空気であり水である大切な音楽たちに触発され、物書きリハビリ中
夏戦争見てきた!
もう夏終わったけど(笑)
ところでこれなんで見たかったかって言うと、
宣伝見て気になったのとマッドハウスだったからなんだけど、
肝心な事実を見落としてたね、
僕らのウォーゲムだね。
だからきっと宣伝の段階で惹かれたんだよ!
最初劇場内に10人くらいしかいなくて、
以前チケ売り切れで帰ってきたのはなんだったの、
なんて思ったりもしたんだけど、
最終的には結構人入ってた。
みんな来るの遅すぎ。
本気で見に行って本気で泣いてきましたよ。
ちょ、めっちゃいい話なんだけど。
え、DVD出たら買いそうだよ?
何度も見直しそうだよ?
間違ってないよね?
とりあえず言いたい。
カズマ可愛すぎるんだけど。
アバターかっこいいのに本人可愛すぎだろ。
なんだよ「言い方がだめ」って。
「もっと取引先に言うみたいに言って」ってどんな要求だよ(笑)
可愛いよう。
内容も良かったよ。
おばあちゃんかっこよすぎだろ。
電話掛けまくってる姿に涙でそうだったよ。
おばあちゃんの手紙とかめっさ泣いたね。
やばかったね。
いろいろ思いだしちゃったよね。
てかね、
おばあちゃんの死顔から赤ん坊が母親のお乳を吸うカット、
っていうその繋ぎ方が素晴らしすぎた。
エンドレスループってこれだよね、木谷さん。
あとパスワードがおばあちゃんの誕生日だったこととかね。
ええもう涙押さえるのが大変でしたけど何か?
涙腺が緩いんです、わかってますよ。
電脳世界の描き方が懐かしくてさー。
もう、あの、繋がりの広がり方。
アクセスしていく音、とか、
スライドの仕方、とか、
僕の中の電脳はあれから始まってるから、
思いだしてうわーってひとり感動してた。
数学オリンピックってなんか聴いたことあるよ。
え、そう言う人ってあの桁数の暗号一晩で解けちゃうの?
それってやばくない?
でもあの最後の最後で間違うとか、
その詰めの甘さがあと一歩で日本代表、なんだよね(笑)
だけど管理塔に入るとことか最後の暗算かっこよかった!
花札のルールが今一よくわからないので、
最後の対戦がよくわからなかったのだけれど、
んでもアカウントが74から75に増えるあの間とか、
そこから世界中のアカウントが集まってくるとことか、
ウォーゲームのあの場面を思い出して泣きかけたよね(笑)
一瞬先輩と光子郎さんが重なったよね。
この映画そのものにも満足だし、
ウォーゲーム好きとしても満足。
いろいろ素晴らしすぎた。
ウォーゲムももっかい見たくなってきたな。
どっかに落ちてるかな。
落ちてなかったら借りてこようかな。
ああ、両方とも見た人と語りたいよう。
もう夏終わったけど(笑)
ところでこれなんで見たかったかって言うと、
宣伝見て気になったのとマッドハウスだったからなんだけど、
肝心な事実を見落としてたね、
僕らのウォーゲムだね。
だからきっと宣伝の段階で惹かれたんだよ!
最初劇場内に10人くらいしかいなくて、
以前チケ売り切れで帰ってきたのはなんだったの、
なんて思ったりもしたんだけど、
最終的には結構人入ってた。
みんな来るの遅すぎ。
本気で見に行って本気で泣いてきましたよ。
ちょ、めっちゃいい話なんだけど。
え、DVD出たら買いそうだよ?
何度も見直しそうだよ?
間違ってないよね?
とりあえず言いたい。
カズマ可愛すぎるんだけど。
アバターかっこいいのに本人可愛すぎだろ。
なんだよ「言い方がだめ」って。
「もっと取引先に言うみたいに言って」ってどんな要求だよ(笑)
可愛いよう。
内容も良かったよ。
おばあちゃんかっこよすぎだろ。
電話掛けまくってる姿に涙でそうだったよ。
おばあちゃんの手紙とかめっさ泣いたね。
やばかったね。
いろいろ思いだしちゃったよね。
てかね、
おばあちゃんの死顔から赤ん坊が母親のお乳を吸うカット、
っていうその繋ぎ方が素晴らしすぎた。
エンドレスループってこれだよね、木谷さん。
あとパスワードがおばあちゃんの誕生日だったこととかね。
ええもう涙押さえるのが大変でしたけど何か?
