っ赤な糸。
聴いても泣かずにいた新譜は、
だけどインストを経て凄い勢いで僕の中に落ちてきて、

わすれないよ、あなたの声。
わすれないよ、あなたの顔。
わすれないよ、つなげた、心。

絶対、忘れないよ。
僕を救ったあなたのこと。
あなたの言葉に出逢った時の心の震え。
いつか僕の心が依存をやめたとしても、
ひとりで歩き出したとしても、
有村さんへのこの想いを、
僕は絶対に忘れたりなんかしない。

手に残った、有村さんの手の感触。
頭を撫でてくれた手から感じた、有村さんの熱。

思い出すだけで、涙が出る。

 


タイトルの意味はそのうちわかります(笑)

昨日参加された海月さん、お疲れ様です。
隣でやたら泣いててごめんね、光さん。


えと、やたらと長いです。
そしてたろさんのことばっかです。
セトリは完璧にさらされてます。
読みたい方だけ、どぞ。

 

とりあえず、ライブ前にkさんと光さんと、
ふらりと大須あたりをうろついておりました。
ケーキ屋さんに入り、食えといわれたのでパスタを食い(ぇ)
ばいおれっとぶるーを覗き、
栄までぶらぶら歩いて電車乗ってボトムラインいって、
グッズを買って時間までぼんやりして。

最近の僕は全然、プラに触れていなくて、
それが考えたくないからという無意識的なものだったのか、
それともsacraのアルバムで手一杯だったのは謎なところだけど、
気持ちも落ち着いていたし、
だから、少しは冷静に見れるかな、って思ってた。

だけど、全然だめだったね。
もう、並んでる時にやっぱり、
持ち悪い、吐きそう、帰りたい、っていい続け、
インストと同じように光さんと手を繋いで階段上った。

センター、一番後ろ。
音響席のまん前で、ぼんやり。
あ、テレビもあるわ、なんて。

光さんに僕が抱えた有村さんへの想いを、
うまく言葉にできずにでも必死で伝えてたら、
ライブ前にして涙が出そうになった(苦笑)
それは、まぁまた別の機会に語ろう。

開演までの一時間、やけに短かったよ。
残り数分は、とても長かったけれど。
チューニング聴いてるときから、もうすぐ逢えるって、
そう思ったらどきどきしすぎて息苦しかった。

音が、聴こえた。
ステージの画面が、切り替わった。
遡る、刻。
その段階で、涙。
早いよって光さんに突っ込まれたけど、
ちょ、無理。あれ無理。泣く!

4人が出てきて、たろさんの顔が見えて、
思わず繋いだ手に力を込めた。

動いてる。

流れたのは「水葬。」で、
最近の僕の心を震わす一曲だったから、
びっくりしてうれしくて、眼が潤んだ。

May Dayは日にち的なものですか(笑)
掛け合いが始まって、
でも僕は動けなくて、
海月さんたちの手の動きを見ていた。
揺れる手指の隙間から、叫ぶりゅうたろうさんを見ていた。

トランスオレンジで、滂沱。
泣く。
ほんと、泣く。
有村さんが、とても綺麗で、泣く。

続いた曲も、泣く。
雪。
咲いた、花。
春なのに思いっきり冬の曲、
なんて突っ込む余裕は、まだあったみたい(笑)
だけど、プラは冬とか夜が、似合いすぎて、
透明感がありすぎて、
だから、泣けてくる。

たろさんが、口を開く。
話す声は、やっぱり低い。
唄ってる時とは、別人みたい。
覇気がなさそうな、
照れ隠しみたいな、
淡々とした、言葉。

「名古屋、ただいま」
おかえりーって合いの手に間を入れてから、
「かえりました、とさ」
その声の端には、迎えてくれてありがとうって気持ちが、あった。
「まひるの月」
有村さんのタイトル宣言に、その瞬間涙が出た。
まひるの月、好き。
酸素が、足りない、
それはまさしくその時の僕の状況。
喘ぐように、たろさんを見て、音にせずに唄った。
零れていく心。

たろさんの傍に行きたいって、思った。
このまま躰だけを置き去りにして、
心だけあの人の中に溶けてしまいたいって、思った。

次来たの、「月世界」だったし。
あたしを、泣かせたいの?って思ったから!
ほんと、ひとつになりたかった。

空白の日、イントロで泣くよ。
唄うたろさんが、愛しくて、
聴こえてるよ、だいじょうぶだよ、
あなたの心は、唄になって沁みてきて、
僕の中を充たしていくんだ。


「どうも、プラスティックトゥリーです」
りゅうたろうって、誰かが叫んだ。
「はい、りゅうたろうです」って真顔で答えた。
アキラーって、誰かが叫んだ。
「アキラです」
ってアキラ君指差して、また真顔で答えた。
まただれかがアキラーって叫んだ。
「はい、だからアキラです」
どこまでも真面目にアキラ君を指して答えた。

