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空気であり水である大切な音楽たちに触発され、物書きリハビリ中
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mutigを連れていってきましたリップ・ヴァンズライブ。
バンドver.だっていうのに何を思ったんだろうねこの子。
とりあえずやだなーって思いながらも、
木谷さんに逢えることはうれしかったり、
相変わらず矛盾だらけでごめんなさいなのです。

人の入りは悪かったよ。
土曜で埋まらないんだなー。
各アーティストがんばってください。

 

 

場所は前から3列目。
下手の壁際。
僕の定位置。
やっぱり木谷さんは真正面から見れない(笑)

最初がseagulloopだったし、
Yo-Ryoさんは楽器使わないから、
ああ、リップ・ヴァンズなんだなって思って、
そしたらSEの違いで泣けてきそうになって、
そういえばライブハウスに逢いに来たのはいつぶりなんだろう。
前はアコースティックver.だったんだよね。
の割にバンド引き連れてた気がするけど。
うーん、アコースティックなら一人でやってってばー。


聴こえた音が期待する音と違いすぎて、
思わず泣きそうになって慌ててうつむいて堪えた。
何度聴いてもやっぱり慣れない。
初期のころよりずっと周囲の音と調和が取れてきたと思うけど、
そういう意味ではがんばってんだなぁ、よかったなぁって思うけど、
でも僕の聴きたい音はこれじゃないんだよなぁって。
でもそっちに気が逸れる分泣かないで済んだりするんだよね(笑)
あとつい体が反応してしまう。
これはもう条件反射。
こういう音が来たら腕上げなきゃ!みたいな。


なんかレポからずれたなぁ(笑)


最初の曲はプライド。
はい、何度聴いてもいい曲だと思います。
僕も僕自身に誇りを持たなきゃな。
小さくたって、それが僕を支えるものだ。


次の曲が一体何!?って思ったんだけど、
唄い始めたらすぐわかった。
Violet Horizonだ。
歌詞の内容を名古屋に合わせて激しくいじってて思わず笑ってしまった。

 考えすぎないでついておいでよ

ありがとうって思うよ。
泣きそうだった。
木谷さんの言葉は、魔法だ。


ロンリーロード。
これ本当にいい曲だ。
思えば最初から同調して、
自分に問答無用で向き合わされて、
きっとそれはこっからで。

腕、上げたくなるんだ。
なのにみんな手拍子だったから、
なんか中途半端に振ってみたり。
まぁいいや自己満足したから。
涙眼でだって腕は上げるのです。
それは木谷さんが前に腕を上げた時に、
ものすごくうれしそうな顔をしてくれていたから。
また、そうやって笑って欲しいから。


そのあとに、約束。
ハートランドで聴くと堪えるなー。
眼に薄く涙の幕が張って、
それは決して零れることはなかったけれど、
体の震えが止まらなくって、
あの日の情景が僕の中には再生されていて。

 想いが届きますように

ってところで木谷さんが強く僕の瞳を捉えて、
それは多分錯覚なんかではなくて、
涙が零れ落ちそうになった。
届いてる、よ。
不必要なくらいに強く、直接、触れてるよ。
木谷さんの言葉は僕の内側で響いてるよ。


突然木谷さんが舞台そでに戻っていって、
なんだ?と思ったら、
「1個忘れもの」って言いながら戻ってきた。
何て名前なのかな、
ギター挟むやつ。
洗濯バサミみたいなあれ。
すぐにセットして曲ふりも何もなくそれでもまだ。

急すぎて心の準備ができてなくて、
完全に持ってかれてしまって、
涙堪えらんなかった。

 それでもまだ立ち続けて
 三千世界の中生きてる理由
 誰一人としてかけちゃいけない
 存在だってことわかってくれるかい?


「これさえ忘れなきゃ完璧だったのにな。
 母親にもよく言われたわ、
 あんたはどっか抜けてるって。
 でもまぁ足りないとこが合った方がいいよね?
 だって人はひとりじゃ生きられないわけだし」
となんとか誤魔化したいらしい木谷さん。
「ほら、君眼鏡かけてるでしょ。
 ってことは視力が足りないわけでしょ。
 眼鏡に支えられて生きてるわけじゃない。
 まぁ見えない方がいいこともあるけどね」
ちょ、なんてことを言うんだ。
真理すぎて泣きそうになったじゃないか。
「でもちゃんと見なきゃいけないこともあって、
 ほら、今日の俺のTシャツキラールックって書いてるでしょ。
 俺は見てるから、
 いつだって見てるからな」
最後のワンフレーズ、
僕の眼をじっと見ていってくれて、
な?って頷かれてしまって、
僕も思わず涙眼で頷いた。


60歳のラブレターの話をして、
そんなじいちゃんばあちゃんになりたいって、
兄貴に捧げた曲だって、
ああ、ラストライフですね。

泣かないようにがんばろうって思った。
だって木谷さんが最初の音を奏でた時に、
だいじょうぶだよな?って笑顔で僕を見た。
だから僕も涙眼のまんまで僅かに笑んだ。

だけどやぱり意志の力じゃどうにもならなくて、
こればっかりは本当にどうしようもなくて、
いろんなことがフラッシュバックしてぼろぼろ泣いた。
いつになったら笑って聴けるんだろうなぁ。