涙腺が緩いんです、わかってますよ。
電脳世界の描き方が懐かしくてさー。
もう、あの、繋がりの広がり方。
アクセスしていく音、とか、
スライドの仕方、とか、
僕の中の電脳はあれから始まってるから、
思いだしてうわーってひとり感動してた。
数学オリンピックってなんか聴いたことあるよ。
え、そう言う人ってあの桁数の暗号一晩で解けちゃうの?
それってやばくない?
でもあの最後の最後で間違うとか、
その詰めの甘さがあと一歩で日本代表、なんだよね(笑)
だけど管理塔に入るとことか最後の暗算かっこよかった!
花札のルールが今一よくわからないので、
最後の対戦がよくわからなかったのだけれど、
んでもアカウントが74から75に増えるあの間とか、
そこから世界中のアカウントが集まってくるとことか、
ウォーゲームのあの場面を思い出して泣きかけたよね(笑)
一瞬先輩と光子郎さんが重なったよね。
この映画そのものにも満足だし、
ウォーゲーム好きとしても満足。
いろいろ素晴らしすぎた。
ウォーゲムももっかい見たくなってきたな。
どっかに落ちてるかな。
落ちてなかったら借りてこようかな。
ああ、両方とも見た人と語りたいよう。
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大事なものを仕舞い込み、
それに満足して時が過ぎ、
鍵を失くしたことに気づいた頃には、
仕舞ったもののことなど海の底。
海馬の吐き出す記憶を拾い集め、
いびつに繋ぎ合わせて作った大事を、
再び抽斗の奥へ仕舞いこむ、
愚かで幸福な無限ループ。
(抽斗)
それに満足して時が過ぎ、
鍵を失くしたことに気づいた頃には、
仕舞ったもののことなど海の底。
海馬の吐き出す記憶を拾い集め、
いびつに繋ぎ合わせて作った大事を、
再び抽斗の奥へ仕舞いこむ、
愚かで幸福な無限ループ。
(抽斗)
何に見えたら正しくて、
何に見えたら間違いなのか?
どこに置いたら正解で、
どこに置いたら不正解?
何と応えたら正常で、
何を口にすれば異常という?
だまし絵の世界で、
ジオラマの遊戯で、
夢現のお喋りで、
僕らは規定されていく。
(箱庭)
何に見えたら間違いなのか?
どこに置いたら正解で、
どこに置いたら不正解?
何と応えたら正常で、
何を口にすれば異常という?
だまし絵の世界で、
ジオラマの遊戯で、
夢現のお喋りで、
僕らは規定されていく。
(箱庭)
空を見下ろす。
遠い遠い地面にへばりついた、蒼。
小さな、空。
空の縁にはたくさんの人が立って、あたしを見上げていた。
あたしは堕ちる。
空に、堕ちる。
イメージだけが先に、遥か下方の空へ飛び込んでいく。
あたしのココロは冷たい。きりきり痛いくらいに、冷たい。あたしの周りを今吹き抜けていく風に冷やされたみたいに、冷たくなって、からからに乾いて、罅割れてしまいそうだ。
いつからだったろう。繰り返し繰り返し、思ったんだ。
こんな世界、いらない。あたしなんて、いらない。死にたいとかそうゆうんじゃなくて、消えたいって。誰にも必要となんかされてないなら、消えちゃいたいって。
あたしがいなくなって、そしたら誰かが泣いてくれたりするのかな。そうやってココロに疵となって残るのもいいな。でも、できるならあたしが存在した記憶ごと、ぜんぶぜんぶ、あたしというものがなくなってしまえばいいのにって、何度も思った。
冷たい痛み。
誰も知らない、あたしの痛み。
だって、考えてもみなかったでしょう? あたしのポーカーフェイス、見破ってくれた人はいなかったもの。それとも、それはあたしが気づかなかっただけ?