「今日、雨降ってましたか?」
たろさんが訊いた。
会場は笑いながらはいって答える。
「今日雨降ったらね、正君巫女姿するって言ってたんですよ」
その後、くすりと笑う。
「天気予報で、今日が雨だということを知ってしまったんです、
 プラスティックトゥリー。
 そしたら開き直って」
「これはもう巫女姿でばさばさ振るしかないかなって。
 巫女服で会場入りしてやろうかと」
「でも結局普通のカッコで会場入りしましたとさ」
是非、巫女姿を見たかったよ。
「まぁ、外は雨だということで、中は暴れて行きましょう。
 暴れてってくれますか?」

煽りにはいると、有村さんはかっこいい。
とても、かっこいい。
わざとなぐらい活舌を崩して、
どろりと僕らを誘う。
立ってる場所が、噴出し口のすぐ下で寒くて、
だから誘いに乗って躰を動かすことに決めた。

前の人に倣って、腕を振る。
あ、ブランコからだって、
この曲好きすぎるって思いながら、
寒さとの格闘に必死で、
おおう、って感動しながらも涙は出なかった(笑)

少女狂想の前フリが聴き取れなかった。
なんて言ったんだろう。
腕を振りながら、ずぶずぶと沈んでいく感覚。

続くリセットでは、
前フリの掛け合いで半分泣きそうになる。
嫌なことは、ぜんぶ、リセット
見たくないもの、聴きたくないもの、
ぜんぶぜんぶ、リセット。
僕のすべても、リセットしてしまいたいって思った。
バイバイってする有村さんが、
やたらかわいかった。
手の振り方が、真横なんだもん。
かわいすぎた。

沈む、揺れる。
眼を瞑って、朝の光にゆっくりと瞼を上げたら、
世界は変わっているのかな。
僕の願いは、叶うかな。

画面がまた変わって、3月5日。の文字。
あ、やばい、って思った。
りゅうたろうさんは昔とは変わっていて、
感情吐露したみたいな曲に、
あの生々しい程の情感を与えられていなくて、
必死で痛みを思い出して唄っているみたいで、
逆にそれが泣けてきていたのだけど、
この曲だけは、きっといつまでもリアルなんだろ思う。
別物、なんだと思う。
声が、とても悲壮だった。

いかないで、消えないで、
僕を置いていかないで。
手を広げながら飛べるかなって唄うたろさんの姿に、
怖くて泣き出して、
たろさんがそのままステージを降りた時には、
振り返りもせずに足早に消えた時には、
動揺で涙が止まってしまって、
どうしようって、
たろさんって叫びたくて、
メンバーが全員いなくなったあと、
ぼろり、零れた。

止まらなくて、感情が溢れすぎて、
光さんにぎゅってしてもらったよ。

アンコールの声、聴きながら、
僕はずっと心の中でたろさんの名前を繰り返してた。
りゅうたろうさん、いかないで、
かえってきて、きえないで、
りゅうたろうさんりゅうたろうさんりゅうたろうさん、って。

無言で戻ってきたメンバーは、スピカを唄う。
ずるい、って思った。
このセトリは、だめだよ。
いかないでって叫びたかった、3月5日。
長い間を挟んでの、スピカ。
息苦しかった。
涙が、左目からだけ零れた。
さっきまでは、ちゃんと両目から流れてたのに。

触れたい触れたい触れたい。
傍に行きたいよ、りゅうたろうさん。
優しい声、哀しい涙、愛しい、あなたの心。
手を伸ばして、指を絡めて、
そのまま、溶けてしまいたかった。
分数は、りゅうたろうさんと同じになればいいのに。

無言のまま、またメンバーが帰っていく。
僕は、思わず座り込んで、
光さんにほんとに大丈夫か?って心配された。
だいじょうぶだよ。って答えた。
ただ、もう、自分にとってたろさんは、
やっぱりとてもとても特別なんだと、思った。

もう一度ステージに帰って来たたろさんは、
ツアーTシャツに黒の半ズボンに裸足で、
髪は後ろに括ってて、とてもかわいくて、
何か白いものを括りつけた紐を持っていた。
「照る照る坊主。今作ってきた。
 これできっと帰るころには晴れてるよ」
だけどね、有村さん、それさかさまだよ。
「それ降れ降れ坊主」
正君が、突っ込んだ。
「え。あー、じゃあまた雨が(笑)
 折角のメイクもどろどろです。
 一緒にメイク洗い流して、帰りましょう」
洗顔の真似。

「ここで、プラスティックトゥリーからの告知。いいですか??
 最高にかっこいい曲ができました!」
正君に、告知バトンタッチ。
続いてアキラ君にカップリングバトンタッチ。
アキラ君、柱に隠れて見えないから画面で確認。
声、かっこいいよ、アキラ君。
「かっこいいとか素敵とかかわんねぇじゃんとか、
 そういう反応くださいよ」
って、笑ってたね。
「今アキラも言ったけど、
 プラスティックトゥリー、最近いい曲できるじゃんって思ってたら、
 アルバムができました!
 それは今日はかけてあげられないんだけど」
ぶっちくんの紹介を任せて。
その直後たろさんはやたら笑ってて、
「また忘れてた」って笑ってて、何が!?みたいな(笑)
フリーな雰囲気は、かわいくて好きだ。