次がSUNDAY MORNINGだったから、
今のうちにと心を立て直す。
これは落ち着いて聴いてられる。
最後のメロは泣きそうになるけど。
ピースを要求しなくなったのは、
むりだって思ったから?
でもして欲しいって前にいってたから、
僕は構わずピースしてみた。
そんなこと思っちゃいない癖に、
そう思えるようになりたいから。


次の曲タイが出てこない。
どこに入ってたかも思いだせるのに、
どうしてもタイトルが出てこない。
ようやく思いだしたのはYo-Ryoさんのターンでした。
えと、ジャイロスコープでした。
これも結構落ちついて聴いてられた。
LABシリーズの1と2はあまり乱されることはないのです。


エコキャップの話をして、
いっぱいのキャップの中で俺は生活してる、
でもそれは煩わしくなんてない、
キャップを集めるなんて面倒な作業なのに、
それをやってもってきてくれるみんなの優しさの形なわけで、
音楽をみんなの優しさの中で作ってる、
ってそんなことを言って。

「俺の唄を聴いてくれるひとりひとりが大切で宝物です。
 みんなの明日がいいものでありますように」

そういって、産声。
曲ふりから視界が滲んでた僕は、
タイトルコールで涙を頬に零した。
きっとこれを泣かずに聴ける日なんてないんだろうなぁ。
泣く意味は変わったって、
泣くことに変わりはないんだろうなぁ。

何度も何度も、木谷さんと眼があった気がする。
だいじょうぶだって、言われてるような気がして、
俺はここにいるよって、
ずっと唄ってるよって、
だいじょうぶだからって赦されるようで、
最後まで泣き通しだった。

 

 


セトリ

1.プライド
2.Violet Horizon
3.ロンリーロード
4.約束 ~泣き笑いのあなたへ~
5.それでもまだ
6.Last Lifeをご一緒に
7.SUNDAY MORNING
8.ジャイロスコープ
9.産声

 

 

アンケを書いて。
初めて聴いた時は埋もれがちだった木谷さんの声が、
今はだいぶ聴こえるようになったと感じたこと、
それでもやっぱり期待する音と違って泣きたかったりしんどかったりすること、
だけどやっぱり木谷さんの言葉は僕に響いてること、
唄ってくれてありがとうって。

手紙は、書きなおさずに渡してしまったよ。
どうせアンケに書いたら一緒だ。
僕は反抗期なんだよきっと(笑)

今日も泣いてたねーって何故かにこにこ言われたから、
苦笑いを返しつつ、
きっと泣かないことなんてないと思いますって、
勢いで告げてしまったけれど、
木谷さんはそうかって笑っただけだった。
赦されたようでほっとした。

チケットにサインをもらって、
ちょっと考えて、
「ゆ、ゆう!」って言われたので、
にっこり笑顔でそうですって答えたら満足そうで、
その顔がものっそ可愛かったんだがどうすれば…!

 

最後に頭を撫でて欲しくて、
だいじょうぶだって言って欲しくて、
それをお願いしたら、
大きくて無骨であったかなあの右手で、
僕の頭をぐしゃぐしゃなでながら、

「だいじょうぶ、いつだってだいじょうぶだから」

って言ってくれた。
うれしかった。
レポ書いてる今なんでかその時は出なかった涙が溢れ出してきて、
ちょっとなんか今PC画面見にくいんですけど(苦笑)

ああ、木谷さんはいつだって、
僕が望む以上の言葉をくれて、
木谷さんが言葉を零してくれると笑ってくれると、
だいじょうぶな気がしてしまう。
呼吸が楽にできるような気がしてしまう。
あの人はやっぱり魔法使いなのかもしれないなぁ。

がんばりますって笑顔で言えたから、
それだけでも僕上出来ってことで。
テンパって今日赤入れてみたとか言えなかったんだけど(笑)
でもまぁ、そんなことはどうでもいい些事だし。

僕はもうバンドver.は行く気はないけど、
次にひとりでやるときにはまた逢いに行こうって思うよ。
ひとりの方が泣いてしまうのわかってるんだけど、
それは音の違いじゃなくて木谷さんの言葉そのものに泣いてるから、
そっちの方が自然体な自分な気がする。
ああでも今日お渡ししてしまった手紙を読んで、
木谷さんが何を思うのだろうって思ったら怖くてたまらなくて、
回収したい衝動に駆られたりもするのだけれど。
ごめんなさい、でもそれが僕の本音です。
だけど木谷さん自身には、
いっぱいいっぱい、ありがとうなんだよ。
間違わないで伝わってくれたらいいなぁ。

涙で滲んだSOS聴けなかったことだけが心残りだ。
バンドver.以外で聴くことはいつかできるんだろうか。
7月にアルバム出す予定って言ってたから、
それに入ってくれたら何も問題ないんだけどさ。

 

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