誰かが言ってたっけ。人は誰もが一人で生まれてきて、そして死ぬときも結局は一人なんだよって。淋しくて仕方がなくて、だから自分以外の熱を求めて、寄り添い合うんだって。
でも、あたしには何かを共有してくれる人がいない。共有したい人がいない。
だってあたしの中は真っ黒で、どろどろで、誰かに触れたらその人まで穢してしまいそう。あたしのそういった部分も含めてあたしを抱きしめてくれる人なんて、いない。だったら不用意に触れてキレイなものを汚すくらいなら、あたしなんていらない。
世界がキレイなもので多い尽くされてるなんて幻想みたいなこと、言わないよ。ううん、この世界にはキレイなものなんてほんの一握りしかないと思ってる。でも、だからこそ、そのキレイなものにあたしの汚れを移すことはしたくないんだ。
それは、あたしの中の、きっと唯一のキレイな部分。
ただのエゴかもしれない。だけど、あたしはこれ以上あたしとおんなじ痛みと穢れを、ここに広げてはいけない。触れたくても触れられない眩しいくらいの笑顔を、見ていたいから。
ああ、でもそれを見続けることは、あたしには叶わないんだ。
かろうじて脈打っていた何かが、苦しいと叫ぶ。これ以上は無理って叫ぶ。
からりと乾いたココロが、罅割れる音が聴こえるの。痛みに耐えられなくて、かさついた悲鳴を上げるの。
ここにいてはいけないと、あたしを追い立てる。
だからあたしは堕ちる。
この空の中へ、堕ちるんだ。
屋上に吹く風は冷たくて、錆びついた手すりはざらざらしていて、でも、空だけはさっきまでの雨を感じさせないくらいに高く、蒼い。
あたしが今まで見た中で、一番キレイな、空。
ああ、でもいつだってみんなの上にはこの空が広がっていたんだ。あたしの中の重たい何かがきっと先に落ちてしまって、そうしてようやくあたしは、本当の蒼さを知れたんだね。
汚いあたし。
愛されないあたし。
自分が大ッ嫌いなあたし。
世界なんていらないあたし。
世界にはいらない、あたし。
そんなあたしが、この空に落ちて溶けることはできるのかな。あたしの穢れをぶちまけてしまうだけではないのかな。
でも、それもいいか。
一点のシミになって、青空を汚して、そうしたらあたしのことを知るすべての人の記憶からあたしがいなくなったとしても、あたしはあたしを見てもらえる。
ぜんぶ、持っていくよ。記憶も、ここに存在した証もぜんぶ引き連れて、空に堕ちるの。
地上に広がるあの小さな、でも本当はどこまでも広い空の中へ、あたしはうまく堕ちていけるのかな。人が見上げるあの中心で、あたしは上手に空の中へ消えることができるのかな。
でも、誰かがあたしの背中を押すの。
ココロのドアに拳を痛いくらいにぶち当てて、ここは苦しいから早く何もないあの蒼い場所へ出してって叫ぶの。
風が、冷たい。
手すり、ざらざらする。
下から、みんなが見てる。
ココロが割れてく音がする。
小さな空が、見える。
そして、
あたしは、
堕ちる。
空に、
堕ちる。
そこにいた人々は、すべてを見ていた。
彼女が手すりを乗り越える瞬間も、足元のコンクリートを蹴る瞬間も。
誰かが息を呑む、音がした。
真っ直ぐに地面の水溜りに、彼女が落下する。
落下、する。
水の中の小さな空へ。
大学3年生か4年生の時に書いたやつが出てきたので上げてみた。
自分の中では結構好きな作品。
遠い遠い地面にへばりついた、蒼。
小さな、空。
空の縁にはたくさんの人が立って、あたしを見上げていた。
あたしは堕ちる。
空に、堕ちる。
イメージだけが先に、遥か下方の空へ飛び込んでいく。
あたしのココロは冷たい。きりきり痛いくらいに、冷たい。あたしの周りを今吹き抜けていく風に冷やされたみたいに、冷たくなって、からからに乾いて、罅割れてしまいそうだ。
いつからだったろう。繰り返し繰り返し、思ったんだ。
こんな世界、いらない。あたしなんて、いらない。死にたいとかそうゆうんじゃなくて、消えたいって。誰にも必要となんかされてないなら、消えちゃいたいって。
あたしがいなくなって、そしたら誰かが泣いてくれたりするのかな。そうやってココロに疵となって残るのもいいな。でも、できるならあたしが存在した記憶ごと、ぜんぶぜんぶ、あたしというものがなくなってしまえばいいのにって、何度も思った。
冷たい痛み。
誰も知らない、あたしの痛み。
だって、考えてもみなかったでしょう? あたしのポーカーフェイス、見破ってくれた人はいなかったもの。それとも、それはあたしが気づかなかっただけ?