「今回ね、パンフにちょこちょこサインかいてたりするんですよ」
ええ!?って会場中がどよめいて、
「あれ、伝わってなかったみたい」
ちょっと困ったみたいに、ぶっち君を振り返る。
動揺中の客に、
「反応薄いし…」
って淋しそうで、慌てて反応(笑)
「だからね、あたった人は、部屋でにやってするか、
 路上できゃーってするか、うん、楽しみにして」
両手を挙げて喜ぶまね。
かわいすぎるんですが、有村さん。

武道館決まりましたって、告知も。
おまえら全員来い!
ってとてもかっこよく、りゅうたろうさんは叫んだ。
来いって言った後に笑ってたたろさんに、
絶対行くって思ったよ。

いつか名古屋城でライブをやりたい!って叫んでた(笑)
4つの輝くシャチホコになりたい。鯱誇りたい!って(笑)


まだまだ暴れたりないだろ?ってアンコール第二段開始。

くすりをあげる、エンジェルダストー
両手を前に差し出して、まるで呪文みたいに言った。
それが、とても印象的。

終わって帰っていくメンバー。
たろさんは一度袖に戻りかけてまた中央に戻ってきて、
頭を下げた。
帰っていく、姿。
思わず手を伸ばしてりゅうたろうさんって叫んだ。
悲鳴みたいな、声だった。

壁際で座り込んで、しばらく立てなかったよ。
手は、震えていた。
心も、ぶるぶる震えてたよ。

 


ステージ上の有村さんは、
綺麗というよりもかっこよくて、
生きている、よりも「いる」って感じがして、
涙が出た。

有村さんが唄っている。
それだけで、十分だった。
有村さんが生きている。
それだけで、涙が出る。

あの人が生きていて幸せでいて笑っていて唄っていて、
当たり前みたいなことが難しいのを僕らは知っているから、
ただ、本当にあの人が傷つかないでいて欲しいと思う。

ずっと、そこにいてって、思った。
がんばって追いつくから、そこにいてって。

どれだけ触れない期間があっても、
僕にとって有村さんはとても特別な人で、
それを確認できて、なんだかほっとした。

また、絶対逢いに行く。
今度はもっと近くで、りゅうたろうさんの傍で。

 

 

 

 

画面に映っていた海月の浮遊画像が、
とても心地良くて素敵だったよ。

 

セトリ。

1.「水葬。」
2.May Day
3.クローゼットチャイルド
4.トランスオレンジ
5.スノーフラワー
6.まひるの月
7.月世界
8.空白の日
9.sink
10.ブランコから
11.少女狂想
12.リセット
13.絶望の丘
14.3月5日。
en1
15.スピカ
en2
16.Ghost
17.エンジェルダスト
18.ヘイト・レッド、ディップ・イット

 


有村さんに、逢ってきました。

生きてた、よ。
息、してた。
笑ってた、よ。
すごく、感動。
そこにたろさんがいる。
生きてる。
動いてる。
それだけで、泣きそうになった。

 


以下、レポ。

 

光さんと3時からスケートして、
バロとガゼとアリスとプラでスケートしたら、
とかくだらなくも超楽しい妄想して、
カンタさんに逢って、
かわいさにくらくらして、
ひたすら緊張しながら会場へ行った。
もう緊張しすぎてて、
それまでのことなんも覚えてない(笑)

カンタさんいる間は冷静さをかろうじて保ってみたけど、
整理番号の関係で離れてからはもう、だめでした。
帰りたい、気持ち悪い、もうやだ、無理、を連発。
光さんにぎゅーって手握ってもらって、
「帰るか?」って科白に「顔見るまで帰らない」と返し、
泣きそうになりながら逢うまで泣かないってがんばって、
階段上って店内入って流れてるスピカに泣きそうになって、
後ろ振り返ったら正君と有村さんがいました。

二人とも、サングラスしてたよ。
かちっとした服装、してたよ。
よく、覚えてないけど、スーツ。
黒い(ありむらさん)のと、灰色(正君)の。たぶん。

順番近づくにつれて心臓つぶれそうでいたくて、
半分泣いてて、
でもまだ握手してないってがんばって涙払い落として、
正君、有村さんの馴で、握手。

あの、すみません、正君と何話したか覚えてない!
有村さんに気を取られすぎた。

とりあえず、差し出された手を思いっきり両手で握り、
十周年おめでとうございます、と。
ありがとうって笑顔見せてくれました!
八月ごろからはまって、と素直に告白。
凄く好きです。プラの世界観、好きです。って。
正君、ライブにも来てね、って言ってくれた。


有村さん、と、握手。
これまた無意識に両手でぎゅ。
たろさんも、両手でぎゅ、って返してくれました。
「今日はありがとう」って言われて、
たろさんの声だ、って心臓バクバクして、泣きそうだった。

「あの、、有村さんが歌ってくれていて、すごく、救われています」
ちゃんと、そう伝えてきたよ。
薄い茶のサングラス越し、眼、見て。
竜太朗さん、すごく真剣に、見ていてくれた。
後半言ってる時、涙零れそうなほど眼潤んでて、
そしたらたろさん、だいじょうぶって、右腕、ぽんぽんってしてくれたよ。

