忍者ブログ
空気であり水である大切な音楽たちに触発され、物書きリハビリ中
Admin*Write*Comment
[18]  [17]  [16]  [15]  [14]  [13]  [12]  [11]  [10]  [9]  [8
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今日は久ぶりに大学へ行ってきます、霞です。
サークルの後輩たちに逢いたくなってしまったのです。
あのサークルの人たちはいい声の人たちが多すぎてどきどきです。
ほんとは同期生と逢えたらいいのだけれど、
同期生はみんなお仕事してたりするから。


音速ラインが聴きたいです。
曲とPVのアンバランスさに笑いました。
でも良い曲!
タイトル忘れたけど!
ようするに探せない(笑)
アルバムを借りてこようと思います。



ところでSSが放置されすぎてましたね。
すみません。
続きです。




「もしも奪われてしまいそうになったら、三上のこと殺してもいい?」

中西は、胸が痛くなるような微笑でそう言った。
誰にも奪われないように俺を食べてしまいたいって、
臆面も無くそういった。

中西の中に溶けることができるなら、
それも悪くねぇって、俺は思ったんだ。
それで永遠が手に入るなら、
それで中西以外の手に抱かれなくてすむんなら、
俺はそれでよかった。

さよならとありがとう 五


三上へ。

ネギから聴いたんだけど、返事、書いてくれてるんだって?
捨てられることを覚悟してたから、凄く嬉しいよ。
受け取れないのが残念だけど、
こうして書いた手紙を読んでくれていた事実が、俺を支えてるよ。

今は秋の只中にいる。
今俺は、日本にいるんだ。
同じ大地の上に三上がいるんだと思うと、
それだけで俺は幸せな気分になる。

ねぇ三上。
一年の秋、俺たちは初めてまともに言葉を交わしたよね。
その時やっぱり似てるって思った。
だけど三上は俺よりもずっと強くて綺麗で、あの時俺は三上に嫉妬していたよ。
でもあの時が無かったら、三上のこと知ろうなんて、きっと思わなかった。

風にハラハラと枯葉が散って、
蒼い空に色が映えてたっけ。

秋が巡るたびに、三上の表情を思い出すんだ。
初めて俺に見せてくれた、優しい瞳の色を思い出すんだ。
三上の眼はいつだってまっすぐ前を見てて、
時折怯えてる色に俺まで辛くなった。

ねぇ三上、
俺は三上の瞳に囚われたままだよ。
何度も繰り返すけど、
俺は三上を忘れられないよ。

逢いたい。
三上に逢いたいよ。

でも、壊したくないんだ。
三上のことが大切だから、
誰にも上げたくなんてないから 誰の目にも触れないところへ閉じ込めてしまうかもしれない。
そんなこと、したくないのに。

三上、好きだよ。
愛してるよ。
好きになってごめんね。

中西。

PR
COMMENT
name
title
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

secret
TRACKBACK
trackbackURL:
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[01/16 LeiPuamelia]
最新TB
プロフィール
HN:
霞 氷華
性別:
非公開
自己紹介:

バーコード
ブログ内検索
Copyright©樹脂製桜木雨宿り All Rights Reserved.
Photo by 戦場に猫 /Template by Kaie / 忍者ブログ /[PR]