誰かが言ってたっけ。人は誰もが一人で生まれてきて、そして死ぬときも結局は一人なんだよって。淋しくて仕方がなくて、だから自分以外の熱を求めて、寄り添い合うんだって。
でも、あたしには何かを共有してくれる人がいない。共有したい人がいない。
だってあたしの中は真っ黒で、どろどろで、誰かに触れたらその人まで穢してしまいそう。あたしのそういった部分も含めてあたしを抱きしめてくれる人なんて、いない。だったら不用意に触れてキレイなものを汚すくらいなら、あたしなんていらない。
世界がキレイなもので多い尽くされてるなんて幻想みたいなこと、言わないよ。ううん、この世界にはキレイなものなんてほんの一握りしかないと思ってる。でも、だからこそ、そのキレイなものにあたしの汚れを移すことはしたくないんだ。
それは、あたしの中の、きっと唯一のキレイな部分。
ただのエゴかもしれない。だけど、あたしはこれ以上あたしとおんなじ痛みと穢れを、ここに広げてはいけない。触れたくても触れられない眩しいくらいの笑顔を、見ていたいから。
ああ、でもそれを見続けることは、あたしには叶わないんだ。
かろうじて脈打っていた何かが、苦しいと叫ぶ。これ以上は無理って叫ぶ。
からりと乾いたココロが、罅割れる音が聴こえるの。痛みに耐えられなくて、かさついた悲鳴を上げるの。
ここにいてはいけないと、あたしを追い立てる。
だからあたしは堕ちる。
この空の中へ、堕ちるんだ。
屋上に吹く風は冷たくて、錆びついた手すりはざらざらしていて、でも、空だけはさっきまでの雨を感じさせないくらいに高く、蒼い。
あたしが今まで見た中で、一番キレイな、空。
ああ、でもいつだってみんなの上にはこの空が広がっていたんだ。あたしの中の重たい何かがきっと先に落ちてしまって、そうしてようやくあたしは、本当の蒼さを知れたんだね。
汚いあたし。
愛されないあたし。
自分が大ッ嫌いなあたし。
世界なんていらないあたし。
世界にはいらない、あたし。
そんなあたしが、この空に落ちて溶けることはできるのかな。あたしの穢れをぶちまけてしまうだけではないのかな。
でも、それもいいか。
一点のシミになって、青空を汚して、そうしたらあたしのことを知るすべての人の記憶からあたしがいなくなったとしても、あたしはあたしを見てもらえる。
ぜんぶ、持っていくよ。記憶も、ここに存在した証もぜんぶ引き連れて、空に堕ちるの。
地上に広がるあの小さな、でも本当はどこまでも広い空の中へ、あたしはうまく堕ちていけるのかな。人が見上げるあの中心で、あたしは上手に空の中へ消えることができるのかな。
でも、誰かがあたしの背中を押すの。
ココロのドアに拳を痛いくらいにぶち当てて、ここは苦しいから早く何もないあの蒼い場所へ出してって叫ぶの。
風が、冷たい。
手すり、ざらざらする。
下から、みんなが見てる。
ココロが割れてく音がする。
小さな空が、見える。
そして、
あたしは、
堕ちる。
空に、
堕ちる。
そこにいた人々は、すべてを見ていた。
彼女が手すりを乗り越える瞬間も、足元のコンクリートを蹴る瞬間も。
誰かが息を呑む、音がした。
真っ直ぐに地面の水溜りに、彼女が落下する。
落下、する。
水の中の小さな空へ。
大学3年生か4年生の時に書いたやつが出てきたので上げてみた。
自分の中では結構好きな作品。