「ライブ、来てね」って言ってくれた。
「はい、絶対行きます!」って頷いた。
「ありがとう」笑う顔が、すごく、かわいかった。
「がんばってください」って言ったら、にこって笑って頷いて、
「がんばってね」ってまた右腕、ぽんぽん、ってしてくれた。

「寒いから気をつけて」って優しい言葉に、
はいって頷いてゆっくり手解いて、
また光さんに手を引っ張ってもらって店を出ました。


たろさん、優しい。
おおきくて、でも細い手。
あったかかったよ。

逢ったばかりなのに、やっぱり存在は希薄で、
夢だったんじゃないかなんて思ってしまうけれど、
でも、有村さんは、嘘じゃない。
そこに、ちゃんといるんだって分かって、
泣けた。

有村さんは、私を、私たちを置いていったりなんかしない。
離れたと思ったら、きっと先で立ち止まって待っててくれる。
そんな気が、した。

有村さんは、神様だった。
本当に、逢って、そう思った。
すごい。
有村さん、凄い。
心が、震えた。

好きだとか愛してるだとか、
そういう次元とは違うって思ってたけど、
本当に、有村さんはそういう俗っぽいものとは違う。
綺麗で、神聖だった。

いてくれてよかった。
生きてた。

感動、したよ。ほんとに。
感動って、こういうことなんだって、思った。


プラに嵌った人が抜け出せないのが、わかる。
離れた人が、また戻ってくるのが分かる。

素晴らしい体験をしてしまったよ。
今度はライブに行って、歌ってるたろさんが見たい。

MCあんまり覚えてないです。
泣いて流れた(笑)
だけれども!神のようにMCあげてるレポを見つけたので、
そこから大分参考にさせてもらってます(笑)

あ、たろさんの恰好はなんかギリシャの人みたいでした。
てかたろさん痩せた!?
あと正くん髪伸びた!?








仕事場からそのまま会場へ向かう。
電車に乗った途端、緊張からどきどきが止まらず、
こんな時に限ってかなたくんがプラばかり流すから、
どうしても泣きそうになってしまう。

着いたのは開場25分前。
正コスの美人さんに思わずときめく(笑)
壁際にぼんやり立ったまま空を見上げたら、
あまりに綺麗に晴れていて幸せな気持ちになった。

開場を待つ時間が痛くてかなわないから、
光さんにメールを送ってみて、
ひたすら会話に付き合ってもらって、
30分近く押した開場までと、
10分ほど押した開演までの緊張を躱す。

終演後ももちろん感想を送ってた。
最終的に万ちゃんのベースが大好きという、
プラとはまったく関係ないお話で終わったとかいうことは、
ここでは関係ないのでまたの機会に(笑)









暗闇の中でメトロノームの音。
順番にステージにスタンバイしていくメンバ。
名前を呼ぶ海月さんたちの声。
その中にぶっち!との声を見つけてしまって、
そしてその子が、あ、ぶっちって言っちゃった…って声も拾ってしまって、
なんでか泣きそうになる。



かくり、とりゅうたろうさんの両腕が上がる。
その姿と、唄い出した声を聴いたら、
びっくりするくらい急に涙が出た。
掠れてる声で、
でもいつもの出だしよりもずっと安定した唄い出し。
1月のツアーと同じに操り人形を真似た動きは、
それでも今回もっと血の通った滑らかさがあって、
ああ、立て直してきた、と思った。

壊れてしまわないか不安だった。
でもちゃんと、プラは立て直してきた。
ドラムは違う部分を気にしていたら嫌になるだけだし、
ドラムを拾ってる余裕もないので放置(ぇ)



ナショナルキッドに涙を振り切って手を伸ばす。
刻まれるリズムに若干の違和感。
しゃらしゃらいう音が気にかかりつつ、
とりあえずりゅうたろうさんの形を瞳の中に保つのに僕は必死。
ああ、いつもながらにたろさんの手の振り方が可愛すぎる。

 どこに行っても、ここに居ても、2人じゃなきゃ嫌だ!

とりゅうたろうさんがあまりに強く唄うから、
心臓が激しく脈打って泣きそうになった。



三曲目はCELL.
途端に心臓が痛む。
そういえば初めて聴いたのはこの曲だった。
感傷的にあの頃を思い出す。
それからうまく笑えない最近の僕を思う。
響きすぎて、繕ってた表面が罅割れて、
りゅうたろうさんの言葉に隠してたものが暴かれて、
想いが喉の奥から溢れだしそうになった。



「…やぁ」
「やぁ!」
「お久しぶりです、ね。
 Plastic Treeです。聴こえますか?
 ただいまです」
「おかえりー!」
「はい、帰りました」

ここ、たどたどしくて、海月さん笑っちゃって、
たろさんが「今人生で最高にかっこつけてる場だから!」とか言ってた(笑)
可愛いなーもう。
拙いMCに今年MCだめだって新年一発目に言ってたのを思い出して笑ってしまう(笑)

「ボトムラインも久しぶりです、ね?
 そういう意味でも、ちっちゃいただいまです」
「おかえりー!」
「まとめてただいま!」

なんかアキラコールが激しかったです。
てかそれに「なんだ」とか「呼んだか」とか適当に答えるアキラさんが好きだ!
「いろんな感情が渦巻いてるようですが、
 だいじょうぶですね?
 こんな感じで、サヨナラ三角またきて四角、名古屋公演はじまりはじまり」
頭の下げ方がなんかおざなりだったのは照れたからですか!?



蒼い鳥のイントロ。
若干ギターの音が拙く感じたのは何故?
ドラムが強くて苛っとする。
主張激しいなー、なんか。
ぶっちの音は明確な音ではあったけど、
力強い音ではあったけれど、
決して強すぎはしなかったんだよなぁ。
たかしさんみたいな優しさはないけれど、
ぶっちは職人だったから曲を生かすことをほんとに考えてる人だった。
なんて思ってしまったのはぶっち贔屓のせい?

りゅうたろうさんが言葉を零すために息を吸う。
少し湿った、泣きそうな呼吸音をマイクが拾って拡声させる。
唄い出しから涙が止まらなくて、

 微かな音、耳をふさぐ、心の底へ。

なんてりゅうたろうさんが歌詞を変えて唄うから、
耳につく微かな音に苛立ってしまっていた最近の僕は、
もしかしたら空耳かもなんてなんて思いながら、
あまりに透明な感覚の世界へと連れていかれた気がして、

 きっとただ僕らは忘れてく。
 君の声が響くのは何故?
 悲しみの蔦にからまる僕はここから、
 ここから手を伸ばす。

必死でたろさんへ伸ばした手を、
たろさんは振り落ちるスポットライトの光を追って見上げながら、
ちゃんとつかんで僕もそこへ連れて行ってくれる気がした。
りゅうたろうさんから滲み出る光の粒子に埋もれて、
痛みも哀しみも全部ライブ会場の壁や床に溶けていく気がした。



海月がメンバの名前呼んでて、
そんな中たろさんとアキラさんが話してて、
うん、いいよとか言ってて、
はっと気付いてマイクに近づいて、
お前らに言ったんじゃねぇよ!打ち合わせしてんだよ!とか言ってたよ(笑)
本番のステージ上で打ち合わせするなよ、フリーダムだな(笑)
打ち合わせが終わったアキラさんは、
「おしやるぞ!」って満面の笑みで戻ってきてくださいました(笑)

そんなふうに始まった次の曲が何か分からない。
聴いたことあるんだけど…、
最初のフレーズも出てくるんだけど、
と思いながら聴いていたんだけど、
本日は晴天なりでした。
この曲一度は泣いたことさえあるのに、
いまだにイントロで分かってあげられない(笑)

いつも有村さん以外の曲は、
ずっとぶっちの手を追っていたのだけれど、
今回はそれができないので煽る有村さんを見つめてみる。
ああ、人間っぽい有村さんがいるとか不思議な感想を持ちました。
それから正くんの音を拾ってみようとする。
そしたら正くんの音が足の裏から入って血管這い上ってく気がして、
なんかすごくぞくぞくした。
自分ベース好きな人だったことを思い出した。



空間が揺れてテトリス。
激しい音になればなるほど違和感が増すのだが、
うーん、ドラムさんはこれからずっとこの人がサポなんかなー。
とりあえずのサポートなんかしら。
慣れないとなぁ。
シンバルさえなんとかなればすぐ慣れれそうなんだけど。

言葉が降ってくる。
皮膚を透過して、心臓まで降ってきて刺さる。
びりびり震える。
ウツセミの曲たちはまだあまり聴けないし、
だから昇華もしてあげられてないんだけれど、
テトリスはとても、好き。
大切な曲とかそういうんじゃなくて好きな曲。
だから涙眼ながらも楽しむの。



次にMC入ったけど全然覚えてない。
何の話してたっけ?

正くんが、ご心配をおかけしましたが、こうして名古屋にまた帰ってきました。って挨拶してたような。
今日は晴れましたし。暑いですね。
とか話を繋いでいた記憶があります。
またここから始まるんですね、新生Plastic Treeをどうぞよろしく、的なMCだったかと。



で、Crackpod
ああほらまたすぐにタイトルが出てこない。
ほんとにりゅうたろうさん以外の曲だめだな僕。
たまには聴いてあげないとね。

正くんのベースに酔ってても良いのだけれど、
空調の吹き出し口が近くにあって寒いし、
有村さんが楽しそうに煽るので乗ってみた。


秘密のカーニバルもタイトルが出てこない。
歌詞は出てくるのに…!
てか腰くねらせて踊らないでたろさん!
色っぽすぎて目眩がします…。

久しぶりにくるくる回って楽しそうなりゅうたろうさんが見れて、
それだけで本当に満足でした、この曲。



たろ「ライブはやっぱりいいですね。
   名古屋もいいしゃちほこっぷりで」
しゃちほこっぷりってなんだ(笑)
たろ「うん、ライブはいい!」
海月「いい!」
たろ「いい!」
海月「いい!」
たろ「やい!」
海月「やい!」
たろ「さい!」
海月「さい!」
たろ「…もういいです(笑)」
海月「(笑)」
たろ「……いい!」

とかいう掛け合いをしてました。
何をはしゃいでるんだか(笑)
でも本当にきっと、楽しかったんでしょう。
たろさんが楽しいのなら僕は幸せだ。

ここらで何故か名古屋ではタイフェスしてますか?とたろさん。
タイフェスっていきなりなんなんですか(笑)
有村さんはいつも話が唐突過ぎてびっくりするよ。
どうも曲振りがうまく思いつかなくてふと出た話題だったらしいけど。

「そんな曲じゃないですけど。
 …夏の夕暮れ場何ともダダイズム…すみません、斜陽」
結局ぐだぐだな曲振りで斜陽へ。

この曲聴くとほんとにsacraに逢いたくなってしまうんだよね。
なんでかなー。まぁいいけど。
この曲は有村さんの唄い方が好きです。

 覗いた影の中 過去しかいないか 未来がいないから

 赤く赤く染まる 世界に僕と僕

ああ、ざわざわする。


ギターの弾く音にメルト!と判断。
これだけはちゃんとわかる(笑)
でもあんまり記憶がない(ぇ)
メロとサビの落差が心地よいですよね、うん。
照明がすごく綺麗でした。



続けてアローンアゲイン、ワンダフルワールド。
出だしからもうだめだ、涙が出て、
眼の前の唄う竜太郎さんと、
脳裏にいる電話ボックスの上のりゅうたろうさんが、
輪郭を共にして嗚咽した。

 未来とかは手探りでも新しい日々ばかみたいだなぁ
 涙の向こう 君はなんて僕を叱るんだろう

言い当てられた。
てか!有村さんが自嘲するように嗤い声を滲ませて「ばかみたいだなぁ」とか唄うから、
心臓縮んで痛くて適わなくて、
一緒になって莫迦みたいって泣きながら自嘲した。



空中ブランコへ曲は続いて、
一番この曲のドラムが好きだったから、
なんか違和感でしんどくて、
思わず耳をふさぎそうになったとか秘密だ!
でも、違和感だけど、悪くはなかったです。
いい具合に重かった。

空中ブランコの有村さんのパフォーマンスは、
見てるとそのまま糸が切れて崩れてしまいそうで怖いのだけれど、
でも何故だかとても綺麗で刹那的で愛しくもあるのです。

 この手をつかんで 怖くないから
 どこまでもきっと君を 連れてくよ

有村さんが伸ばしてくれる手に、
涙眼で必死に手を伸ばす。

 耳をふさいでも響く嗤い声
 世界が終るまで愛をあげるよ

泣きそうな声で唄うから、
あんまりにわかってくれるから、
有村さんの手を放そうとしていた僕は、
ひとりで立つ覚悟を決めたはずの僕は、
この手を放してはいけないのかもしれないなんて、
この手は失くしてはいけないものなのかもしれないなんて、

 離れて近づいて僕らはまた繰り返す

そんな感じでもいいのかもしれないって、思った。
有村さんは僕の弱さを赦してくれた。
闇を共有して一緒に泣いてくれた。
でもね、有村さんが僕に教えてくれたのは、
弱さを正当化する狡さではなくて、
弱いなりに生きる方法だったことを思い出したんだよ。
先の日記に書いたけれど、
この曲とアンドロメタモルフォーゼが、
この日僕に伝えてくれたものはあまりに大きかった。



沈黙の中で、遠慮がちにメンバの名前が呼ばれて、
アキラさんが「なんか気まずい感じ?笑」って言って、
ようやくメンバコールが大きくなった。
なんだってあんなに遠慮がちだったんだろあの時間(苦笑)

このあたりでアキラさんに海月が「かっこいー!」って叫んで、
「わかってるよ、毎日見てるっつーの」とかなんだそれ(笑)
うんうん、アキラさんはそれでいいと思うよ。
てか一瞬鳥海思い出して爆笑した(笑)
それとあっちが可愛い!って言われて「知ってるよ」って応えたのとか(笑)

アキラ「今日はFCイベントということで、集まってくれてありがとうございます。
    もう満足しちゃった(笑)」
海月「ええ!?」
たろ「僕たちライブほんとに久しぶりで。
   東京でも言ったけれど、リハビリに近いです。
   みなさんはどうですか?」
海月「こっちもリハビリだよ!」
たろ「リハビリですか」
海月「そうでもない!」
たろ「そうでもないですか。
   うん、いろいろあると思うんですけど、
   こっからが一番のリハビリの山場です」
海月「今日はがんばって!」
たろ「はい、今日はがんばります」
正君「今日はって!?」
たろ「…そうだよ!失敗したみたいじゃないですか!
   失礼にもほどがある!口を慎みなさい!笑」

たろさん客に遊ばれすぎ(笑)

たろ「えーじゃあ僕のこのデスヴォイスでですね、
   名古屋を混沌と恐怖と…快楽の渦に巻き込んでいこうと思います(笑)
   今日はちょっと鼻水があれなので、
   絶叫した後ぺろーんってなってるかもしれないけど(笑)
   では行かせて頂きます」
海月「だいじょうぶー?」
たろ「だいじょうぶです!そういうキャラなんです!」

いつからそんなキャラに?笑
そんな面白MCの直後に人格変換。
煽りに入るとどうしてこうかっこいいんだろうかこの人。
本当に同一人物ですか?

「まだまだ遊んでくれっか名古屋ぁ!?」
っていつもの煽り。
「まだまだ遊び足りないんでしょ名古屋!」
って誘うな堕ちるから!
「それじゃあみんなで遊びましょう、ゴーストー」
この「ゴーストー」って言い方凄い好きなんだが。

遊ぼうといわれたので遊びました。
次のヘイトも遊びました。
隣の空間でヘドバンの嵐が起きていて、
それを見てたらなんか楽しくなったよ!
正くんのベースとアキラ氏のギターの絡みが、
いい感じにドラムさんを誘って一緒に空間染め上げてました。
たろさんぐるぐるしてて楽しそう。



「あー、言わせてください」
ってりゅうたろうさんの声にメンバコールが静まって、
「名古屋、来れてよかったです」
って照れた感じに言われたので泣きそうになった。
「お前ら凄いわ」
って言ってました。
その後マイクオフで何か言いかけて、
でもうまい言葉が出てこなかったのか、
「一番必要なリハビリはMCみたいですね」
とかそんな結論(笑)
そんなこんなでこっからまた煽りに転じて、
だからなんでこんな雰囲気変わるのかこの人。

たろ「まぁだまだ、遊び足りないんでしょー?
   僕は遊び足りません、というわけで、メランコリックー」
アキラ「え!?」
え!?って何、たろさん曲順間違えた?笑
でもそのまま「メランコリックやる?」と訊いて、
海月に「やってー!」って言われてメランコリック。
ちょ、アキラさんのギターが出だしずれすぎ。
たろさん無茶ぶりだよそれ(笑)

メランコリック大好き。
うれしくて楽しくて、でも痛くて、泣いた。
でも腕は振ってた。

終わった後りゅうたろうさんがアキラさんの顔覗き込みながら、
右手の親指と人差し指でOKマーク作ってたのが可愛かった!
よくできましたー!みたいな。



続いてリプレイ。
これなんで暴れ曲なんだろー。
一番最初に訊いた時みたいに、
もう一度静かな感じで聴きたいのだけれど。
てか今回テンポ速くなかったか?

りゅうたろうさんがね、
”何もない右の掌に”って言ったの。
”掌で”じゃなくて”掌に”って言ったの。
それがまっすぐ心に刺さった。

相変わらずこの曲聴くと泣きそうになる。
でもライブ会場では認識のずれがあるから、
いつも感情がおいつかなくて、

 瞼閉じた。記憶落ちた。星が瞬く、隙に唄う。
 百年分の鼓動乗せて、響く、声が、届く。

 巡る、巡る、君を想う。
 ひとつ、ひとつ、忘れながら。

辛うじて留まっていた涙が溢れて落ちた。
一度溢れたら止まらなくて、
最後の音が切れるまで嗚咽しながら泣いた。
呼吸がままならなくてしゃくりあげた。
全身が震えて立ってられなくなりそうだった。



直後に、アンドロメタモルフォーゼ。
ぶっちの音でもう一度聴きたかった曲No.1だと思う。
なんで今なのって思って、
今だからか、とも思った。
ハウリングするような音が最初と最後にあった気がする。
それに煽られたように感情が増幅した。

2年前の武道館、
サイリウムの蒼い光と、
隣にいてくれた大切な人の手の温度を思い出す。

 いずれ命燃えていきます 灰になり砂になり
 それならば最初で最後 僕らが出逢えたこと

大好きな海月さんたちの顔が浮かぶ。
大好きなマイミクさんたちを想う。

 名を呼んで名を告げて 透明じゃない僕にして

名前を呼んでもらうとね、
ちゃんとその人の世界に存在してるんだって思えて、
僕はここにいるんだって思えて、
だから僕は名前を呼んでもらうのが好きだし、
人よりも名前を口にする回数が多いのだと思う。
それはきっと、こういうこと。
りゅうたろうさん、と心の中で強く名を呼んだ。

やっぱりこの曲は、答だよ。
迷わないように、いつもそこで唄っていてくれたんだね。
なのに自ら眼を背けて迷子になろうとしてた。
暗くても手を伸ばせばそこにはちゃんとりゅうたろうさんがいて、
こんな暗闇の中で、
無数の涙の中で、
りゅうたろうさんはちゃんと僕を見つけてくれて、
依存なんて嫌だってひとりで立つことを望んだけれど、
時折こうしてりゅうたろうさんの許へ帰って泣いたって、
それでちゃんと現実の中で笑えるのならいいのかもしれない。

りゅうたろうさんがくれたものが、
いつかきっと僕の涙を夜空の星屑にしてくれる。
いつかきっと今流した涙のおかげで、
僕は笑えるようになっているはずだ。

だからもう少しだけ、甘えさせて。
武道館までには立て直すから、
今は月明かりの下で泣かせてください。




本篇終了。
座りこんだのは、誰もいないステージを見ていたくなかったから。
だって、アンコールまで長いんだもん、プラ。
逢えないんじゃないかっていつも不安になる。
でも今回もちゃんと帰ってきてくれた。
ほっとした。

「アンコール!きました!ありがとう!」
って言った後に名古屋弁でなんて言うの?って訊かれ、
ありがとうはありがとうだと思ったよ僕(笑)
イントネーションいじってみたけど、
来日した外国人みたいだねという結論に至ったりゅうたろうさん、
可愛すぎます…。
「サヨナラ三角またきて四角。
 今日二回目なんですけど楽しかったです」
と言ってもらえたので良かった。
うん、見てて楽しそうでうれしくて泣けました(ぇ)

「うーん、饒舌なMCが出てきませんね。
 魅惑?疑惑ですよ、疑惑のMCタイム!
 というわけでお知らせがあります。
 それは何かと尋ねればー、えー、正くんからリリース情報をどうぞー」
って正くんに振って、正くん梟の告知。
アキラさんがギター弾いて「やったげようか?」とか言う。
海月からどよめきと拍手だけど、
正くんとたろさんが入らない。
一息たろさんが吸ったところに、
アキラ氏が待てなくなったのか「いつ入ってくるんだよ(笑)」と。
「今入ろうと思ってた(笑)」
の一言にアキラ氏のギターが続き、
それに合わせて海月さんが手拍子して、
「…そんなんじゃないの!」とたろさん絶叫(笑)

たろ「だめ、これだめ」
アキラ「宴会芸みたい(笑)」
たろ「そーだよ!人がどれだけ苦労して作ったと思ってるの(笑)」
アキラ「もっと深刻だよ」
たろ「もっと深刻ですよ。
   もう、ごっそり禿げ落ちましたよ。
   猫が禿げ落ちました」
どうにか逃れようとするたろさんと聴きたい海月の攻防(笑)
正くんが「リリースされるのを楽しみに待っててね」とまとめてらっしゃいました。
ここでひゅーひゅーとたろさんとアキラさんが正くんからかうから、
まとめる~痩せてる~とか遊ぶから、
正くんステージに膝ついてしょげてて面白かった(笑)
そのあとたろさん正くんに寄ってって助け起こしつつ、
これはもう完全に危ないですね、とか笑ってたよ。

「続いてライブの告知をナカヤマアキラくん!」
とのことで武道館告知。
「2009年8月30日。間違いないよね?
 日本武道館でやらせていただきたいと思います」
「タイトルは?」
「テント、と申します。
 みんなで作り上げましょう、テント、みたいなね」
だそうですよ。結構マジメだそうです(笑)
ここで今度はたろさんアキラ氏をからかうものの、
アキラ氏それに乗っちゃって自分で「何でおれが乗んなきゃいけないの?」とセルフ突っ込み(笑)
酷い復活祝いだといいながらはしゃいでらっしゃいましたよ、有村さん。

「8月30日、日本武道館。
 皆様皆様皆様、お集まりください。
 九段下はいいとこだよ(しみじみ)
 待ってるよー!」

行くから!
絶対行くから!

こっから再び煽り。煽り?
「名古屋の人ー!
 あ、名古屋以外の人もいると思うんですけど(笑)
 この場にいる人ー!」
たどたどしい(笑)
「ギターの人ー!」
「はーい!」手を挙げるアキラさん。
「ベースの人ー!」
「はーい!」手を挙げる正くん。
「そしてドラムの…謎の人ー!」
謎の人って!笑
「唄の有村の人ー!」
自己申告(笑)
「ボトムラインー!
 まだまだ遊べるよねー?
 まだまだ遊びたいないんでしょー!?」
今日何回遊び足りないんでしょ?って言ったよ(笑)
「最後まで暴れてってください。
 僕らの庭へようこそー」

ということでサイコガーデン。
とても楽しかったです。
てか最後に「名古屋ー!飛ぶよー!」ってまた言ってくれてうれしかった。
あれ可愛い。

名古屋海月最高!だそうです。
ありがとうございます!

最後に。
「ほんとただいま!」
「おかえり!」
「そして、行ってきます!」
「いってらっしゃい!」
の会話の後手をぶんぶん振って有村さんステージ降りてった。
元気な有村さん見れてほっとした。
行ってよかったよう。








セトリ

~規則的な四拍子~
01.うつせみ
02.ナショナルキッド
03.CELL.
  MC
04.蒼い鳥
05.本日は晴天なり
06.テトリス
  MC
07.Crackpot
08.秘密のカーニバル
  MC
09.斜陽
10.メルト
~晴天、喚声、回転木馬の前~
11.アローンアゲイン、ワンダフルワールド
12.空中ブランコ
  MC
13.Ghost
14.ヘイト・レッド、ディップ・イット
  MC
15.メランコリック
16.リプレイ
17.アンドロメタモルフォーゼ

- EN -
01.サイコガーデン







プラ曲は泣いてばかりだし、
泣きに行ってるとも思ってるけど、
MCは相変わらずおもしろすぎる。
何であの人たちコントじみてるんだろう、MC(笑)
 
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